オレたちバブル入行組 作:池井戸 潤
話題作を読みました
実家に帰ったら、母が読んでいたという
まぁ、いかにもな感じの出会いでありましたが
なかなか面白く読めたのでレビウであります
テレビ見てないけど、これでみんなと会話できます
さておき、内容は銀行ものと思ってましたが、
どちらかというとサラリーマン無宿といった具合で、
初期の島耕作を彷彿とさせるような、
読んでいて腹たてながらも、それを解消すると
まぁ、そんな按配でありました
結構骨が太い経済物だろうと身構えて読んでいたのですが
そういうわけでもなく、とっつきやすく
銀行だからどうしたとかいう話でなく、
社会というか、会社というか、組織への
不満とやるかたないそれを描いたという
このあたりは、ドラマ七つの会議見て思ったのと
さほどにかわりないのかもしれません
ちょっとやりすぎ感があるというか、
まぁ、物語上そうなるだろうなというストーリーなんだが、
なんというか、さすがにもうちょっと人間味というか、
そこまであけすけに悪いことないだろう
悪いにしても、うまいことやるだろうと
いくつか思わなくもなかったのでありますが
その、悪党も白党も、みんながみんな
売り言葉に買い言葉的な生き方で
そこまでいきがったりしないだろうと、ちょっと動転するというか
それこそが、バブル入社という人たちの
メンタリティなんだろうかと
わからないと感じつつも、読み進めてしまうのでありました
快適に進んでいくし、スムースに落ちていくというあたりは
最終的に追い詰められる敵側がかわいそうという
ダイハード見ているような気分に
ならなくもないのでありますけども、
ドラマ的に、仇役の妻女が出てきてひと悶着とか
落とし前のつけかたが、ちょっとだけ悪ぶった感じとか
なかなか、完全に悪オチするような
ひどい展開でないのが、ほどよい読後感でありまして
面白かったと思うのでした
話題作を読みました
実家に帰ったら、母が読んでいたという
まぁ、いかにもな感じの出会いでありましたが
なかなか面白く読めたのでレビウであります
テレビ見てないけど、これでみんなと会話できます
さておき、内容は銀行ものと思ってましたが、
どちらかというとサラリーマン無宿といった具合で、
初期の島耕作を彷彿とさせるような、
読んでいて腹たてながらも、それを解消すると
まぁ、そんな按配でありました
結構骨が太い経済物だろうと身構えて読んでいたのですが
そういうわけでもなく、とっつきやすく
銀行だからどうしたとかいう話でなく、
社会というか、会社というか、組織への
不満とやるかたないそれを描いたという
このあたりは、ドラマ七つの会議見て思ったのと
さほどにかわりないのかもしれません
ちょっとやりすぎ感があるというか、
まぁ、物語上そうなるだろうなというストーリーなんだが、
なんというか、さすがにもうちょっと人間味というか、
そこまであけすけに悪いことないだろう
悪いにしても、うまいことやるだろうと
いくつか思わなくもなかったのでありますが
その、悪党も白党も、みんながみんな
売り言葉に買い言葉的な生き方で
そこまでいきがったりしないだろうと、ちょっと動転するというか
それこそが、バブル入社という人たちの
メンタリティなんだろうかと
わからないと感じつつも、読み進めてしまうのでありました
快適に進んでいくし、スムースに落ちていくというあたりは
最終的に追い詰められる敵側がかわいそうという
ダイハード見ているような気分に
ならなくもないのでありますけども、
ドラマ的に、仇役の妻女が出てきてひと悶着とか
落とし前のつけかたが、ちょっとだけ悪ぶった感じとか
なかなか、完全に悪オチするような
ひどい展開でないのが、ほどよい読後感でありまして
面白かったと思うのでした