CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

NHKスペシャル 神の数式

2013-09-24 20:26:27 | ドラマ映画テレビ感想
久しぶりに帰ってきたといっていいのか、
サイエンスでも、数学や物理といった、
もうちょっと奇怪なものに関するNスペであります
神の数式なる、万物を示すことができる数式とか
もう、なんだその中二病みたいなそれ
本当にあるんだそうで、それがどういうものか、
なんなのかを、なるべく解りやすく解説という
無謀を見せてくれた
実に素晴らしい番組でありました

まったく解りませんでした、されど、凄い面白かった

いつだったかの、ポアンカレ予想のときもそうでしたが、
言っている意味が理解できないけども、
なんか凄いことらしいと、そう思わせてくれる番組つくりは
驚嘆なのでありますけども、
今回も、かなり優れた物理学者が出てきて
こんなにいっぱい、ノーベル物理学賞受賞者っているのかと
呆気にとられるほど、ごろごろ解説に出てきたので
ちょっとありがたみというか、
凄さみたいなのが薄れていたように感じてしまいましたが
あれ、全部が、ものすごい人たちなんだよなと
改めて思うにつけ、恐ろしい学問だと思うのであります

さて、今回は、わずかな数式で、
世の中の最小と定義される素粒子の話を示したところ、
そして、ブラックホールとかで現される
重力が空間を曲げるという話
それぞれを数式で表していました
数式の記号や、全ての事象については
まったく説明がなく、いつになく不自然というか
まぁ、説明のしようがないんだろうなと
うすうす思いつつも、かなり思い切った番組構成に
戦慄したものであります

さりとて、素粒子説明における、
現実では整ったものは崩壊する
という定義というか、なんとかの破れなるものについて、
もう理解というか、本当に言っている言葉はわかるけど
意味がさっぱりこってり理解できない
俺は、バカなんだろうと思い知らされるような
あの潔いほど凄い説明に感銘を受ける
凄い面白かった、あのくだり、
日本人物理学者で、当時は、未来が見える人と呼ばれたとか
もう、プロレスラーみたいな渾名だなと
感激したのでありますが
その人が、釈迦の説法かのように、崩れると認めたことが
世界を拓いたというのは恐ろしいことでありました

その後の、ヒッグス粒子については、
かえってというか、こっちはなんとなくわかる、
数学でいうところの、イマージナリーと同じ手法だよなと
勝手に理解したふりをしていたのですが
そう思うと、これよりも、調和が崩れる論のほうに
何か、心引かれてしまうなと感じたりだったのでありました

と、まぁ、主に第一部が面白くて
第二部にはあまり言及できていないのでありますが
それはそれ、高校のときに物理とは絶対に合わないと思っていながら、
いまさらあこがれてしまうというところ
呼び起こしてくれた、この番組に感謝なのでありました
また、やってほしいけども
あんまり通らないんだろうな、残念きわまりない