CLASS3103 三十三組

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軍師官兵衛  忘れえぬ初恋

2014-01-12 20:44:33 | NHK大河ドラマ感想
NHK大河ドラマ「軍師官兵衛」
第二話を無事視聴完了であります
すげぇ、面白かった
楽しみ方がわかった、そんな気がした一話でありました

序盤の戦風景がすばらしく、
なんというか、描きたいこと、描かれたこと、物語
全部が一体となって、とんでもなく面白かった
惜しいのは、官兵衛の殺陣が速すぎたことでしょうか、
走りよって馬に乗るシーンは、
馬首返しのところといい、抜群にかっこいいアクションでしたが、
刀のそれこれが速すぎるというか、
刀の重みを完全に模擬のそれにしているせいで、
なんというか、刀殺陣のそれじゃないというのが
凄く残念でありました
そして、改めて、刀の殺陣って難しいんだと思い知らされた

他のエキストラは、精鋭を選んだというだけあって、
薙ぎではなく、突きを多用して、
そういったことがなかっただけに、なんというか惜しい
でも、よかった
すっげぇかっこよかった
馬乗ってみてぇと思った
と、そのあたり、血沸き肉躍る具合でありましたが
さらに、前回に続いて、孫子をさらっと諳んじたり、
もう、視聴者を無視したといっても過言でない
唐突な十面埋伏とか素晴らしすぎる
ああ、軍師というのを講談風に描きたいんだと思うというか
勝手に伝わった感じがしたので
まぁ、楽しみで仕方ないと
一気に高評価でありました、素晴らしい

その他のシーンも、微妙な人間関係を
少ないシーンでよく見せるし、
せつせつとヘイトポイントを集めていくような
官兵衛の若さとかも、いい塩梅できいていて
俄然楽しみなのであります

そういえば、序盤の200くらいの小競り合いの情景が
かなり驚きでありました、
投石をあそこまでちゃんと描いたのは
それこそ風林火山以来かと、小山田を思い出す
なんというかステキなそれでありましたが
かなりのエキストラと馬を用意して
ダイナミックに、小競り合いを描くという
そうか、その手があったかと思い知らされた次第であります
大合戦じゃなくて、小競り合いに金をかけると
重厚な戦シーンになるとは
思いもしませんでしたが見事であります
あれくらいの画面量で、すかすかのようにも見えるけども
あの感じが小競り合いなんだろう
それでも人は傷つくし死ぬしねと
ちょっと、感慨深いというか感じるところがありました

また、当時をなんとか再現させるという
途方もない夢をかなえてくれそうだと
それだけでも見る価値が高いと
楽しみで仕方ないのでありました
あと、信長の弟殺しの描き方も見事であります
どんどん、ライトな視聴者が消えていくだろうと
手に取るように解るが
これは見ていくしかないと思わされ、
できれば、そんな人がいっぱいいるといいなぁと
願わずにおられないのであります