劣化国家 著:ニーアル・ファーガソン
難しい本を読みました
衰退する西欧諸国を憂えるといった内容で
イギリス人が書いた本なんだそうだが、
本当、イギリス人とは仲良くなれそうもない
なんというか、どうもわかりにくい
小難しいうえに、交えられる冗談が
私には理解できないからパニックになってしまう
この状態からして、このイギリス人に笑われてしまうだろう
ああ、イギリス人じゃなくて、スコットランド人だったかな
ともかく、英国紳士というくくりでありましょう
さて、そんなわけで、どうして西欧がぐずぐずしだしたのか、
国家とは、そもそも、どういったものによって
それが形作られていき、運営されていくのか、
何がきっかけになって、滅んだり興ったりするんだろうか
そんなことを書いてあったように読んだのでありますが
いくつかのポイントから、現在のくたびれた西欧について
資本主義というのが失敗だったのか、
民主主義というのが間違いだったのか、
宗教がどうだったかといったことを
あれこれと考察していた本でありました
ここのところ読み続けておりました、哲学系とは
また一線を画するものの、
天下国家を語る本というわけで、極めて難解という印象でした
心に唯一というか、ようやっと理解できたのが、
「私学」といいますか、私立学校の重要性について
あれこれと語った部分でありました
これが多いと、必然的に全体のレベルが上がるという話し
読んで初めは、おかしくないか?
今の日本は、バカみたいに学校が増えてにっちもさっちもいかないんじゃ
などと考えたのでありますが、どうやら
そういう有象無象がどうしたというよりは、
官製の学校では育まれることのない、さまざまな
有益な教育というのは、やはり私立という
民製のそれからしか生まれないというお話
官製だと、必然的に教師も堕落し学生も堕落する
よい教育という評価が、どうにも改まらないというか
お仕着せでよろしくないといったことが、
私学にすることで、優秀な教育人材が教鞭をとり、
そこにさらに優秀な学生が集まるという寸法でありました
そう、全体を底上げするんじゃなくて、
より優れた人を育てるのに欠かせないといった
そんな具合であったように想います
一定の水準を満たすことは重要であります
生産性をあげるため、文字を読めたほうがいいし、
計算ができたほうがいい、そんなことは当たり前ながら、
それ以上に、本当の学問というか、練磨を求めるには
やはり優秀なそれこれが必要だろうという
少しばかり、エリート贔屓のような内容だと
自嘲気味に書いていましたが
なかなか考えさせられる内容でありました
ともあれ、西欧が劣化してきている現状を
どうにかするためにあれこれと気をもんでいる
そんなことを書いた本だと、私には読めたのですが
噴飯ものであると笑われそうで
なんというか、悔しいような恥ずかしいようなであります
難しい本を読みました
衰退する西欧諸国を憂えるといった内容で
イギリス人が書いた本なんだそうだが、
本当、イギリス人とは仲良くなれそうもない
なんというか、どうもわかりにくい
小難しいうえに、交えられる冗談が
私には理解できないからパニックになってしまう
この状態からして、このイギリス人に笑われてしまうだろう
ああ、イギリス人じゃなくて、スコットランド人だったかな
ともかく、英国紳士というくくりでありましょう
さて、そんなわけで、どうして西欧がぐずぐずしだしたのか、
国家とは、そもそも、どういったものによって
それが形作られていき、運営されていくのか、
何がきっかけになって、滅んだり興ったりするんだろうか
そんなことを書いてあったように読んだのでありますが
いくつかのポイントから、現在のくたびれた西欧について
資本主義というのが失敗だったのか、
民主主義というのが間違いだったのか、
宗教がどうだったかといったことを
あれこれと考察していた本でありました
ここのところ読み続けておりました、哲学系とは
また一線を画するものの、
天下国家を語る本というわけで、極めて難解という印象でした
心に唯一というか、ようやっと理解できたのが、
「私学」といいますか、私立学校の重要性について
あれこれと語った部分でありました
これが多いと、必然的に全体のレベルが上がるという話し
読んで初めは、おかしくないか?
今の日本は、バカみたいに学校が増えてにっちもさっちもいかないんじゃ
などと考えたのでありますが、どうやら
そういう有象無象がどうしたというよりは、
官製の学校では育まれることのない、さまざまな
有益な教育というのは、やはり私立という
民製のそれからしか生まれないというお話
官製だと、必然的に教師も堕落し学生も堕落する
よい教育という評価が、どうにも改まらないというか
お仕着せでよろしくないといったことが、
私学にすることで、優秀な教育人材が教鞭をとり、
そこにさらに優秀な学生が集まるという寸法でありました
そう、全体を底上げするんじゃなくて、
より優れた人を育てるのに欠かせないといった
そんな具合であったように想います
一定の水準を満たすことは重要であります
生産性をあげるため、文字を読めたほうがいいし、
計算ができたほうがいい、そんなことは当たり前ながら、
それ以上に、本当の学問というか、練磨を求めるには
やはり優秀なそれこれが必要だろうという
少しばかり、エリート贔屓のような内容だと
自嘲気味に書いていましたが
なかなか考えさせられる内容でありました
ともあれ、西欧が劣化してきている現状を
どうにかするためにあれこれと気をもんでいる
そんなことを書いた本だと、私には読めたのですが
噴飯ものであると笑われそうで
なんというか、悔しいような恥ずかしいようなであります