「学力」の経済学 著:中室 牧子
経済的な指標を用いて、学力をどう評価するか
それに挑んでいる経済学者の研究発表でありました
なかなか面白い内容でありました
学力という切り口ではあるものの、
研究テーマとして、どうやって調査するか、テストするかと
その方法論めいたところを解説してて
学術的なんだけども、読んでいてなるほどと面白い
不思議な内容でありました
学ぶべきところというか、
箇条書きにして大切なことを書き出しておくと
・学力への注力は幼い頃がてきめんである
・学校は学力以外も鍛えているので馬鹿にならない
・ゲームは一時間まで
まぁ、そんなところでありましょうか
知ってるよという声が聞こえそうなそれでしたが、
これらを知ってるという程度ではなくて、
ちゃんと物証というか、データから読み解いていくというのが味噌で
なかなかここが楽しいのでありました
ここで、調べるのがどんだけ大変かと
そんな話も盛り上がるようにできているわけですが、
なるほど確かに、コントロール区を用意しつつの検証は
本当、こと学校に関しては難しいわなと思わされることしきり、
実験的内容によって、将来が破綻する可能性も
なきにしもという具合だから、
まぁ賛同は得られないだろうし、これは大変だと思うところ
仕方ないから、自然発生的に比較できる内容を導き出してきて
あれこれと見るというのも、これまた
宝探しめいていて面白そうだけど
大変な学問だなと思わされた次第であります
また、当然のようにというか、
これを突き詰めていくと気づいてしまう、
みんなが賢くなってしまうと優位性がでなくなるという
攻略法が陳腐化するという、
プログラミングされたゲームでは出てこない難題が
なかなかどうして、考えさせられるのでありました
結局、一部が優位性を保つために
知識やデータを囲い込んでしまうというのが
ありうるようにも思うんだが、
どの程度まで、基礎力としてはぐくむべきか
なかなか考えさせられたのでありました
珍しく、ちゃんと頭使って読んだと
自分で思いつつ、さらさら読めるのに
濃い一冊でありました
経済的な指標を用いて、学力をどう評価するか
それに挑んでいる経済学者の研究発表でありました
なかなか面白い内容でありました
学力という切り口ではあるものの、
研究テーマとして、どうやって調査するか、テストするかと
その方法論めいたところを解説してて
学術的なんだけども、読んでいてなるほどと面白い
不思議な内容でありました
学ぶべきところというか、
箇条書きにして大切なことを書き出しておくと
・学力への注力は幼い頃がてきめんである
・学校は学力以外も鍛えているので馬鹿にならない
・ゲームは一時間まで
まぁ、そんなところでありましょうか
知ってるよという声が聞こえそうなそれでしたが、
これらを知ってるという程度ではなくて、
ちゃんと物証というか、データから読み解いていくというのが味噌で
なかなかここが楽しいのでありました
ここで、調べるのがどんだけ大変かと
そんな話も盛り上がるようにできているわけですが、
なるほど確かに、コントロール区を用意しつつの検証は
本当、こと学校に関しては難しいわなと思わされることしきり、
実験的内容によって、将来が破綻する可能性も
なきにしもという具合だから、
まぁ賛同は得られないだろうし、これは大変だと思うところ
仕方ないから、自然発生的に比較できる内容を導き出してきて
あれこれと見るというのも、これまた
宝探しめいていて面白そうだけど
大変な学問だなと思わされた次第であります
また、当然のようにというか、
これを突き詰めていくと気づいてしまう、
みんなが賢くなってしまうと優位性がでなくなるという
攻略法が陳腐化するという、
プログラミングされたゲームでは出てこない難題が
なかなかどうして、考えさせられるのでありました
結局、一部が優位性を保つために
知識やデータを囲い込んでしまうというのが
ありうるようにも思うんだが、
どの程度まで、基礎力としてはぐくむべきか
なかなか考えさせられたのでありました
珍しく、ちゃんと頭使って読んだと
自分で思いつつ、さらさら読めるのに
濃い一冊でありました