道教の世界5 神仙幻想 道教的生活 著:土屋 昌明
いよいよ、シリーズ最終巻であります
道教における、神仙の物語、ここへ憧れること
仙人にどう近づこうかと、そんな話を
事実というか、実際に記録として残っている話をもとに
解説していくという内容でありました
唐代の話をもとに進んでいき、
道教の話なんだけども、唐という時代、
その時の長安の様子から、道教華やかな時代の生き方が出てきて
非常に興味深く読めたのでありました
当時、日本から遣唐使が使わされたわけだけども、
そこで仏教を持って帰ろうといっていたのに
唐では、道教が全盛であるという事実、
実際に町並みがそうであったというところが
大変に面白いと思えたのでありました
ここで、道教を持って帰らなかったのが日本の凄いところなのかもと
思ったり感じたりもするのでありましたが
ともかく、唐に道教がどれくらい浸透していたかが
わかるというものであります
李世民から、則天武后、その娘、そして楊貴妃と玄宗皇帝と、
唐の時代を経巡って、仏教と道教がいったりきたりする
趨勢を調べながら、その都度、どのような道士が活躍して
仙人への憧れがあったか、長生への期待や、
李白をはじめとした、神仙に近い人間の行き方への賞賛なんかがありまして
唐がやがて滅びていくとき、またその人たちが
どう生きていったかも書かれて
仙人という政治を嫌い、世間を捨てていくという姿が
なんというか、この頃に神聖化していったと
そういうことが、実際に今とつらなりなんて
感じたりして本を楽しんだのでありました
李白が仙人であるというのが、
形容なんじゃないかと思っていたけども、
実際に仙人であったというか、そのあり方が仙人を定義したみたいで
これもまた、面白いことだなとなんか
ちゃんと勉強したような気分になれたのであります
これを機会に、唐の歴史関係書を読むか、
あるいは、老子をしっかり勉強するか
読書が読書を呼ぶような心持になったのであります
感想というよりも、全部余談であるな
いよいよ、シリーズ最終巻であります
道教における、神仙の物語、ここへ憧れること
仙人にどう近づこうかと、そんな話を
事実というか、実際に記録として残っている話をもとに
解説していくという内容でありました
唐代の話をもとに進んでいき、
道教の話なんだけども、唐という時代、
その時の長安の様子から、道教華やかな時代の生き方が出てきて
非常に興味深く読めたのでありました
当時、日本から遣唐使が使わされたわけだけども、
そこで仏教を持って帰ろうといっていたのに
唐では、道教が全盛であるという事実、
実際に町並みがそうであったというところが
大変に面白いと思えたのでありました
ここで、道教を持って帰らなかったのが日本の凄いところなのかもと
思ったり感じたりもするのでありましたが
ともかく、唐に道教がどれくらい浸透していたかが
わかるというものであります
李世民から、則天武后、その娘、そして楊貴妃と玄宗皇帝と、
唐の時代を経巡って、仏教と道教がいったりきたりする
趨勢を調べながら、その都度、どのような道士が活躍して
仙人への憧れがあったか、長生への期待や、
李白をはじめとした、神仙に近い人間の行き方への賞賛なんかがありまして
唐がやがて滅びていくとき、またその人たちが
どう生きていったかも書かれて
仙人という政治を嫌い、世間を捨てていくという姿が
なんというか、この頃に神聖化していったと
そういうことが、実際に今とつらなりなんて
感じたりして本を楽しんだのでありました
李白が仙人であるというのが、
形容なんじゃないかと思っていたけども、
実際に仙人であったというか、そのあり方が仙人を定義したみたいで
これもまた、面白いことだなとなんか
ちゃんと勉強したような気分になれたのであります
これを機会に、唐の歴史関係書を読むか、
あるいは、老子をしっかり勉強するか
読書が読書を呼ぶような心持になったのであります
感想というよりも、全部余談であるな