簡単料理は簡単か? 著:有本葉子
料理本かと思ったら、ライフスタイル本というか、
簡単料理という言葉から考える、生活に関する本でありました
哲学とまではいわないけども、暮らしについて、
丁寧なそれこれの効用というか、よいところ、あるべきではないかという提案とともに
写真を織り交ぜて語る本でありました
料理としては、塩むすびと、おだしの取り方、ほうれんそうのお浸し、
このあたりをメインに扱っていまして、
いわゆる「簡単料理」だけども、その簡単を丁寧にする、
そこをどう考えるかによって、簡単とは何かしら、
昨今の急ぎすぎなあれこれはどうだろうかと考えるきっかけを作るような本でありました
実際、書かれている内容とか、載ってる写真とか見てると
凄い美味しそうだなと、自分でもやってみたいと強烈に思うんだが、
やはり、そこを乗り越えていくことができないなと
いつもの通りになってしまうのであります
けども、書かれていることは、納得というか、その通りだなと思うところも多くて、
大上段に環境がという話ではなく、手近な、自分の近くから
少しでもサステナブルっぽいことをはじめてみてはどうかな、
それって、昔からの台所だよねという感じで
お手軽に語られているので、読んでいて苦にならないというか、
ああ、そういう側面とかあるよねーなんて、思ったりするのであった
確かにその通りということではあるんだが、
この「簡単」を行うことの難しさというか、求められる崇高さのようなものが、
なかなか得難いそれだよなと改めて思うのと同時に、
スピードをというのは、決して悪いことばかりではないのではと
少しばかり反論してみたくもなるんだが、
このあたりは、価値観の違いというものがはっきりとしているよなと、
重きを置く部分が、生活の根底から異なるから、
この議論は平行線になろうなと思ったりしつつ
これはこれとして、憧れに近いものだなと読んでいて感じたのでありましたとさ
料理本かと思ったら、ライフスタイル本というか、
簡単料理という言葉から考える、生活に関する本でありました
哲学とまではいわないけども、暮らしについて、
丁寧なそれこれの効用というか、よいところ、あるべきではないかという提案とともに
写真を織り交ぜて語る本でありました
料理としては、塩むすびと、おだしの取り方、ほうれんそうのお浸し、
このあたりをメインに扱っていまして、
いわゆる「簡単料理」だけども、その簡単を丁寧にする、
そこをどう考えるかによって、簡単とは何かしら、
昨今の急ぎすぎなあれこれはどうだろうかと考えるきっかけを作るような本でありました
実際、書かれている内容とか、載ってる写真とか見てると
凄い美味しそうだなと、自分でもやってみたいと強烈に思うんだが、
やはり、そこを乗り越えていくことができないなと
いつもの通りになってしまうのであります
けども、書かれていることは、納得というか、その通りだなと思うところも多くて、
大上段に環境がという話ではなく、手近な、自分の近くから
少しでもサステナブルっぽいことをはじめてみてはどうかな、
それって、昔からの台所だよねという感じで
お手軽に語られているので、読んでいて苦にならないというか、
ああ、そういう側面とかあるよねーなんて、思ったりするのであった
確かにその通りということではあるんだが、
この「簡単」を行うことの難しさというか、求められる崇高さのようなものが、
なかなか得難いそれだよなと改めて思うのと同時に、
スピードをというのは、決して悪いことばかりではないのではと
少しばかり反論してみたくもなるんだが、
このあたりは、価値観の違いというものがはっきりとしているよなと、
重きを置く部分が、生活の根底から異なるから、
この議論は平行線になろうなと思ったりしつつ
これはこれとして、憧れに近いものだなと読んでいて感じたのでありましたとさ