CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

台湾行き当たり場当たり旅 22 チャイナエアラインのビジネスで帰国

2024-01-09 21:05:19 | 台湾行き当たり場当たり旅(2023)

さて、いよいよ帰国である
すったもんだしたが、なんとか帰国できるのでよしとしたわけだが、
やたらチケット高価いなと思ってたら、
なんとビジネスクラスだったことに後から気づいて慄く
とんだ散財じゃないか…台湾便で使うのもったいなすぎるだろう
思ったが、これしか帰りの便がなかったので仕方なし
意を決して、せっかくだからビジネスクラスをしゃぶりつくしてやろうと
貧乏人らしい闘志に燃えて空港をうろうろ



高価な方のターミナルは初めてだったので、おろおろとしてしまったんだが、
なんというか、全体的にとても豪華に見える
チャイナエアラインが高価な路線かというとそんなはずもないのだが、
いつものLCCとは全く違う受付などにどぎまぎしたのである




とりあえず無事チェックインはできたのでよしとして、
せっかくだからと、タイガーエアの窓口にいって返金してもらおうと
ターミナル間をつなぐ無人輸送機で移動を試みる
ずいぶん前に、到着駅を間違えてこいつで移動したなと思い出したんだが
なかなかのスピードで走る快適な箱でありました



タイガーエアの窓口では、日本語が通じそうで通じない
微妙なラインで会話が成り立っていたんだが、俺の手持ちの端末の動作が悪かったらしく
四苦八苦して、結局窓口の方の端末で無事返金手続きを終えることができて
とりあえず一安心したのでありました、これが帰ってこないととんでもなく法外な旅費となってしまうところだった
いや、帰ってきても高価いんだけども、具体的にはこの帰り便片道チケットだけで、いつもの台湾旅行ができてしまうくらい
父親の分も払わなくてはならず、なかなか衝撃的な散財となったがよしとする
さて、また戻ってから空港ビルをうろうろして、飛び立つ飛行機を見守りつつ
いい感じに過ごしたので、そろそろ特典利用しようと移動





ゲートをくぐって、二階に上がったところに、チャイナエアラインのビジネス専用のラウンジがありまして、
そちらにご厄介となるのである
物凄くビビりながら入ったというか、貧乏旅行の風体なので、入るのにチェックが厳しかったように
おびえてしまったわけだけど、ちゃんとチケットを見せて無事入室完了





ラウンジでは、食べ放題、飲み放題なんだそうで
これだと知っていたら、台北駅で無理してごはん食べなくてよかったと
後悔してしまったんだが、少しでも元を取ろうとあさましいことから、
ちょこちょこ食べ物をつまんで、ビール飲んでと過ごしたのでありました
台湾ビールの他に、サッポロ黒ラベルの台湾バージョンもあって、凄いよかった!
食事も台湾料理とホテルのビュッフェにありそうなものばかりで、
甘い物まであるから、まぁ至れり尽くせりで大変よかった
客層は名前の通りといっていいのか、ビジネスマンが多い様子で、
みんな手持ちのノートPCであれこれやりつつ、ちびちび飲んでいる感じで
貧乏人があさましく飯を食う姿など見るはずもなかったのである、恥ずかしい、けど美味しかった





そして、いよいよフライト時間が迫ってきたので搭乗開始
ちゃんと高級側から乗り込むぜ、呼ばれるのも早いぜ!と
意気揚々ではあるんだが、なんせ慣れてないのでものすごくおっかなびっくりしていたのを覚えているばかり
もっとシートとか、色々写真撮ったらよかったんだが、そんなことしている人もいないので
恥ずかしさに負けて、いそいそと座ったのである
椅子がすさまじく豪華でゆったりしていて、自動リクライニングするのがかっこよかった
フライト前にそれをしてしまったんだが、とりあえず戻して、再度飛び立ってから使ったんだけど
快適極まりなかった、疲れ方が全然違うわこれ、すげぇな


そしてウエルカムドリンクにオレンジジュースをいただく
これも100%果汁と思しきものだが、さわやかに甘くて最高だった






そして、機内食のフルコース
父親とそれぞれ別のものをと頼んだんだが、和食が正解だったと思うところ
ウナギまで食わせてもらったというか、もう、どれもこれもすさまじく旨い
これまた、ラウンジでムダに食うんじゃなかったとか、いかにも貧乏人がやっちまう失敗を
ことごとく憂えたりしたんだが、それはそれとして本当においしかったのである
凄いぞビジネスクラス!なんて豪華で、頼もしいんだ

フルコース並なので、食べているだけであれよあれよと時間は過ぎて
また、快適すぎる椅子なんだが、興奮しすぎて眠ることもできず
久しぶりに画面のある椅子だと、あれこれシートをいじり倒して過ごしていたら
あっという間に帰国したのでありました
ブランケットと高級スリッパももらってきて、
ことごとくあさましいことをし尽くしてきたわけだけども、
他の乗客においては、食事が出てきても食べないでいる人がいたり
まぁ、慣れている人というのはすごいなと衝撃を受けたのでありました
絶対こういうお金持ちに私はなれないだろうと強く印象を持ったのでありました



そして、セントレアにようやっと到着して、この旅を終えたのでありますが、
台風の余波著しく、新幹線およびJRが壊滅的なダイヤ状況で、
翌朝、実家の車で早朝帰宅、そのまま出社とかして
なんとか日常へと戻ったのでありました
最後台湾と関係ないけど、まぁ、貴重な経験をしたと記しておくのである

今回は、基隆にいくのを楽しみにしていたわけだが、
全然楽しめなかったのでリベンジしたいと気持ちを新たにしていたら
八斗子の、像鼻岩が崩落したり、二度と観ることができないものを逸したりと
残念な状況を知ってうなだれたのである
が、また行くぞ、今度こそ基隆の夜市を堪能するのだと、誓うのでありました

おしまい

前の
21 燕山湯圓と剥皮寮、台北駅で昼食