宙わたる教室 作:伊与原新
ドラマが面白かったので原作まで手をだしてしまった
読んでありありと、ドラマの風景も浮かんで、
本当、いいドラマ化だったんだなと改めて感心したんだが
原作の良さというのも認識できて、凄くいい読書になった
謎の多い定時制高校の教師が受け持つ、科学部の物語と
まぁそれくらいにしておこうというくらい
あれこれ語ったらネタバレになってしまう
いや、物語の性質上それはネタバレとも異なる気がせんでもないが
ともかく、あれこれあらすじ書いてしまうと
なんか面白さのどこかを減じてしまいそうな
それなりに謎というか、後々判明することが多い物語でありました
とはいえ、主軸となる学生たちそれぞれのエピソードと、
だんだんと科学部が形を成してきて、研究が進んでいく姿というのが
ただ読んでいてもすごく面白くて
やっぱり青春ドラマ要素というか、学校要素というのは不思議な魅力があるなと
物語中にもある「学校に通いたかったんじゃないか」というそれが
文章からといっていいのか、物語から伝わってくるようでよかった
先にドラマを見てしまったばっかりにそこに印象を引っ張られてしまったわけだけど、
原作の方が想像の余地というべきか、語られないバックボーンがいくつも
提示だけされているというのがよいところもであり、
ドラマであの展開は、このあたりから膨らんだのかと思ったりして
なんとも楽しく読んだのだけど、原作ならではといっていいのか
文章だからこそ伝わってくるような、柳原と学生たちの和解とでもいうような告白劇が
凄く心に響く内容に思えてとてもよかった、
重大な発言というか、隠していた事実として公表されたもの
その重さが、先生と生徒というか、柳原と彼らの間でずれていて
しかも、その本当のところを生徒が言い当ててしまうというのは
文章だからこそ、ぐっとくるシーンだなと思わされて、ここ好きだなーと
思わずうなってしまったのである
柳原の過去という部分についても、文章で読んだ方が
その性格や性質の部分がより鮮明になるように思えて、
謎多きという姿の正体のようなものが見えるようでもあり、いいなと思えたのであるが
研究風景の描写が個人的にはすごくよくて、凄く楽しそうな姿が浮かんできて
大変楽しく、気持ちよく読めたのでありました
最終発表の大団円も、清々しさがあり、気づけば全員の成長を見てとったような
気持ちの良い余韻があって、とても楽しかった
明るい未来が続く期待に溢れてて、とかくよいものを読んだと思えたのである
ドラマが面白かったので原作まで手をだしてしまった
読んでありありと、ドラマの風景も浮かんで、
本当、いいドラマ化だったんだなと改めて感心したんだが
原作の良さというのも認識できて、凄くいい読書になった
謎の多い定時制高校の教師が受け持つ、科学部の物語と
まぁそれくらいにしておこうというくらい
あれこれ語ったらネタバレになってしまう
いや、物語の性質上それはネタバレとも異なる気がせんでもないが
ともかく、あれこれあらすじ書いてしまうと
なんか面白さのどこかを減じてしまいそうな
それなりに謎というか、後々判明することが多い物語でありました
とはいえ、主軸となる学生たちそれぞれのエピソードと、
だんだんと科学部が形を成してきて、研究が進んでいく姿というのが
ただ読んでいてもすごく面白くて
やっぱり青春ドラマ要素というか、学校要素というのは不思議な魅力があるなと
物語中にもある「学校に通いたかったんじゃないか」というそれが
文章からといっていいのか、物語から伝わってくるようでよかった
先にドラマを見てしまったばっかりにそこに印象を引っ張られてしまったわけだけど、
原作の方が想像の余地というべきか、語られないバックボーンがいくつも
提示だけされているというのがよいところもであり、
ドラマであの展開は、このあたりから膨らんだのかと思ったりして
なんとも楽しく読んだのだけど、原作ならではといっていいのか
文章だからこそ伝わってくるような、柳原と学生たちの和解とでもいうような告白劇が
凄く心に響く内容に思えてとてもよかった、
重大な発言というか、隠していた事実として公表されたもの
その重さが、先生と生徒というか、柳原と彼らの間でずれていて
しかも、その本当のところを生徒が言い当ててしまうというのは
文章だからこそ、ぐっとくるシーンだなと思わされて、ここ好きだなーと
思わずうなってしまったのである
柳原の過去という部分についても、文章で読んだ方が
その性格や性質の部分がより鮮明になるように思えて、
謎多きという姿の正体のようなものが見えるようでもあり、いいなと思えたのであるが
研究風景の描写が個人的にはすごくよくて、凄く楽しそうな姿が浮かんできて
大変楽しく、気持ちよく読めたのでありました
最終発表の大団円も、清々しさがあり、気づけば全員の成長を見てとったような
気持ちの良い余韻があって、とても楽しかった
明るい未来が続く期待に溢れてて、とかくよいものを読んだと思えたのである
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます