アンと幸福 作:坂木司
物語としても、確実にステップアップというか成長を続けるアンちゃんのお話
とうとうそこまで来たか…と感慨深く読むわけだが
そもそも、どうしてアルバイト始めたんだったかと
よくよく考えて、たぶん一話というか、はじめの話を読んでないなと思うのだが
まあ、それは些細なところで、
相変わらず和菓子に関するうんちくと、楽しい会話劇、
何よりも、ほどよい人間ドラマが描かれていて
大変よかったと思うのである
また、新たな別れも描かれてしまうのが切ないが
人間の成長にこれはつきものなんだなと、改めて思い知るのであった
というわけで、アンちゃんが、いつものように接客しつつ
でも、慕っていた上司が変わり、その変わった上司がなんか変わってる(わざと)と
まぁそういうお話だったわけだが、ちょっとした推理劇場が、
少々考えすぎではないかと思うような、
上司部下の関係性へのセンシティブな問題であったり、
和菓子と俳句の関係であったりを解き明かしていくのが
ほのぼのと楽しくよかったと思うのである
まあ、やっぱり何よりもお菓子だけでなく、
なんでも美味しそうに食べるアンの姿と
それを微笑ましく見守る職場のみんながある
この風景、そういう描写が、読みどころだよなと
しみじみ味わったといった感じでありました
また、和菓子と関係しそうなそうでもないような
アドベンチャーワールド推しが大変よろしく、
作者のリビドーが詰まり過ぎではないかと思ったりしたんだが
楽しいことを楽しいと書かれていると、読んでいるこっちも楽しくなってしまうという
幸せの連鎖に巻き込まれた感じがあって
ほどよく幸せな気分になれる小説だったように思うのであった
まぁ、出てくる乙女のようなことは
一切持ち合わせていないんだが、そういう気分というか
雰囲気を味わうだけで、日頃のくさくさしたものが溶けていくような気がして
よいなと思うのである
そんなわけで、緩やかな幸せと、少しばかりの悩み
そして成長をという物語をしっかり読んで楽しめたのでありました
人生のステップアップがまぶしい
物語としても、確実にステップアップというか成長を続けるアンちゃんのお話
とうとうそこまで来たか…と感慨深く読むわけだが
そもそも、どうしてアルバイト始めたんだったかと
よくよく考えて、たぶん一話というか、はじめの話を読んでないなと思うのだが
まあ、それは些細なところで、
相変わらず和菓子に関するうんちくと、楽しい会話劇、
何よりも、ほどよい人間ドラマが描かれていて
大変よかったと思うのである
また、新たな別れも描かれてしまうのが切ないが
人間の成長にこれはつきものなんだなと、改めて思い知るのであった
というわけで、アンちゃんが、いつものように接客しつつ
でも、慕っていた上司が変わり、その変わった上司がなんか変わってる(わざと)と
まぁそういうお話だったわけだが、ちょっとした推理劇場が、
少々考えすぎではないかと思うような、
上司部下の関係性へのセンシティブな問題であったり、
和菓子と俳句の関係であったりを解き明かしていくのが
ほのぼのと楽しくよかったと思うのである
まあ、やっぱり何よりもお菓子だけでなく、
なんでも美味しそうに食べるアンの姿と
それを微笑ましく見守る職場のみんながある
この風景、そういう描写が、読みどころだよなと
しみじみ味わったといった感じでありました
また、和菓子と関係しそうなそうでもないような
アドベンチャーワールド推しが大変よろしく、
作者のリビドーが詰まり過ぎではないかと思ったりしたんだが
楽しいことを楽しいと書かれていると、読んでいるこっちも楽しくなってしまうという
幸せの連鎖に巻き込まれた感じがあって
ほどよく幸せな気分になれる小説だったように思うのであった
まぁ、出てくる乙女のようなことは
一切持ち合わせていないんだが、そういう気分というか
雰囲気を味わうだけで、日頃のくさくさしたものが溶けていくような気がして
よいなと思うのである
そんなわけで、緩やかな幸せと、少しばかりの悩み
そして成長をという物語をしっかり読んで楽しめたのでありました
人生のステップアップがまぶしい
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