CLASS3103 三十三組

しがない個人ホームページ管理人の日記です。

東京2020オリンピック

2021-08-08 20:49:49 | スポーツ
終わった

現地開催だから、結構な数の競技が放映されていて
一生懸命あれもこれもと見ていたんだが、
勤め人をしていると日中の競技が見られないので、
面白そうな競技とかを見届けられなかったのが残念でありましたが、
それでも、一挙に世界基準の大会を見ることができたというのは
楽しい事この上なかったのでありました

スポーツクライミング
個人的に、これだけは始まる前から期待していた競技で、
割と見ることができたし、日本もメダルに絡んでと凄い楽しめた
3つの競技のうち、ボルダリングがものすごく面白くて、
あの、頭を使わないといけないというパズル感覚は、
見ていても面白いけど、一度やってみたいという感想を抱いてしまう
罪深いスポーツだなと思ったところ
ただ壁を登っていく姿というのがこんなに面白いとは予想以上で
凄い楽しめた協議でありました
技といっていいのかしらんが、トップ選手のアプローチの仕方がかっこよすぎるというか、
それが答えなのかという感じが凄く面白い、よい競技でありました
近所にボルダリングジムがいくつか出来てたけど
混雑するんだろうな、いいなー、流行が一巡したくらいに一度やってみたいと思うほどでありました

ケイリン
前々からある競技だったけど、本格的に見たのは初めてでありました
あのスリリングな展開というか、レースの面白さは図抜けていたんじゃないか、
そう思うほど、わくわくしてみたというか、手に汗握る感じでありました
タイマン勝負で、駆け引きしながら周回していく姿が、
理屈はわからんけど、なんか仕掛けたり、誘ったりしてんだなというのが
感覚的に伝わってくるのが面白くて、
視覚聴覚的にも、ラストの銅鑼が鳴るところの盛り上がりが最高で、
あそこからのデッドヒート、すげぇスプリントがたまらんなと
これは見ているスポーツとして最高に面白いと思ったのでありました
あまり深みにはまると、競輪にはまってしまいそうだから
気を付けないといけないやつだと、つくづく思うのでありました
いや、そういう競技だから見ていて面白いという
ごく当たり前のことなのかもしれない

この二つが個人的にはものすごく面白かったと思ったスポーツでありました
自転車はBMXとか見たらもっと面白かったのかもと思うが
見損ねたのが残念でありました

あとは、見たいと思ってたのに
放送してるかわからなくて見られなかった、馬術、トライアスロンは、
次回大会であるなら見逃さないようにしたいと思うものでありましたとさ
アスリートの全力を見られるというのは面白い
スポーツ観戦という娯楽を改めて認識した
よいイベントでありました
次はパラリンピックを楽しむぜ

【読書】“無人地帯”の遊び方 人力移動と野営術

2021-08-07 20:50:32 | 読書感想文とか読み物レビウー
“無人地帯”の遊び方 人力移動と野営術  著:高橋庄太郎

ビジュアルブックのようでもありましたが、
キャンプを題材にした本でした
過酷苛烈な場所へ行くというほどではないが、
人がいない場所へ行きたいという欲求をかなえるため、
北海道や四国の人里離れた場所へキャンプにいくメンバーたちの
行動指針や、道具、食料等々、
タイトルの通り野営術を指南する本でした

昨今流行のソロキャンプとは異なるので、
複数人でいくメリットと、気を付けることみたいなのも触れられていて
なかなか興味深いのであります
人のいない場所に行くという欲望については、
なんとなく理解しやすいというか、
アウトドア引きこもりめいた思考について思いをはせつつ
最近のキャンプグッズは便利で、軽いものが多いんだなと
特にやる予定もないのに、知識だけ増えてしまった

登山とも異なるわけで、こういうのをなんと呼ぶのか知らないが、
ともかく、大自然の中に入っていって、数日過ごそうという目論見なんだが、
人がいないということは、それだけに危険だったり、
人間的な居心地の悪さというのがあるようで、
眠る場所の確保や、食料調達なんかが大半の問題になるんだなと
改めて、家で寝ているということの幸せをかみしめてしまうのである

こういうのは楽しそうだし、やってみたいなとも思う反面、
これで流行して、素人が分け入ってしまうことで、
自然が荒れてしまうんだろうなという懸念も抱いたりしてしまうところ
本としては、ごみは持ち帰るという当たり前のことから、
トイレ、排せつの処理方法についても触れていたので、
人糞をそこらに放置しないということにも言及しているのは
よいことだなと感心したりだったのでありました
だからといって、やってくれるかどうかはわからんよなぁ

フリーランスの仕事の人が書いているということもあってか、
命を大切にするキャンプの心得として無理をしないことを書くところで、
スケジュールに追われて判断を誤らないように、
難しいときは、無断欠勤するべきだと断言しているのが
ある意味衝撃的でありました、そりゃそうだが、どうなんだ
まぁ、そういう覚悟がないのにやるなということなんだろうかな

人によっては、こういうキャンプをした後に
家族と別地で合流して、そのまま普通の旅行にシフトして
快適なホテル空間で過ごすという贅沢極まりないこともしているようで
それも楽しそうだけども、遊び方というのは
無限だなと思わされるのでありました

昨今流行の昆虫食でもないが、
野営地で食べるものに、昆虫が当たり前に入っていたのが興味深いのであります
もう人類はそういう時期にきているということなんだろうかな

NHKスペシャル 2030 未来への分岐点 「AI戦争 果てなき恐怖」

2021-08-04 21:27:43 | ドラマ映画テレビ感想
NHKスペシャルの長期シリーズであります
2030年に世界がどうなっているか、
そのあたりの未来予測的な話をしているわけだが、
ちょっとしたドラマとあわせたり、試行錯誤している番組なんだが
それはそれとして、
前回見たAI戦争の話が、トピック的に凄い面白かったので
これだけ単独でレビウっておこうというメモであります

温暖化の問題だとか、ゲノム編集の現在、プラスチック汚染等々、
いわゆるSDGsというやつに配慮した番組かしらと
ぼんやり見ていたのでありましたが、
いや、それでも、ゲノム編集のやつとかは、とうとうそこまできたか、
というか、既に金持ちの間くらいではやってそうだなとか
そんな、SFめいた現実の話を見ていたという具合だったんだけども
この最新回にあたる、AI戦争の話はやたら面白かった

番組の性質上といってしまっていいのか、
取材という手法そのものが、既に時代遅れになっているとも考えられるのだけども、
最新として紹介される内容が、取材がまとまる頃には陳腐化しているというのが
往々にしてあるといった感じなんだけども、
今回のこれは、ゲリラに展開できるくらい安くなっているというのがポイントで、
いわゆる、最新技術の一般化という観点でみて
無茶苦茶面白い、いや、危なくって仕方ないという感じが
刺激的でよかったと思うのでありました

AI兵器という紹介のされ方をしていたわけだけども、
AIと、わざわざつけているから、SFくさいけど
割と単純な、敵と判断したものに突撃して爆発するという
誘導ミサイルの廉価版みたいなのが、凄く簡単に量産できるようになっている
そんな現状だったわけで、これはなんというか、
そこらの一般人ですら扱えるようになってしまっているんだなというのに
驚くというか、怖いというか、いわれてみればそうかと
納得してしまって、現実感に乏しい、
なんというか、気付いたら死んでいるに近い状態になってるんだと
考えさせられたのであります

敵味方を割りと簡単に判断して突撃してくる
なつかしのガンダムF91に出てきたバグと同じ原理が
とうとう現実に実装されてしまったんだなという感じが
物凄いSF感なのに、現実だというのが凄いと思うばかりでありました

AIが凄いという次元はとうの昔に通り過ぎていて、
今は、これが凄い安くできあがっているから、
地雷みたいに、お手軽兵器として、世の中に放たれる可能性があるんだなと
ショックを受けるといった話でありました
凄いAIが、安い
この安いという部分が恐怖でもあるんだが、
考えてみれば、一世を風靡した囲碁やら将棋やらのAIも
人間を越えてからは、安価に人間を楽しませてくれるそれこれになっているのが
兵器でも同じようなことが行われているだけだと思えば
変なことはなんにもないのだけども、
なんだろう、同じことしか書いてないが

ともかく、凄いスピードで凄い技術がどこにでもあるものになっている
そういう時代に生きているんだと、改めて思い知ったのでありました

【読書】両利きの経営

2021-08-03 21:10:07 | 読書感想文とか読み物レビウー
両利きの経営  著:チャールズ・A・オライリー

新規事業の探索と、既存事業の深掘りを同時に行う経営
戦力の逐次投入的な、やってはいけない方法のようだけども、
そのバランスをとって、本業の資本を利用しながら
イノベーションを促すということが
今後の会社経営には必要だという話を
いくつかの事例とともに紹介する本でありました

それが出来れば苦労しないと、
両方に投資する、一種矛盾を要するそれをこなせる経営者資質というもの、
優れたリーダーシップが必要という話なんだが、
どっちかだけに集中投資するというのは、
あまりよろしくないという話のほうが味噌だったように思うところ
なんだかんだ、成功したという話よりも、
それができなかった企業の失敗談のほうが
しっくりくるというか、読んでいて面白いと思ってしまったのであります
両利きの経営よりも、サクセストラップと呼ぶ、
成功体験への拘泥のほうが身近な感じがして
その危機感を覚えるだけでも、よい本だったように思うのであります

大成功をおさめた企業ほど、その成功にとらわれてしまい
革新ができなくなってしまう、
革新を組織内で起こすためには、分離独立を果たしつつも
本体とのつながりを切ってはいけない、
その資本を利用できないといけないというのがポイントだったんだが
そういう成功から見ると、なんでそんなところにというところへの投資が
社風的に許されるようになるか、
感情の面のコントロールが極めて難しいというのが
よくよくわかる話でありました
実際、新しいことをするというのは、そういうことなんだろうけど
起業家精神というのは誰にでもあるもんでもないし
そういうのではない社員の中で、それを突き進むというのは、
結局、独立したほうが早くない?的な感じになってしまうんだろうし
組織人が、起業家精神を持ちうるというのは
難しい話だよなと思わされたのでありました

新しい業種への転換がうまくいったかどうか、
有名なコダック、富士フイルムの話なんかも挙げられていたけども
IBMの戦い、HPのスキャナ事業、NASAですら失敗していた話
なかなか、どれも面白い実例であったのだが、
教訓というか、これでばっちり的な教訓が得られたかというと
極めて難しい、読み物として面白いといった本にも思えるところが
自分の限界であるかなと感じた次第である

【読書】億万長者だけが知っている 教養としての数学

2021-08-02 21:10:35 | 読書感想文とか読み物レビウー
億万長者だけが知っている 教養としての数学  著:ヒュー・バーカー

物々しいタイトルだけども、
経済に生かされている数学の話を面白おかしく紹介する
そんな感じの数学読本でした
入門書というほどでもない、本当に入り口、ないし、その前くらいを紹介している
雑学本に近い内容だったような感じでもあったが
なかなか楽しく数学を知ることができる一冊でありました

数学がどのようにして世界の役に立っているか、
いや、どう生かされているか、どこに潜んでいるかといったことを
わかりやすい事例に絡めて紹介しているという感じで、
やっぱり、とっかかりやすい、ギャンブルとか投資とか金融とか、
お金にまつわるところについて
数学的思考による実験や、歴史なんかが披瀝されていて
よく知られた話も多いのだけども、読んでいるとわくわくするのであります
ギャンブルで、どういう賭け方をするのがよいかとか、
暗号のなりたちだとか、そのあたりに数学が組み込まれていて、
また、数学者たちがそれに挑んでいったエピソードなんかが面白い

そうかと思うと、さらっと数式が出てきたりして
正直そこだけ、不親切極まりないくらい説明がないから
やっぱり数学難しいなとい感じてしまうんだが
数学を簡単に見せる本ではないから、数学の魅力を映しているという意味では
よくできた本だったのかもしれない
とはいえ、確率計算のための数式が、結構というか
だいぶ面倒くさいものを含んでいたので
これを読んで、よし、そこらの弱小賭場で荒稼ぎとは
絶対にいかない感じだなと思ったのだけども
ブラックジャックとカードカウンティング、
株式の割安さ(PER)、このあたりはわかりやすく説明されていて
読んでいる分には、頭がよくなったかのような錯覚に陥ることができるのであった

結局のところ、数学お決まりの素数に吸い寄せられていくと
そんな感じでもあるのが、いかにも数学本という感じなんだが、
こういう、世間にわかりやすそうな話題でまとめた本であっても、
どうやったって、素数の魅力の説明に字数を割いてしまうというのが
数学者というか、数学好きの性みたいなもんだろうかと
何度も読んだ素数に関する不思議のあれこれを
今回も読んだというお話でありました

あとは、解かれていない命題の紹介もあったが
紹介者すらも理解していないとさじを投げているところが
いっそ清清しいと思えるくらい、さらっとしていて
数学本なのに、かなり数式が少ない、読んで楽しい本だったと思うのである

東京オリンピック2020 柔道女子78kg級

2021-08-01 20:20:47 | スポーツ
相変わらず毎日楽しく見ています
仕事の加減で、ほとんどの試合が、終わってたりして
心底がっかりしていたのでありますが、
ダイジェストで見ていて、驚愕したので動画配信を探しまわって
見たのが、柔道女子78kg金メダリスト濱田尚里選手でありました
強すぎるだろう、一人だけ次元が違う…

この前日だったか、その前だったかに、
男子で大野選手が注目された上に大活躍で金メダルと
華々しかったのもよかったんだが、
濱田選手は、解説実況ともに「寝技が得意です」というお決まりの台詞で紹介してたけど
得意とかいうレベルなのかこれわという、
まさに無敵といって相違ない寝技の応酬に
しびれたのでありました、凄すぎる

聞いたところでは、柔道強化のためにサンボもはじめたら
そっちでも国際大会で優勝しているとか、
ちょっとなんか違くない?という身体能力の持ち主のようで、
寝技は練習でどうにかなるといわれるけども、
ここまでくると天性のものがあるとしか思えない
天才っぷりに、くらくらしたのでありました

決勝で、腕がらみを相手の胴着で縛る方法を使ってたんだけど、
あれって、国際大会とかでも使われるものだったんだと
始めた頃の練習で習うそれだったのに、
その有効性の素晴らしさに驚いたのでありました
このあたりは、本当に練習の賜物といった感じなんだろう、
手際がよすぎる、あれで待てがかからないというのもまた凄いわ

毎回上背で、自分より明らかに大きいのばっかりだというのに
転がしたら、あっという間に締める、関節とる、押さえ込むの
三つを同時進行的に仕掛けられるというのが図抜けていて、
初戦、横四方で押さえ込んでいるんだけども、
腕を決めているほうが強くて、あれは関節でも一本取ってたんじゃないかという周到な技、
準々決勝は実況だと隅返しといってたけど、巴投げで、
そこからの横締めが基本どおり、頭の方向へ締め上げていくんだけども、
その際に相手が回転してしまわないよう反対側の腕を極めていて、
あっという間に締めあがってしまっているのが流麗すぎて怖かった、
習ったとおりの動きなんだが、あんなに綺麗にできるものなのか、
いつの間に、相手の右腕をとっていたんだろう
準決勝は、大内狩りで相手を倒したんだが、そこからが早い
瞬時に腕が伸びているのを逃さず、十字に極める
またこの極める角度がねじり挙げながら、上方に向っていて
確実に折れるという恐ろしい内容だったように見受けられた、凄すぎる
あの角度だと踏ん張れないから、まいったするしかないんだよな

そして決勝、上述の通り基本どおりの胴着を使った極めがよかったんだけど、
この試合が一番寝技として充実していて、相手の無理なしかけに乗じて、
今度こそ、隅返しの形をとりつつ、相手を返して上をとって、
ここから胴着を使って上半身の自由を封じて、足をぬいて押さえ込み
鮮やか過ぎて声もあげられないような見事な技ばかりで嘆息見舞ったのでありました

まぁ、実際寝技が際立っているし、それでしとめているんだから
寝技が強いというのは間違いないんだが、
立ち技も見事で、そこから寝技までをあらかじめ想定している動きというのが
一番の強さなんだろうなと思った次第でありました
相手からすると、不用意な技で寝技になったら負けるし
おろおろしてると、相手が崩してきて寝技に引きずり込まれるし
投げ技で一本とりにいくしかないというのが恐怖だろうなと
思わされたのでありました
逆にいうと、そういうスタイルでは日本だと苦戦してしまうのかもしれない
だから今回初だったのか、そういうもんでもないのか
わからないんだが、自衛官というのは凄いなと
今回の金メダルで昇進して三佐になるんでは?とかいわれてて
色々すげぇなと感心しきりあったのでありました

柔道はいっぱい日本がいっぱいメダルとったし、
凄い技も随所に見られたので大変面白かったのでありました