昨日から始めた ALAN アラン・ロードに使うホイールの整備
今日はリムの磨きと Campagnolo カンパニョーロ レコード ハブ
を分解し最高の状態に整備をしてやりましょう この時代のカンパ
のハブは良いですよ

このホイールに使われているリム スーパーチャンピオン
アルカンシェルです 後輪はばらし、イタリアンに組み替え
ますが 前輪はそのまま使います


前後のハブです これは今までに散々触って来ましたが
これ位の汚れなら カンパは新品の様に輝きを取り戻します

リムはハブの整備をする前に磨きました 今回は機械に頼らず
全て手作業です

では ハブを分解しましょう
この後ろハブ 何か不思議な手応えを感じます この感触は
今まで カンパのハブで感じた事が無い手応えです


前後のハブをばらし 何時もの様にガソリンで丁寧に
洗浄 脱脂をします


構成部品を洗浄し ハブボディも一度磨きました
前後のロックナットですが 78年と75年の刻印が有ります
カンパのハブはこれで おおよその製造年が分かります


グリスアップをする前の表面処理は Microlon Metal Treatment
マイクロロン メタルトリートメント この商品を使う時の味噌は
熱 これはマイクロロンのサイトでも触れていない事です
これで準備が整いました では組んで行きましょう



回転部に使うグリスは Microlon Assembly Lubricant
マイクロロン アッセンブリー ルブリカント 摩擦係数を
減らし 耐久性も延ばす優れたグリスです
このシャフトに塗布した時点で 今までのグリスに無い
延びの良さに驚かされます
このグリスは粘度が低く グリスを利用してスチールボールを
並べる事が出来ません 最初はボールレースに鋼球を入れるのに
かなり手こずりましたが 最近はグリス無しでボールを並べられる
様になりました
何時もの手順でハブを組み上げ 玉当りの調整もしたのですが
分解する前の妙な手応えが消えません これは何なんだ・・・

これか原因は 玉押しにクラックが入っています
玉押し単体では気が付かなかったですが ロックナットを締めると
口が開く様です
しかし困ったなあ こんな部品をどうするんだ
ん、ちょっと待てよ・・・


ピスト用のハブの補修部品として リアハブの部品を一式
保管して有った シャフトの径も一緒だから使えるだろう
左:補修部品 右:クラックが入った玉押し
ネジのピッチも合うし同じ形状だ これを使おう
でも私のストックが無くなるのは辛い


クラックの入った玉押し この状態ではほとんど視認出来ない
カンパのハブの小物は玉押しに限らず 良く割れるんですよね
今までに割れた小物達 こんな物も捨てずに置いてある(笑)


そんな事が有りながら しっかりと整備が終わった CAMPAGNOLO RECORD ハブ
CAMPAGNOLO がクイックレリーズ ハブを最初に製造したのは 1933年
この時は 継ぎハブと呼ばれる 胴とフランジを別に製造し、後工程で一体化した物
アルミ合金で一体型のレコードハブが出来たのは 1960年 この当時から玉当りは
素晴らしかったらしいです
しかし綺麗なハブだと思いません? 機能的に優れた物は 容姿も綺麗
正にそれの見本の様な部品ですね
今日はリムの磨きと Campagnolo カンパニョーロ レコード ハブ
を分解し最高の状態に整備をしてやりましょう この時代のカンパ
のハブは良いですよ

このホイールに使われているリム スーパーチャンピオン
アルカンシェルです 後輪はばらし、イタリアンに組み替え
ますが 前輪はそのまま使います


前後のハブです これは今までに散々触って来ましたが
これ位の汚れなら カンパは新品の様に輝きを取り戻します

リムはハブの整備をする前に磨きました 今回は機械に頼らず
全て手作業です

では ハブを分解しましょう
この後ろハブ 何か不思議な手応えを感じます この感触は
今まで カンパのハブで感じた事が無い手応えです


前後のハブをばらし 何時もの様にガソリンで丁寧に
洗浄 脱脂をします


構成部品を洗浄し ハブボディも一度磨きました
前後のロックナットですが 78年と75年の刻印が有ります
カンパのハブはこれで おおよその製造年が分かります


グリスアップをする前の表面処理は Microlon Metal Treatment
マイクロロン メタルトリートメント この商品を使う時の味噌は
熱 これはマイクロロンのサイトでも触れていない事です
これで準備が整いました では組んで行きましょう



回転部に使うグリスは Microlon Assembly Lubricant
マイクロロン アッセンブリー ルブリカント 摩擦係数を
減らし 耐久性も延ばす優れたグリスです
このシャフトに塗布した時点で 今までのグリスに無い
延びの良さに驚かされます
このグリスは粘度が低く グリスを利用してスチールボールを
並べる事が出来ません 最初はボールレースに鋼球を入れるのに
かなり手こずりましたが 最近はグリス無しでボールを並べられる
様になりました
何時もの手順でハブを組み上げ 玉当りの調整もしたのですが
分解する前の妙な手応えが消えません これは何なんだ・・・

これか原因は 玉押しにクラックが入っています
玉押し単体では気が付かなかったですが ロックナットを締めると
口が開く様です
しかし困ったなあ こんな部品をどうするんだ
ん、ちょっと待てよ・・・


ピスト用のハブの補修部品として リアハブの部品を一式
保管して有った シャフトの径も一緒だから使えるだろう
左:補修部品 右:クラックが入った玉押し
ネジのピッチも合うし同じ形状だ これを使おう
でも私のストックが無くなるのは辛い


クラックの入った玉押し この状態ではほとんど視認出来ない
カンパのハブの小物は玉押しに限らず 良く割れるんですよね
今までに割れた小物達 こんな物も捨てずに置いてある(笑)


そんな事が有りながら しっかりと整備が終わった CAMPAGNOLO RECORD ハブ
CAMPAGNOLO がクイックレリーズ ハブを最初に製造したのは 1933年
この時は 継ぎハブと呼ばれる 胴とフランジを別に製造し、後工程で一体化した物
アルミ合金で一体型のレコードハブが出来たのは 1960年 この当時から玉当りは
素晴らしかったらしいです
しかし綺麗なハブだと思いません? 機能的に優れた物は 容姿も綺麗
正にそれの見本の様な部品ですね