Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チューブラー タイヤ貼り ロードレーサー

2009-09-19 20:20:47 | 自転車 レストア ロード
前日にアランのフレームにヘッドと B.B小物を取り付け
自転車を組み上げる臨戦態勢が出来たが まだまだする事は有る
今日は先日組み直したホイールにもう少し手を掛け チューブラー
タイヤを貼りましょう




イタリアンに組み直したホイール そのリムは使用済みの物で
以前のリムセメントが風化して残っていた

このホイールの組み換え作業風景はこれ 
【 ロード ホイール組 緩み難いホイール 】




新しいタイヤを貼るのに 折角だから古いリムセメンを除去
これだけ劣化していると リムセメント リムバーを使うより
マイナスドライバーと真鍮ブラシで擦ってやる方が 仕事が早い






古いリムセメンを除去したリムや 新品のリムには床作りが必要
リムセメントを薄く塗り 速乾性なら半日も置けば良いでしょう






ベッド(床)も出来たので タイヤを貼りましょう
最近はクリンチャーに押され 商品も少なくなったチューブラータイヤ
選んだのは 主として練習用の Vittoria STRADA ビットリア・ストラーダ
295g の 21mm巾 普段乗りなら充分なタイヤです




リムにリムセメントを塗ります 私は指で塗ります
これが一番綺麗に塗れるし 汚れた指はシンナーで拭けば済むしね






ホイールのバルブ穴を上にし タイヤのバルブを差し込み
タイヤを左右に引っ張りながら ホイールの下へタイヤを
入れて行きます バルブが曲がらない様に注意して下さい

最近は何処も汚す事が無くなりましたが 慣れないとこの
作業で服やタイヤが リムセメンでコテコテになります(笑)




クリンチャーでは必要の無い作業ですが チューブラータイヤは
センター出しが必要です
タイヤに通常使用圧くらいの空気を入れ ホイールを回しトレッドを
リムのセンターに合わせ 振れが無い様に調整します

この作業は大変重要な事で 面倒だと思わずしっかりとしましょう
天ブレ(縦ブレ)まで取るメカニックが居るくらいです






タイヤ貼りが終わったホイール これはリムセメントが乾き
強度が出るまで一晩寝かします 使うのはそれからですね






タイヤの装着方向ですが 最近ロゴが右側と良く言われています
しかしタイヤはロゴで方向を決めるのでは無く トレッドを良く
確認して下さい

上からタイヤを見た時 V 字の先端、先の尖った方を進行方向へ
向けます これは濡れた路面での走行時、水捌けを考えての事です

トレッド重視でタイヤを装着したら 今回のビットリアのタイヤは
メーカーロゴは自転車の 左側になりました

さて タイヤも貼ったしもう少し細かな所を触れば ALAN アランの
ロードも組立です もう少しお付き合い下さいね

コメント (8)
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