Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

チューブラータイヤ パンク修理 方法 その1

2009-09-24 20:37:13 | ホイール
最近は衰退の一途を辿るチューブラータイヤ 自転車販売店で
使い捨てタイヤ と称して販売している所が有るのには驚いた
その様な誤った情報はいけません 今回はパンク修理の作業工程を
多くの写真を使い 細かな処までご紹介します






タイヤがパンクしたフロントホイール
今回は矢印の所に小さなガラス片が刺さっていました






ホイールからチューブラータイヤを外します
この時 タイヤの内側のフラップ(裏布)をタイヤから剥がさない様に
丁寧に作業をします あまり固い様でしたらドライバー等を使うのも
良いでしょう






有る程度 指が入る位タイヤが外れたら そこからゆっくりと
フラップ(ふんどし とも言う)を剥がさない様にタイヤを外します 
廉価版のタイヤは良くこのふんどしが外れるので注意して下さい




道具

チューブラータイヤのパンク修理には この様な道具を使います




VELOX ヴェロックスのチューブラー用 パンク修理セット
針や糸を含め 修理道具一式セットです しかしこれは
コストが高く付く為 私は他の物を用意しています








畳屋さんに分けて貰った 畳用の糸 これは学生時代から
自転車部員が皆これを使いましたが まだこれだけ残って
います
針は結構折れるので 手芸屋さんで太めの物を買っています
パッチゴムは 大きなサイズの物を切って使います




修理

今回は初めからパンクの場所が分かっていましたが
分からない場合は 空気を入れ、音や水に浸けおおよその
見当をつけます






パンクの箇所 その部分のふんどしを剥がします






ふんどしを剥がすと縫い目が見えるので パンク箇所の糸を
タイヤやチューブに傷を付けない様に切ります 6~7cm も
切れば充分でしょう






タイヤの切れ目からチューブを引き出し パンクの箇所を確認します
今回は目視で確認できましたが 分からなければ空気を入れ 
音や水に浸け確認します






チューブの穴の周りをサンドペーパーで荒します
この辺は一般車のパンク修理と同じです






チューブの穴の大きさに合わせ パッチゴムを切ります
ここで大きな物は必要有りません 穴が塞がれば良いので
7~8 mm角で充分です 大きなパッチゴムを貼ると空気を
入れた時 タイヤに段差が出来てしまいます






パッチゴムの用意が出来たら チューブに薄くゴム糊を塗ります






ゴム糊が指に付かない程度に乾いたら パッチゴムを貼り
良く圧着します チューブに当て物をしハンマー等で叩くのも
良いでしょう




チューブの穴を塞いだら 他にも穴が開いていないか空気を入れ
確認します これでチューブのパンク修理は完了です

これで終わらないのが チューブラータイヤのパンク修理
まだお裁縫が残っています

まだ修理作業が残っていますが 長くなってしまったので今日は
ここまでにします たかがパンク修理で 引っ張る様で申し訳ない
ですが続きは次回に・・・

この続きはこちら 【 チューブラータイヤ パンク修理 方法その 2 】

コメント (10)
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