順調に作業が進んでいる Tacurino タクリーノのロードレーサー
まだフレームだけの状態ですが こんな状態でポジション出しを
します 普通は自転車が組み上がってからの仕事ですよね

友人が今乗っているロードレーサー COLNAGO コルナゴ この自転車のポジションに
不満が無いとの事なので このポジションを再現します その為に現状の形を寸法取り
しています 前輪の下に色々と有るのは 自転車を水平にする為のもの


各要所の寸法を測るのにレーザーレベルを使い
ハンガーの中心を基本に各寸法を取って行きます
この作業 事前に済ませておきました

じゃ新しいロード タクリーノのフレームをセットします
ここで大切な事は 自転車を水平に置くと言う事です


自転車の水平 これは前後同じサイズのホイールを
使うなら 前後のハブシャフトの中心を 水平にして
やれば その自転車は水平に置かれていると言う事です
水平なレーザー光線に 前後のハブ芯を合わせました


このレーザー水準器は 縦方向にも垂直にレーザー光が
飛び これはハンガー芯に合わせています


さてポジション出しの基準になるのは サドル位置
これを決めれば ハンドルの高さや距離も決める事が
出来ます
今回選択したサドルは Sell San Marco セラサンマルコの
ASPD アスピデ お尻の座りが良く前後に使い分けし易い
サドルですね



シートポストは DEDA デダの ZERO 100 アルミですが
軽量の部類に入るでしょう 実測 254 g でした


こう言うものってそのまま使うのでは無く 一度分解し
掃除をした後 必要な所にグリスを塗布してやれば良い
ですね グリスは Campagnolo LB 100 を選びました

用意が出来たサドル この 2 本締めのクランプは
良いですね 前後角の調整をシビアにするなら
1 本締めは避けた方が良いな

フレームにサドルを装着し レザーの水平光から
高さを決めていきます


これはサドルの後退寸法を求めています ハンガー芯から
33 mm が求める位置です


サドルの水平を見ています これは人に依りさまざま
ですが この友人の自転車の基本は水平からやや前下がり

今回躊躇無く作業を進めているのは 事前に図面と寸法を落としておいた これが有るから
ただ私は図面の勉強なんてした事がありません ヘタクソなんてコメントはお控え下さい
私がへこみますから・・・ はは

これでサドルの位置決めが出来ました さらっと書いて
いますが 実は結構時間の掛かる作業です


じゃ次はハンドルの高さを決めましょう
用意しているステムも DEDA ZERO 100 アルミの
綺麗なステムです


長さについては事前に色々と考え決めました
これはハンドルの形状も変りますし 全く同じ事の
再現は難しい部分です しかしクランプ位置、高さは
決める事は出来ます
やはりレーザーの水平光から寸法を追っています


さまざまなスペーサーを入れ替え 希望の高さに
セット出来ました


先に位置決めをしたサドル これを本決めしましょう


付属のカーボン製シートクランプ ボルトはチタンです
これのネジや金属部にもグリスを塗っておきましょう

カーボン用の摩擦増強剤 Tacx タックス
Carbon Assembly Compound カーボン アッセンブリー
コンパウンド と言う商品 今回初めて使ってみます


シートポストに塗ってみます コンパウンド特有の
ザラツキ感をあまり感じません


シートパイプの内部にも塗っておきましょう
シートクランプを付けます


先程高さを合わせた所にマスキングテープを貼って
おきましたので そこに合わせシートクランプを締め
付けます
このアルミポストに摩擦増強剤は必要ないのかも
分りませんが 付属のシートクランプがカーボンで
何か強度が無さそうだったので コンパウンドを
使いました


摩擦増強剤は今迄フィニッシュラインの ファイバー
グリップを使っていましたが 今回のタックスの方が
使い易いですね これで効果が有るなら言う事なしです

さてこれで基本的なポジション出しが終わりました 自転車やフレームを交換する度に
必要なポジション合わせ これは本当に大変な事です一流の選手でも大きな悩みだと
思います 今回ここまでシビアにしましたが これでも自転車が完成してからまだまだ
微調整は必要ですね
さて、ステムの位置も決まったのでコラムを切ってしまいましょう
次回はコラムカットの様子をご覧頂きます
まだフレームだけの状態ですが こんな状態でポジション出しを
します 普通は自転車が組み上がってからの仕事ですよね

友人が今乗っているロードレーサー COLNAGO コルナゴ この自転車のポジションに
不満が無いとの事なので このポジションを再現します その為に現状の形を寸法取り
しています 前輪の下に色々と有るのは 自転車を水平にする為のもの


各要所の寸法を測るのにレーザーレベルを使い
ハンガーの中心を基本に各寸法を取って行きます
この作業 事前に済ませておきました

じゃ新しいロード タクリーノのフレームをセットします
ここで大切な事は 自転車を水平に置くと言う事です


自転車の水平 これは前後同じサイズのホイールを
使うなら 前後のハブシャフトの中心を 水平にして
やれば その自転車は水平に置かれていると言う事です
水平なレーザー光線に 前後のハブ芯を合わせました


このレーザー水準器は 縦方向にも垂直にレーザー光が
飛び これはハンガー芯に合わせています


さてポジション出しの基準になるのは サドル位置
これを決めれば ハンドルの高さや距離も決める事が
出来ます
今回選択したサドルは Sell San Marco セラサンマルコの
ASPD アスピデ お尻の座りが良く前後に使い分けし易い
サドルですね



シートポストは DEDA デダの ZERO 100 アルミですが
軽量の部類に入るでしょう 実測 254 g でした


こう言うものってそのまま使うのでは無く 一度分解し
掃除をした後 必要な所にグリスを塗布してやれば良い
ですね グリスは Campagnolo LB 100 を選びました

用意が出来たサドル この 2 本締めのクランプは
良いですね 前後角の調整をシビアにするなら
1 本締めは避けた方が良いな

フレームにサドルを装着し レザーの水平光から
高さを決めていきます


これはサドルの後退寸法を求めています ハンガー芯から
33 mm が求める位置です


サドルの水平を見ています これは人に依りさまざま
ですが この友人の自転車の基本は水平からやや前下がり

今回躊躇無く作業を進めているのは 事前に図面と寸法を落としておいた これが有るから
ただ私は図面の勉強なんてした事がありません ヘタクソなんてコメントはお控え下さい
私がへこみますから・・・ はは

これでサドルの位置決めが出来ました さらっと書いて
いますが 実は結構時間の掛かる作業です


じゃ次はハンドルの高さを決めましょう
用意しているステムも DEDA ZERO 100 アルミの
綺麗なステムです


長さについては事前に色々と考え決めました
これはハンドルの形状も変りますし 全く同じ事の
再現は難しい部分です しかしクランプ位置、高さは
決める事は出来ます
やはりレーザーの水平光から寸法を追っています


さまざまなスペーサーを入れ替え 希望の高さに
セット出来ました


先に位置決めをしたサドル これを本決めしましょう


付属のカーボン製シートクランプ ボルトはチタンです
これのネジや金属部にもグリスを塗っておきましょう

カーボン用の摩擦増強剤 Tacx タックス
Carbon Assembly Compound カーボン アッセンブリー
コンパウンド と言う商品 今回初めて使ってみます


シートポストに塗ってみます コンパウンド特有の
ザラツキ感をあまり感じません


シートパイプの内部にも塗っておきましょう
シートクランプを付けます


先程高さを合わせた所にマスキングテープを貼って
おきましたので そこに合わせシートクランプを締め
付けます
このアルミポストに摩擦増強剤は必要ないのかも
分りませんが 付属のシートクランプがカーボンで
何か強度が無さそうだったので コンパウンドを
使いました


摩擦増強剤は今迄フィニッシュラインの ファイバー
グリップを使っていましたが 今回のタックスの方が
使い易いですね これで効果が有るなら言う事なしです

さてこれで基本的なポジション出しが終わりました 自転車やフレームを交換する度に
必要なポジション合わせ これは本当に大変な事です一流の選手でも大きな悩みだと
思います 今回ここまでシビアにしましたが これでも自転車が完成してからまだまだ
微調整は必要ですね
さて、ステムの位置も決まったのでコラムを切ってしまいましょう
次回はコラムカットの様子をご覧頂きます