完成が近づいてきた Tacurino タクリーノのロードレーサー 今回は
以前に取り付けたブレーキの調整を行います どの様な自転車でも
必ず必要なこの作業 ブレーキ本来の性能を発揮させてやる為にも
しっかりと調整しましょう


さて今回はメンテスタンドから降ろし 前後の
ホイールを装着しディスプレースタンドを使って
調整します 使っているブレーキは
Campagnolo RECORD カンパのレコードです

使う工具はこの位 これはブレーキに依り
必要な物が違うので 整備するブレーキを
観察すれば良いですね


ブレーキのシューセット を本体から取り外します
使う工具はトルクスレンチ T25 のサイズ

ブレーキシュー = 舟 のネジやワッシャーの当る部分
そして分解した他のネジなどに薄くグリスを塗っておきます
但しこれは必ずしも必要な事では有りません 私が部品を
何時までも長く使いたいからする作業です 主な目的は
腐食防止です


ブレーキ調整で一番最初にするのは ワイヤーの
仮止め クランプ部も一度分解し薄くグリスを塗布
これをする事で構造も良く解り無駄にはなりません


インナーワイヤーをブレーキメカのクランプに止めます
クランプには溝が切って有り ワイヤーはその溝に入れます
ブレーキレバーの引き代を確認しながら ワイヤーが抜けない
程度に仮止めします

ブレーキシューの位置調整


先程のトルクスレンチを使い ブレーキゴムが
リムの上端 (タイヤの下部分=外周)から
1~2mmの位置に調整
ブレーキゴムの前と後ろが同じ隙間になる様に注意

次にブレーキシューのトーイン調整
これはブレーキゴムとリムの隙間を 前部分をやや狭く
後ろ部分をやや広くする事で ブレーキの鳴きを抑える
事が出来る調整方法です 最近はブレーキメカの強度も
増して来たので 必要は無いとも言われますが 有効な
方法では有るので 調整はしておきましょう


これは結構面倒な調整なんですが 簡単に出来る方法を
ご紹介 レポート用紙を用意しました 適度な厚さに
折りたたみ ブレーキゴムの後ろ側のゴムとリムの間に
紙を挟みます

ブレーキレバーを強く握り シュー取り付けネジを
一旦緩め 再度締め込みます これだけの作業
before after


自分が求めるトウインになる様 紙の厚さを加減すれば
良いですね

ブレーキのワイヤーの張りはここで決めます
ブレーキレバーの引き代を確認しながら インナー
ワイヤーを固定 取り付けネジは本締めします

ブレーキ本体のセンター調整 ブレーキゴムと
リムの隙間を左右揃え 片利きを防ぐ為の調整です
本体取り付けボルトを一旦緩め ブレーキレバーを
強く握り、再度ボルトを締めます それでほぼセンター
が出るでしょう


微調整はカンパの場合 このビスで行ないます
2 mm のアーレンキーで左右に回すと それに応じ
メカ本体が左右に動き 調整が出来ます


リアメカ ブレーキシューやワイヤーの張り調整は
フロントと全く同じです ただセンター出しは
15 mm のハブスパナなどを使うと後ろは比較的
簡単に出来ます

これで全ての調整が終わったので インナーワイヤーをカットします
この残すワイヤーの長さでも結構 自転車センスが現れる処です
この先端処理も必ず行いましょう これは変速機の調整をした時
一緒にしようかな
以前に取り付けたブレーキの調整を行います どの様な自転車でも
必ず必要なこの作業 ブレーキ本来の性能を発揮させてやる為にも
しっかりと調整しましょう


さて今回はメンテスタンドから降ろし 前後の
ホイールを装着しディスプレースタンドを使って
調整します 使っているブレーキは
Campagnolo RECORD カンパのレコードです

使う工具はこの位 これはブレーキに依り
必要な物が違うので 整備するブレーキを
観察すれば良いですね


ブレーキのシューセット を本体から取り外します
使う工具はトルクスレンチ T25 のサイズ

ブレーキシュー = 舟 のネジやワッシャーの当る部分
そして分解した他のネジなどに薄くグリスを塗っておきます
但しこれは必ずしも必要な事では有りません 私が部品を
何時までも長く使いたいからする作業です 主な目的は
腐食防止です


ブレーキ調整で一番最初にするのは ワイヤーの
仮止め クランプ部も一度分解し薄くグリスを塗布
これをする事で構造も良く解り無駄にはなりません


インナーワイヤーをブレーキメカのクランプに止めます
クランプには溝が切って有り ワイヤーはその溝に入れます
ブレーキレバーの引き代を確認しながら ワイヤーが抜けない
程度に仮止めします

ブレーキシューの位置調整


先程のトルクスレンチを使い ブレーキゴムが
リムの上端 (タイヤの下部分=外周)から
1~2mmの位置に調整
ブレーキゴムの前と後ろが同じ隙間になる様に注意

次にブレーキシューのトーイン調整
これはブレーキゴムとリムの隙間を 前部分をやや狭く
後ろ部分をやや広くする事で ブレーキの鳴きを抑える
事が出来る調整方法です 最近はブレーキメカの強度も
増して来たので 必要は無いとも言われますが 有効な
方法では有るので 調整はしておきましょう


これは結構面倒な調整なんですが 簡単に出来る方法を
ご紹介 レポート用紙を用意しました 適度な厚さに
折りたたみ ブレーキゴムの後ろ側のゴムとリムの間に
紙を挟みます

ブレーキレバーを強く握り シュー取り付けネジを
一旦緩め 再度締め込みます これだけの作業
before after


自分が求めるトウインになる様 紙の厚さを加減すれば
良いですね

ブレーキのワイヤーの張りはここで決めます
ブレーキレバーの引き代を確認しながら インナー
ワイヤーを固定 取り付けネジは本締めします

ブレーキ本体のセンター調整 ブレーキゴムと
リムの隙間を左右揃え 片利きを防ぐ為の調整です
本体取り付けボルトを一旦緩め ブレーキレバーを
強く握り、再度ボルトを締めます それでほぼセンター
が出るでしょう


微調整はカンパの場合 このビスで行ないます
2 mm のアーレンキーで左右に回すと それに応じ
メカ本体が左右に動き 調整が出来ます


リアメカ ブレーキシューやワイヤーの張り調整は
フロントと全く同じです ただセンター出しは
15 mm のハブスパナなどを使うと後ろは比較的
簡単に出来ます

これで全ての調整が終わったので インナーワイヤーをカットします
この残すワイヤーの長さでも結構 自転車センスが現れる処です
この先端処理も必ず行いましょう これは変速機の調整をした時
一緒にしようかな