Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

エルゴパワー シフトワイヤーの通し方

2011-10-24 20:47:15 | Tacurino ロード 組立て
タクリーノのコズマ 前回はカンパニョーロのエルゴパワーの
ブレーキワイヤーの通し方を紹介しました 今回はシフトワイヤーを
エルゴレバーに通します その作業風景をご覧下さい






カンパニョーロ レコード 11s のエルゴパワー
左側のレバーです ブラケット内側に有る 下り方面の
操作レバー このレバーを押し込む事でワイヤーが緩む
方向へ内部機構が動きます これは左右一緒です

ワイヤーを装着する前にこのレバーを押し込む操作をし 
ワイヤーが一番緩む状態にします これが一番最初にする
作業です






ブラケットのこの下の穴 ここからインナーワイヤーを
入れますが 内部にはワイヤーを巻き取るパーツが有り
その装着部にワイヤーを差し込みます

下から差し込んだインナーワイヤーは この黄色い部分に
出てきます






じゃ下からワイヤーを入れます ここでは下からこの
穴を覗き 巻き取り用パーツの装着部も見た方が
確実ですね






下が上手く入れば 上部からワイヤーが顔を出します
あまりあせらずゆっくりとすれば 上手く行きますよ






上部に出て来たインナーワイヤーは エルゴパワーの場合
ハンドルの外と内側のいずれかへ出す事が出来ます

今回はハンドルの内側を選択します




ここで最後までワイヤーを出し切ってしまいますが
最後の一(ひと)行程は ワイヤーが窮屈な状態に
なりますここで インナーワイヤーに折り癖など付け
ない様注意が必要です








出て来たインナーワイヤーにアウターを通します
ブラケットの装着部にアウターを奥まで差し込みます
アウターの被覆のねじれなどに注意して下さい




そのワイヤーはフレームのここに向かって行きます
フレームのワイヤー内臓の進入口です






この部分にはアウターキャップが必要です






前記から通したワイヤーは フレームのハンガーの
やや上から出てきます そこからはワイヤーリードを
通し






再度フレームに内臓し フロントディレラーに
向かいます






フロントディレーラーのワイヤークランプはここ






ワイヤーを軽く止めておきます 長さ調整や締め込みは
変速機の調整の時に行いますので この段階では仮止めに
しておきましょう これで左側は終了です




右側のレバーもワイヤーの経路が多少違うだけで
レバー部のワイヤーの通し方は一緒です






インナーワイヤーを通し終わったアウターケーブルを
ハンドルに止めておきますが 私が使うのは Scotch
スコッチのプラスチック テープ このテープは従来の
ビニールテープと違い 熱で糊が沸く事も無く良い
ですよ

ただこの使い勝手が良い 19 mm 巾の物を 
取り扱っている所が 不思議とあまり無いですね






フロントブレーキは長くて邪魔なインナーワイヤーを
適度な所で切っておきます





これでカンパニョーロのエルゴパワーの ワイヤーラインの作業が終わりました 
前回のブレーキに併せ、今回ご覧頂いた様に 事前の知識が無く、初めてワイヤーを
通すのは少し悩む構造ですよね かと言って決して難しくない作業です 今回の記事が
カンパファンのお役にたてば幸いです

コメント (11)
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