Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

マビック キシリウムを整備 フリー分解

2014-06-14 20:33:12 | COLNAGO コルナゴ 組立
現在進めているコルナゴのフレームを使った自転車計画 使える物は
手持ちの部品を使って行きます 今回はホイールの整備を行いましょう




自転車小屋には幾らか処分しましたが まだ複数の
ホイールが有ります この中からコルナゴに使える
物を選んでみます






これにしましょう MAVIC KSYRIUM 少し古いタイプの
マビックのキシリウムです 






タイヤとチューブは新しい物を入れてから一度も
使っていません 今回の計画はスポーツバイクに
乗った事の無い人の為に組みます 最初は W/O
の方が良いでしょう




フリーボディの潤滑剤は Microlon マイクロロンを
使っていますが時間が経っているので一度分解した
方が良いですね




整備台の上でやりましょう






このホイールのフリー側のシャフトには 5mm の
六角穴が開いています






反対側はシャフトの外にエンドサポートが付いています
これは手で引っ張ると外れます






強い手応えを感じながら外れました O リングが
使われていて 感じるのはこの抵抗ですね 良く
オイルが回っていて良い状態です






このシャフトの中は 10mm の六角です






フリーボディを外す為にこちら側に 10mm の
アーレンキーを使います






フリー側のシャフトには 5mm のアーレンキーです






ネジを緩めます ここは正ネジです フリーを
押えているボルトが抜けて来ました






この様なボルトが使われています シールドベアリングが
見えています 本来はここにアルミで出来たカバーが
付いていますがそれが欠品しています




これはスプロケットを装着する際に使うスペーサー
黒い樹脂製です






フリーボディを持ち上げると 小さな手応えを
感じながら抜けます 本体の内部です






ハブ側のフリー内部で ラチェットの爪が
見えています このフリーの爪は二つです






爪を起こしてみましょう この様に小さな
スプリングが使われています






爪を外します 簡単に外れますよ ハブのボディ側には
スプリング用の穴が開いています






マビックのキシリウム フリー構造の部品は
これだけです スプリングが使われた部品を
分解するのは少し勇気が要りますが やって
しまえばどうと言う事は有りません 各パーツは
綺麗に洗ってやります




この後、このフリーボディに圧入されたシールド
ベアリングのグリスアップを行い その後フリーの
組付けも行います 記事が長くなるのでこれから
作業は次回に紹介させて頂きます





近くの河原を歩いていると色々な草花に出合います これは色気は無いですが可愛いですね

今回のフリーはしばらく使わず保管して有ったので マイクロロンの固く固形化する
悪い処が出ているのかと思いましたが実に良い状態でした 次回は道具も無い中
シールドベアリングを外してみます お付き合い下さい

前回の記事 【 ロードフレーム自家塗装 完成写真 】

次の作業 【 マビック フリーのシールドベアリング グリスアップ 】

コメント (1)
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