Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

マビック KSYRIUM フリーのグリスアップ

2014-06-17 20:23:04 | COLNAGO コルナゴ 組立
前回フリーのシールドベアリングのメンテナンスを行ったマビックのホイール
今回はフリーの組み立てを行います





前回はフリーに使われているシールドベアリングを外し 内部の洗浄と
グリスアップを行いました 今回はフリーに新しいグリスを使い組み付けましょう




分解してから整備も進み 組付けるパーツも
これだけです






マビックのフリーに使われている爪です
これが二個使われています






爪には一ヶ所に突起が有りそこに小さな
スプリングがセットされます




ハブ本体のフリーの内部になる部分です
ここに爪がセットされます






爪が収まり駆動する部分にグリスを塗ります
使っているのは高性能な SPIN グリスです






爪にも薄くグリスを塗りスプリングをセットします




ハブ本体に爪を収め スプリングは本体の穴に
入れています






この本体の奥 ハブフランジ側にゴム系のシールが
有り ここはフリーの外側本体と接触する部分です
ここにグリスを塗ります マビックのフリーが重い
と言われるのはここの抵抗が大きいのでしょうね






フリーの外部本体です






この内部のラチェット機能部分と先程のシール
接触部にグリスを塗ります




本体奥のシールドベアリングに スペーサーを
入れておきます






フリーケースをハブ側に被せます ただ通常は
爪が開いた状態なので少しコツが必要です
爪を閉じながら入れて行きます




爪を閉じる様にしながら押し込むとケースが
収まりました






ケースを止めるのは先にネジが切られた
このシャフトです




シャフトには 5mm のアーレンキーを使います






フリーと反対側のシャフトには 10mm のアーレンキー
を使い フリー側のシャフトを締め込みます




ネジのピッチが細かいのであまりきつく締めるのは
ちょっと不安を感じます でもここはホイールを
装着してる時に緩む事はまず無いでしょうね




これでフリーホイールのグリスアップは完了です






ハブの反対側にはエンドサポートが付きます






これはシャフトに差し込み O リングで止まって
いるだけです




はみ出したグリスを拭いておきます





マビックのホイール フリーホイールのラチェット、シールドベアリングの
メンテナンスが完了しました ラチェット部分に多目のグリスを使ったので
歯切れの悪い湿った音がしています しかし街乗り用ではむしろこの方が
良いでしょう あえてその様にしました

前回の作業 【 マビック フリーのシールドベアリング グリスアップ 】

次の作業 【 ヘッドパーツを圧入する COLAGO 】

コメント
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