Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

コルナゴ フレーム塗装 手直しをする

2014-06-03 20:10:12 | COLNAGO コルナゴ 組立
自家塗装を進めている古いコルナゴのロードフレーム 前回には 2 色目の色を使い
胴抜きを行いました その仕上がりに満足が出来ないので手直しを行います





シルバーにオレンジのメタリックを吹いたフレーム こうして見るとそれなりに
見えますね もう少し細かな所も見て頂きましょう






ヘッド部分とフォーククラウンの裏にも
オレンジを使いました






シートチューブの胴抜きとチェーンステーの
アクセント






恥ずかしい部分を見て頂きます ヘッドラグの
マスキングに納得がいかないまま塗ってしまいました
ここの見切りはラグの上面で行うか ヘッドチューブ側で
行うか二通りの方法が有ります それを迷いながら進めた
のがそのまま出てしまいました とても反省する処です




しかしやってしまったものは仕方が無いです
手直しを行います 前回マスキングを行った
場所は 採光が悪く手元に影が出来た状態で
カッターを使ったのも良く無かったのでしょう






今回は屋根の無い場所で行います 手直しと言っても
どうすれば良いのか解りませんが 自分が考えられる
方法で進めて行きます






シートチューブの胴抜きです 養生した新聞紙が
引っ付いています でもこれは特に問題は有りません
少しペーパーで整えてやります




抜き色のバランスが良くないのでこのマスキングの
辺りまで色を伸ばします








1000 番の耐水ペーパーを使い 見切りの段差を
無くします 昔は良くこの耐水ペーパーを使って
いました 段々感覚が蘇ってきます




この色を塗ったチェーンステー センスの欠片も
有りません




ここはこの程度で止めた方が綺麗です このパターンは
以前にもしているので違う事をしようとしたのが失敗です






ペーパーを細く使い 手直しの形を作って行きます




この後はマスキングで形を作ります 色が残っている
部分は表面が多少低いのでしょう




さて本命のヘッドです どの様に料理しましょう・・・








まずはこれは避けて進めません ラグの際に有る
オレンジの塗装を研磨します やはりペーパーで
根気良く擦るのが一番です ここで刃物を使うと
余計に傷を拡げそうです




ラグ本体の際、出隅の部分にも傷が付いています
ラグ全体を水研ぎします






取りあえずラグの際など毛羽立った部分と
その周辺の研ぎ出しは終わりました
ラグの塗装の状態が良ければここへもう一度
マスキングをしようかと思っていましたが
シルバーから補修する必要が有り予定を変更
します





細かな作業が続いたので大きな写真で少し休憩しましょう
この様に手直しに時間を掛けていますが塗装に限らず 最初に一発で
決めた仕事より良くなる事はまず有りません それが少し残念です




マスキングをし手直しの色を吹きましょう
気持ちが乗っている間にやってしまいます




マスキングを終わらせてシルバーの補修を
行います






ヘッドは一旦全てをシルバーに戻します
チェーンステーは仕上げてしまいます




もう使わないと思っていた上塗りのシルバーです
幾らか残っていて良かったです




チェーンステー




ヘッド






上下のラグも綺麗になりました ただエッジの
入隅に塗料が沢山集まりシャープさが無くなり
かけています ここへ更にオレンジを吹くと
あまり良くならないかも解らないですね






チェーンステーのマスキングを剥します
この方がバランスが良いですね






ついでに行きます シートの胴抜きをもう少し
上まで伸ばします






マスキングと養生をしました






最初は薄く 何度か重ね塗りをし完成です
最初の塗り別け部分も解らなくなっています




さて今回出来る手直しと補修はここまでです
ヘッドを触るのは塗装が乾燥してからです
もう一度色を入れるかどうか良く考えます





咲き終わったバラです 明るい所ではそれなりに味が有りますね

今回の失敗は少し凹みましたがやってしまった事は仕方がない
それを補修するには手間暇は必要です それは綺麗にしてやろうと
思う気持ちが足らなかったペナルティですね

前回の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 胴抜き 】

次の作業 【 コルナゴ フレーム塗装 二度目のマスキング 】

コメント (4)
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