Kinoの自転車日記

自転車と共に過ごす日々

Campagnolo チェーンホイール取り付け IRIBE

2014-09-02 20:25:07 | ピスト
前回 B.B小物を取付けたイリベのトラックフレーム 今回はチェーンホイールを
取付けましょう オールドカンパと呼ばれる時代の物です





前回取り付けた B.B小物とセットで私が使っていたものです
今回はこれをもう一度使う事にします






PCD151 時代の物です 5ピンとアームとの隙間を
見れば PCD144 の物とは区別が付きますね






ギア板は古い BIA の刻印が有るマイティコンペで 
この頃は裏側にリブが有りませんでした 歯数は
46t です






歯数は 46X14t を使っていましたが 今回は 49X15t に
します そして裏側にはリブの付いた物を探しましょう






49t のリブ付が有りました 未使用のギア板です
このリブが有るだけで凄くしっかりしています






ギア板を交換します 使うのは 5mm のアーレンキーです




アームの裏側のナットがたまに共マイする事が有ります






そんな時はナットを押える為にこの様な工具を使います
写真のものは Park Tool CNW-2 700円程度です






5 ピンが外れギア板も外しました






ギア板と 5アームの接触部には薄くグリスを塗っています
絶対に必要なものでは無いですが ここは汚れが溜まり
ますから塗っておいた方が無難だと思います






新しいギアを付けます これもマイティの歯です






今回も薄くグリスを塗っておきます カンパグリスです






5 つのピンを交互、対角順に締めて行きます




ギアの交換が終わりました




寄り道



ギア板には歯数が刻印されています その刻印は
クランクの裏側に持って来ます これは競走相手に
使う倍数を解らない様にする為ですが こんな事も
やりましたね 人に依ればここにテープを貼ったり 
刻印を削ったり・・








新しいギアなのでオイルを引いておきます 歯だけに
必要なのではみ出した分は拭いておきます






さて用意が出来たので自転車に取り付けましょう
取付けにはこのフィキシングボルトを使います




使う工具は 15mm レンチ






これは難しい作業では有りません 直ぐに終わりますよ






クランクシャフトの四角テーパー部にグリスを
塗ります ここも汗や汚れが良く溜まる所で
グリスを塗っていても錆が発生する程です




綺麗な形をした部品ですね とても硬いクランクです






クランクをシャフトに差し込みます シャフトの
中心にはメスネジが切って有ります




そのメネジに使うのがフキシングボルトです






このネジ部やワッシャーにもグリスを塗っておきます






フィキシングボルトをシャフトにねじ込みます
正ネジです






15mm レンチを使いしっかりと締め込みます
この長さのレンチなら 目一杯締めれば O.K です

ただギア板近辺では レンチが滑って怪我をする事も
有るので充分神経を集中して作業を進めて下さい




右側は完了です






左側も要領は一緒です




before and after



クランクを差し込んだ状態と 締め込んだ後です
シャフトには 2度のテーパーが付いています






左右のクランクが取り付きました この時点で
玉当りの調整がしっかり出来ているかチェック
します ガタもなく回転も快調でした





近くの河原ですが綺麗な黄色い花が撮れました 少し久し振りです

このクランクは先輩が使っていた物を譲り受け使っていましたが
日本記録や全国大会での優勝など優秀な結果を残しています
あ、私はそんな立派な記録は残していません・・

前回の作業 【 Campagnolo B.B小物取付け IRIBE 】

次の作業 【 サドルを選ぶ IRIBE 】

コメント (2)
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