高湯温泉は今から約400年前に開湯された。奥州3高湯(蔵王高湯・白布高湯・信夫高湯)の秘湯として農民たちが農閑期に米や野菜を背負って登り、湯につかり疲れを治した湯治場だったそうだ。泉質は硫黄泉で、源泉から自噴しているお湯を何もせずそのまま湯舟に給湯している。薬効は胃腸病・皮膚病・神経痛・婦人病などに効能がある。大変気に入ったので、再び訪ねた。今回は「ひげのや」に宿泊した。2001年に一度宿泊したが、最近リニューアルしたそうだ。1泊で五つのお風呂が体験できる。総檜の回廊を抜けると露天「滝の湯」がある。これは時間で男女入れ替えがあった。内風呂の「仙気の湯」は左右二つあり、これも時間で男女入れ替えで、左の風呂からは露天「月見風呂」へ直接いける。家族風呂「星見風呂」は貸切風呂で、晴れていれば満天の星を見ながら家族でのんびりくつろげる。 |