アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

大掘川周辺の植物_イヌザクラの復活 プラスウツボグサ・スズメノエンドウ・カラスノエンドウ・オニノゲシ等

2017-05-03 | 大堀川周辺の動植物

数年前大掘川法面の雑木が全て刈り取られ、イヌザクラの真新しい切り株を見て、とても残念に思ったことを思い出した。昨日の散歩の時に、同じ場所に再びイヌザクラが開花し、周りの雑木も少しずつ復活しているのに気づいた。
その他散歩中に気づいた植物では、またぞろヤセウツボ(痩靫)が出始め、スズメノエンドウ(雀野豌豆)とカラスノエンドウ(烏野豌豆)との競演が見られたり、蕾・花後だけで開花中の花がないオニノゲシ(鬼野芥子)が見られた。
↓ イヌザクラ(犬桜)
バラ科サクラ属





↓ イヌザクラの花序枝には葉がつかないのが特徴。


↓ ヤセウツボ(痩靫)
ハマウツボ科ハマウツボ属
1年生草本で寄生植物なので、葉は鱗片状に退化して、葉緑素はなく、褐色の腺毛が密生。寄生主にはマメ科、セリ科、キク科など。見つけ次第駆除する(抜き採るか刈り取る)。



↓ スズメノエンドウ(雀野豌豆)とカラスノエンドウ(烏野豌豆)
マメ科ソラマメ属
スズメノエンドウは、葉は羽状複葉で、先に3本の巻きひげ。小葉は6~7対。花は蝶形花で小形、葉のわきから出る柄に3~7個つく。托葉は小形で4つに深く裂ける。



↓ スズメノエンドウの花、一番外側から旗弁、翼弁、舟弁で5枚の花弁。托葉は小形で4つに深く裂ける。



↓ スズメノエンドウの中にカラスノエンドウ



↓ カラスノエンドウ、花は蝶形花で外側の2つの旗弁・その内側に2つの翼弁・中に1つの舟弁。上からツボミ・開花中・花後。

↓ 葉柄の付け根の托葉に黒っぽく見えるのが花外蜜線。スズメノエンドウにはない。


↓ オニノゲシ(鬼野芥子)
キク科 ノゲシ属
大掘川周辺では、1年中咲いているので、改めて撮ることも少ない花だが、今年は時期を追って撮って見ようと思う。
これは、蕾と花後だけが見られたオニノゲシ



↓ 開花したての花(16/04/23撮影)