アルママの気まぐれ日記

主に大掘川周辺のウオーキングで出会った動植物の写真を載せています。

大堀川周辺の野草_カキネガラシ・クサノオウ・アカメガシワ・サンカクイ・フトイ等 その他石塚さん湧水

2017-05-05 | 大堀川周辺の動植物

連休が続くので、大掘川水辺公園にも、沢山の親子連れがきていた。公園内の斜面は連休前に綺麗に草刈りされていたので、安全な斜面で遊ぶ親子連れの様子が微笑ましかった。公園外の大掘川斜面は自然のままなので、いろいろな野草が競い合って伸びてきている。数年前には、数少なかったカキネガラシが随分増えた。クサノオウも周りの野草に負けないように精一杯背丈を伸ばして咲いている。法面のアカメガシワの新葉も目立った。石塚さんの湧水池では、サンカクイとフトイが開花し始めていた。
2017年5月3日午後4時過ぎ
↓ カキネガラシ
アブラナ科 キバナハタザオ属 1年草又は越年草
明治後期に渡来した帰化植物。

↓ カキネガラシの花は、直径4mmほどの4弁花、雌しべ1本、雄しべ4~6本。果実は約2cmで花序の軸に密着する。








↓ クサノオウ
ケシ科 クサノオウ属
クサノオウはアルカロイドを含む毒草として、また古くから民間療法として薬草としても有名。命名も、植物を傷つけると黄色い汁が出るので⇒草の黄。皮膚疾患に効くので⇒瘡の王。鎮痛剤としても使われるので⇒草の王。参考サイトWikipedia クサノオウ
クサノオウの花は、茎葉の反対側に長い柄を出し、その先に数個つく。花は直径2~2.5cmで、黄色の花弁が4枚。果実はさく果で、長さ3~4cm。








↓ アカメガシワ
トウダイグサ科アカメガシワ属
アカメガシワ(赤芽柏)は雌雄異株だが、今の状態では区別できない。今年は雄花・雌花・果実を順々に撮りたい。






↓ サンカクイ
カヤツリグサ科ホタルイ属
別名「サギノシリサシ」
石塚さんの湧水池で毎年見られるサンカクイの花が咲き始めていた。



↓ 満開のころの石塚さんの湧水池のサンカクイ(15/10/10)

↓ 直立した苞の先が尖っていることから、別名「サギノシリサシ」の由来がわかる

↓ 茎の断面は三角形で、中は格子状になった髄がある。

↓ フトイ
カヤツリグサ科ホタルイ属
別名「オオイ・マルスゲ」
サンカクイと反対側ではフトイも開花し始めていた。大掘川には、フトイはあちらこちらに群生している。

↓ 遊歩道を挟んで、左側は大堀川、両方にフトイが群生。(15/05/08)

↓ 住宅地のすぐ下の湿地一面にフトイ


↓ 石塚さんの湧水池。サンカクイとフトイが両方見られる。