森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

強運の女ー「功名が辻ー炎の中の抱擁」

2006-01-29 23:14:45 | ドラマ (大河)
 あまり、表舞台では有名ではない二人なので何でもありの時代劇だ。固い頭で見ては、決してだめだと思う。

 武士の娘であっても自分の思いをぶつける千代は、すごいと思う。もちろん今までもこの大河の女主人公たちは、皆はっきりと自分の意見をいう人たちのオンパレードだけど、ここまで「好きだから」という恋愛の気持ちでドラマが進行したものはあったかな。
 ロミオとジュリエットのような二人だったのに、半兵衛の画策のおかげで命ぎりぎりのところで道が開け、結婚も許されて炎の中から逃げていく。死から希望へと・・いいシーンのはずだよね。副題にもなっているんだから。

ご飯食べながら見ている私が悪いのか、それとも誰か俳優が悪いのか、でなければ、シ×××が悪いのか。心がフリーズ、何も感じなっかった私。


 ただ、今回は、千代を見守る二人の男に心が揺さぶられた。
 
 炎の中から逃げていく二人を見守る六平太の突き刺さるような鋭い目。「千代は俺が守る。」と言った彼の言葉は、まるで彼の人生の誓いのようになり、この後も見守り続けていくのだろう。あの時離れ離れにならなければ、また、その後忍びになどならなければ、という想いが彼にはあっただろうか。


 また半兵衛は、やはり縁結びの人ではなく、千代を思っていた人だったのだ。彼は、感情を表さないので、先週はだまされてしまった。もし、彼が健康に自信があって、恋の感情に貪欲であったらこうはならないのだ。

静かで強い男達の愛。       なんか今頃感動。    


 婚礼の日、千代を待つ一豊の態度がかわいい。こんな戦国時代に大恋愛結婚ていうのもラッキーな事だ。持参金で有名な千代だからこそ、愛し合って結婚したという事がこれからの展開にとても大事な要素なのだと思う。
 これから千代は、内助の功を発揮して一豊を助けていくのだと思うが、それにしても彼女の強運はすごい。いつも誰かが助けてくれる。前記の二人のほかにも、父母のかわりに、愛情いっぱい育ててくれた叔父叔母がいたことも幸いだったが、彼女の強運は、自分がいたからその叔父叔母の命を助ける事が出来たというところだと思う。

そして、千代は生きる事に迷いがない。それが、強運を引っ張る力になっているのかもしれない。




里見八犬伝の悪役も白夜行の渋い刑事役もいい味出している武田鉄矢ーここでは、なぜか金八。好きだからいいけど。
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新米パソコン生活〔3〕-徳永家康って誰?

2006-01-29 16:50:41 | 新米パソコン生活
 朝から本を探している。姉から借りた「Word」と「EXCEL」の本。前に自分用にパソコンを買ったと言ったら、この本を貸してくれたのだ。勉強しようと買ったのだけれど、今忙しいから、先に見ていいよと貸してくれたのだけれど、ごめんなさい、私も全然見もしませんでした。
 だいたい「Word」の本なんか必要なのかななんて傲慢な事を思っていたら、姉のではない本が出てきた。これは、たぶん旦那が昔買ったものだな。とすると、やっぱり最初は基本が大切と言う事だよね。6ヶ月経ってようやく「EXCEL」ぐらいは、お勉強しましょうか・・という気持ちになってきた。

 
 本当は最初から、名簿や仕事の管理に使いたかったけれど、どうもパソコンの前に座って何かをしようと思うと、つい「Google」で、興味のあることをあれやこれやと検索生活だ。

 「何をそんなに調べる事があるの。」っていうけれど、何かいろいろあるじゃない。節約のことでも、好きな映画の事でも、ガーデニングの事でも。まるで、雑誌感覚でやめられない。ただ、近頃、雑誌もあまり読む時間が作れないでいたので、そういう事をやるのも夜中になりがち。


 ある時、友達が「ヒアルロンサンがいいよ。」と言ったので、早速検索。また別の友達が「ヒアルロンサンより・・・・のほうがいいと思う。」と言ったので、それも検索。「ええと、グルコミンサン。いくつもあるけれどなんか変ね。その中にグルコミンサンの秘密というのがあったので、見てみると「それは、グルコサミンの勘違いです。」とあった。
     びっくり!なんて親切なんでしょう。



 また、ある時「大奥」を見ていて、急に徳川家の系図とかかわりあった女系図みたいなものが見たくなってしまった。・・××家康、なんか変、××綱吉、エー5件しかない。もう夜中の2時だし、続きはまた明日。朝、目が覚めてすぐに気がついた。なんておばか。昨夜、私は徳永家康、徳永綱吉と調べていたのだ。
徳永綱吉さん、5件しかではなくて5件もありましたよ。徳永家康さんあなたは誰。


間違えても楽しいパソコン生活ですか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「キャッツ」-ゴキブリタップも最高

2006-01-29 00:57:16 | 観劇・コンサート日記
 今日、劇団四季の「キャッツ」を見た。
 本当に、いよいよこの日が来たと言う感じだ。友達にチケットを買ってもらったので、何も苦労していないが、、行く事になってから半年以上が過ぎている。
 
 JR五反田駅から徒歩8分「キャッツ・シアター」が見えてくる。そのシアターの事は前にテレビで紹介していたので知っていたが、本当に客席に一歩入ればそこは猫の世界だ。私は、上演2分前にそこに着いたので、猫のようにうろうろ出来なかったが開演時間には行って楽しんだほうがベストだと思う。


 フェイドアウトしてドドンと一番最初の音を感じたときから、震えが来た。すでに客席と一体化しながら猫達があらわれて・・
私は、ストーリーも何も予備知識なく行ってしまったので、最初の20分は食らい付くのに努力してしまった。



描かれるのは、登場する24匹それぞれの〈猫の生き方〉。それぞれの生き方が、ジェットコースターのような疾走感に乗って感動のクライマックスへと向かいます。
 満月が青白く輝く夜、天上に上り、新しい人生を生きる事を許されるただ一匹の〈ジェリクルキャッツ〉に選ばれるのは一体誰?



  これは、キャッツのチラシに書いてあるものだが、そのぐらいの事は読んでおいたほうが、最初から、よりダンスと歌を楽しめる。
  内容は、本当に素晴らしかった。子どもの時からあこがれていた劇団四季の舞台だが、本当に見るのは初めてで、一度でも足を運んだ人がはまっていくのは当たり前だと思った。
  ストーリーがなんとなく受け付けないと思っていた「オペラ座の怪人」を次は、ぜひ見たいと思ってしまった。
  

 ところで、ゴキブリタップなのですが、それは見ることがあったらーああ、これか~-と思ってください。タップダンスもモダンバレーも素晴らしい。「メモリー」も。

  終盤に、かって娼婦だった年老いた猫が歌う「メモリー」を聞いたとき、思わず涙がはらはらこぼれた。隣に座っていた友達もめがねを外して、そっと目頭を押さえていた。同じ感性の人と一緒に来る事が出来てよかったと思う。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする