森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

里見八犬伝を見た

2006-01-05 01:11:07 | テレビ・ラジオ
  後編が「古畑任三郎」と重なっていたので1日遅れビデオで見た。妹が子どもに「里見八犬伝」は見なくてはいけないと言っていたのが、おかしかった。それだけ子どもの時からなじみのあるお話だ。退屈なとき母の話してくれる「おはなし」は、幽霊の話か、討ち入り、そして「八犬伝」だったから。
  だから、私には「八房」が出てこないで、畜生道の代表みたいに犬が扱われるのだけには、無理があるような気がした。伏姫という名前だからといわれても説得力に欠ける。ただ、少年漫画の名前の付け方の原点はここかしらなんて思ってしまった。
  後は、とてもよくまとまっていて、前半も後半もあっという間に感じた面白さだった。音楽、衣装、豪華キャスト、いろいろあると思うけれど、特に印象深かったのは、菅野美穂の光る演技だった。あまり強くなくてあっけなかったけれど、悲しい悪を演じきり、最後に救われるところが、見ている側にとっても救いになった。また、武田鉄矢の悪役もばっちりでこれからもがんがんやって欲しいと思った。
  
  今日の午後「坂本九物語」をやっていた。昔、この方の語りで人形げきの「里見八犬伝」を楽しみに見ていたなとしみじみ・・・

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