とか・・といっている事からして怪しい・・(笑)
今日は水曜日ですが、もちろん「相棒」はなし。寂しい水曜日ですね。だから今頃最終回の感想などをと思っても、もう記憶喪失状態で書けませんて。
でも印象だけでも。
一番印象的だったのは、やっぱりラストでした。
シーズン7の最終話「特命」では
「あなたは亀山君の代わりにはなりませんよ。」と言い放っていた右京でしたが、改まった態度で、尊に
「ようこそ、特命係に。」言うシーンに、このシーズン8を通して二人が歩み寄り本当の「相棒」になったと言う事が伝わってきてジーンと来ました。
お話自体は、ああなってこうなって、そして最期はそうなったと言うような絡み合った内容で、お気楽な単純なものではなく、感動を誘うようなものではありませんでしたが、その最期にはそんな不満足な空間を埋めるようなものがありました。
その単純ではなかったお話は、産業スパイがらみのもの。産業Sと省内Sの何気ない絡みもあって、非常に良く出来た物語だったと思います。
尊が特命にやってきた理由もはっきり分かり、スッキリしました。やっぱり彼は、ある意味において飛ばされていたのですね。でも能力あるものを放置するわけではなく、右京も尊も大人事抜擢の対象になっていたわけです。
まあ、詳しい事は記憶喪失気味の今日あたりでは、書くのは困難なのでお話本線はこちらでどうぞ→HP
気になったのはラムネさんの、尊をよろしく発言です。
あれは、やっぱ「愛」かな~
尊とラムネ、大河内のバーの場面では、さりげなく出てきましたね、パルトネールという名前。このワインはシーズン5の9で出てきたもので意味は「相棒」。
他の気になったシーンは、上手い事つじつま合わせをして事を穏便に済まし、結局は産業Sを逃してしまった小野田に、右京がそれが何を意味したのは現実を突きつけるシーンです。日本人の目先を守る事なかれ主義が、実際にも大切な技術を流出させてきてしまったのではないかと、思わず疑ってしまいました。
ぞ~とするシーンでした。
シーズン9も楽しみです
さてですが、このシーズン8は平均視聴率17.7%。最終話はシーズン8の最高視聴率で20.4%でした。驚いたのは8で一番視聴率が低かったのは11話の「願い」で15.7だった事です。シーズン3では「潜入捜査」が最高視聴率で15.2だった事を考えると、いかに「相棒」はシーズンを重ねて、みんなの中に定着していったかが分かりますね。
でもシーズン8は、ミッチーの新相棒振りに興味があった事が視聴率を上げた一因だったかもしれないと、かすかに思ったりもします。お話全体も凝った物が多くて力が入っていたように思います。
天邪鬼なのでちょっと思ってしまうのですが、もう少し普通、驚愕、そして感動。そんな「相棒」、よろしくお願いいたします。
まっ、言ってみただけです。
シーズン8でどの話が印象深かったかと言うと、傑作度はともかくタイトルとかで蘇ってくるものは、・・・・う~ん・・みんな。
そんな答えじゃ駄目か。
「ミス・グリーンの秘密」「願い」「マジック」「右京、風邪を引く」とか。
そう言えば、前にも書きましたが、日比谷公園のロケ地の喫茶店、前に間違えて紹介し訂正したことがありますが、今回はその両方が使われていてホッとした事もあげておきますね。
両方とも、画像は再掲です。バーンと大きいですが、そのまんま載せます。雰囲気をどうぞお楽しみください。
<日比谷茶廊>
<松本楼>