森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

シャガール展ーロシア・アヴァンギャルドとの出会い

2010-07-18 00:12:25 | お出掛け日記
ナポリ・宮廷と美「カポディモンテ美術館展」】の次に見に行ったのは、【シャガールーロシア・アヴァンギャルドとの出会い/交錯する夢と前衛】でした。

美術館のはしごって、気持ちの上で意外と大変だと言う事を以前に経験済み。大丈夫かなと思っていました。
ずっと以前に経験したものは、「宮廷画家の世界」→「印象派」と言うはしご。
これは時代の変化をまざまざ感じました。印象派の人たちが、時代より先じていてその地位を確立するには時が必要だったかも知れないなあとシミジミと感じました。さまざまな時代の絵を一気に見ることは、結構疲れることなのです。

シャガールの作品はずっと昔から大好きです。
でも、カポディモンテで頭がいっぱいになっていたので、切り替え大丈夫かなと、ちょっと不安でした。

正直に言うと、切り替えには数分かかりました。

が、切り替わると、シャガールの世界に一気に引きずり込まれていきました。

この展覧会はシャガールの作品のみではなく、タイトルにもあるようにロシア・アバンギャルドたちの作品も多数展示されています。
「シャガールが夢見た展覧会」とチラシに書いてあるのですが、いろいろな視点で見ることが出来るような、新しさを感じました。

こちらは音声ガイドを利用する事にしました。

その音声ガイド、二種類あって、ひとつはDAIGOのコメントが入るスペシャル版で、これがなかなか楽しいのです。同じ500円ならこっちがお勧めかも知れませんね。

↓ チラシの裏と表。






家に帰って、こう言うチラシの活用法に気が付きました。透明ファイルに入れると、シャガールファイルの出来上がりです。と、そんな事はどうでも良い事なのですが、バッグから出してすぐ写真を撮ったから、くたっとしたチラシですね。

↓ 下のはやっぱり買ってきたお気に入りの絵の絵葉書です。



 

作品の説明や感想など、ちと面倒なので(続けてだと手抜きバージョン)HPなどでチェック→ココです。
シャガールはハンサム。
シャガールは愛妻家。
シャガールは精力的。

彼は70代であっても充実期。
1967年にはニューヨークのメトロポリタン歌劇場のリニューアルのため、モーツァルトの「魔笛」の装飾と衣装を依頼されます。


その「魔笛」のコーナーがあって、充実しています。衣装とか背景画とか、素晴らしい!

下は、それらの絵葉書。


 
 

最晩年の90歳で仕上げた、「イカロス」。



何か元気が出ちゃいますよね。

展示室内でのドキュメンタリー映画は1時間近くの見ごたえ充分の内容です。絵に対しての見方がぐっと変わります。始まる時間をチェックしておいたほうが良いですよ。



お土産ファイルもコレ。またもチケットファイル。


10月11日まで。

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