「ワイワイギュウギュウ家族旅行/奈良日記その3」
画像はチケットです。
雨は遠慮なく降り続き・・・
斑鳩から奈良駅に戻ってきた私たち6人は、欲張りにも次に向います。
いや、正確に言うと、欲張りなのは私と姉だけ。
「もう、ノンビリするよ~!」と言っても、誰も文句を言わなかったと思います。
だけど姉には興福寺の阿修羅を諦めるなんて出来ない事なのです。最初から外さない予定に入っていました。
実はワタクシも、それは楽しみにしていました。
なぜなら東京国立博物館で「阿修羅展」をやると知った時、そのチラシをいち早く確保して楽しみにしながら、どうしても時間が取れなくて諦めたからです。
このイケメン仏像と言われた阿修羅は上野の山に行列を作り、会期終了5日前には80万人が来場しました。
更にお話は少々横道に逸れますが、私がこの阿修羅に心引かれたのは光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」の影響です。
またか!
そう思いましたか?
ええ、そうです。いろいろなものが絡み合って、興味の連鎖が続いているのです。その小説を読んだのは萩尾望都の漫画を読んだからです。
以前、漫画カテゴリーで「あるよ!」と言うタイトルで漫画の感想を続けて書いていましたが、次はこの漫画の感想と思ったところで想い出に浸りすぎて、止まってしまったという・・・
まあいいか、横道に逸れすぎですね。
だけど萩尾望都の阿修羅を知っている者には、この阿修羅展を諦めたのは、かなりがっかりな事でした。
と言うわけで、元ある場所でそれを見る事が出来ると思えば、そのチャンスを逃してはいけないことです。
ちなみに
ふふふ、懐かしい。SF小説の大傑作ですよ。(但し、個人的な考えですが、キリスト教の方には向かないと思います。)
さていい加減に、お話を奈良に戻します。
奈良駅から興福寺までタクシーで、二台に分かれていきました。続けて二台走ってきたのに、750円と840円に値段が分かれました。
こういうのはちょっとしたタイミングなのでしょうね。でもなんか変な感じ。
雨なので既に辺りは薄暗く、興福寺拝観は明日と言うことにしました。その日は国宝館だけ。
30分待ちと言われ雨の中を並びましたが、あっという間でした。
中に入れば、待った甲斐があったと言うものに出会えました。
阿修羅像はやはり一番人気があったと思います。そこで人の流れが止まります。
本当に阿修羅はイケメンでした。
画像を載せる訳にはいかないので、こちらの方にリンクしておきますね→阿修羅像
そこからいろいろ飛べると思います。
その阿修羅を含めた乾漆八部衆立像(かんしつはちぶりゅしゅうぞう)は、みんな個性的で愛らしい。ファンタジーなどを書いたりする人にはたまらないワクワクモードにスイッチが入る像たちだと思いました。
そのほかに印象深かったのは、板彫十二神将立像(いたぼりじゅうにしんしょうりゅうぞう)、木造金剛力士像など多数。見ごたえがありました。
出口間近に映像コーナーがあって、阿修羅の見辛かった側面の顔を良く見せてくれました。左側面にある顔は正面より幼い顔に見え、右側面の顔は、正面の顔より少し大人びた顔に見えました。いずれも若く美しい。
何処かで見た阿修羅はもっと怖かったように思いました・・・・
ちょっと調べてみました。その怖かった阿修羅は三十三間堂にありました。それから、なんと法隆寺の五重塔の中にも、興福寺の元になったとされる阿修羅像がありました。そういえば五重塔の中は覗かなかったのでした。
見逃したと言えばそうなのですが、すべてを見逃さずに見るなんてことは無理な事なのです。いろいろと欲張りであっても、そこまでは欲はかいてはいけないなと思います。
と言うわけで、興福寺国宝館は終わりです。そして、次へ・・・
画像はチケットです。
雨は遠慮なく降り続き・・・
斑鳩から奈良駅に戻ってきた私たち6人は、欲張りにも次に向います。
いや、正確に言うと、欲張りなのは私と姉だけ。
「もう、ノンビリするよ~!」と言っても、誰も文句を言わなかったと思います。
だけど姉には興福寺の阿修羅を諦めるなんて出来ない事なのです。最初から外さない予定に入っていました。
実はワタクシも、それは楽しみにしていました。
なぜなら東京国立博物館で「阿修羅展」をやると知った時、そのチラシをいち早く確保して楽しみにしながら、どうしても時間が取れなくて諦めたからです。
このイケメン仏像と言われた阿修羅は上野の山に行列を作り、会期終了5日前には80万人が来場しました。
更にお話は少々横道に逸れますが、私がこの阿修羅に心引かれたのは光瀬龍の「百億の昼と千億の夜」の影響です。
またか!
そう思いましたか?
ええ、そうです。いろいろなものが絡み合って、興味の連鎖が続いているのです。その小説を読んだのは萩尾望都の漫画を読んだからです。
以前、漫画カテゴリーで「あるよ!」と言うタイトルで漫画の感想を続けて書いていましたが、次はこの漫画の感想と思ったところで想い出に浸りすぎて、止まってしまったという・・・
まあいいか、横道に逸れすぎですね。
だけど萩尾望都の阿修羅を知っている者には、この阿修羅展を諦めたのは、かなりがっかりな事でした。
と言うわけで、元ある場所でそれを見る事が出来ると思えば、そのチャンスを逃してはいけないことです。
ちなみに
![]() |
百億の昼と千億の夜 (ハヤカワ文庫JA) |
光瀬 龍 | |
早川書房 |
![]() |
百億の昼と千億の夜 1 (少年チャンピオン・コミックス) |
萩尾 望都 | |
秋田書店 |
ふふふ、懐かしい。SF小説の大傑作ですよ。(但し、個人的な考えですが、キリスト教の方には向かないと思います。)
さていい加減に、お話を奈良に戻します。
奈良駅から興福寺までタクシーで、二台に分かれていきました。続けて二台走ってきたのに、750円と840円に値段が分かれました。
こういうのはちょっとしたタイミングなのでしょうね。でもなんか変な感じ。
雨なので既に辺りは薄暗く、興福寺拝観は明日と言うことにしました。その日は国宝館だけ。
30分待ちと言われ雨の中を並びましたが、あっという間でした。
中に入れば、待った甲斐があったと言うものに出会えました。
阿修羅像はやはり一番人気があったと思います。そこで人の流れが止まります。
本当に阿修羅はイケメンでした。
画像を載せる訳にはいかないので、こちらの方にリンクしておきますね→阿修羅像
そこからいろいろ飛べると思います。
その阿修羅を含めた乾漆八部衆立像(かんしつはちぶりゅしゅうぞう)は、みんな個性的で愛らしい。ファンタジーなどを書いたりする人にはたまらないワクワクモードにスイッチが入る像たちだと思いました。
そのほかに印象深かったのは、板彫十二神将立像(いたぼりじゅうにしんしょうりゅうぞう)、木造金剛力士像など多数。見ごたえがありました。
出口間近に映像コーナーがあって、阿修羅の見辛かった側面の顔を良く見せてくれました。左側面にある顔は正面より幼い顔に見え、右側面の顔は、正面の顔より少し大人びた顔に見えました。いずれも若く美しい。
何処かで見た阿修羅はもっと怖かったように思いました・・・・
ちょっと調べてみました。その怖かった阿修羅は三十三間堂にありました。それから、なんと法隆寺の五重塔の中にも、興福寺の元になったとされる阿修羅像がありました。そういえば五重塔の中は覗かなかったのでした。
見逃したと言えばそうなのですが、すべてを見逃さずに見るなんてことは無理な事なのです。いろいろと欲張りであっても、そこまでは欲はかいてはいけないなと思います。
と言うわけで、興福寺国宝館は終わりです。そして、次へ・・・