森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

月を見たり、花を見たり

2011-03-21 02:42:18 | お散歩&写真日記

―空には星、地上には花、人には愛がある―
そう言ったのは誰だったかしら。

 

昨日は(既に一昨日になっていました。)星は見えなかったのですが、月が本当に綺麗でしたね。明け方4時ぐらいの月はスーパーフルムーンとか言って、普段の満月より14%大きく30%明るいのだそうです。それは月が楕円に移動するからでって、そんな事はどうでも良いですよね。とにかく綺麗なんだから。

これはそんな明け方の月じゃないけれど、本当に光り輝いていました。目で見た感覚が素敵だったから、大きさもそのまま撮りました。

 

月の話をするとき、いつもアンデルセンの「絵のない絵本の事を思い出してしまうのですが、月はいつも自分とだけ語ってくれているようにも思えるのに、本当はすべての人を照らし、すべての人が見上げればそこに居てくれるものなのですよね。

北から南まで見上げれば同じ月が天空に光り輝いていてくれているのです。

ああ、君は何処でこの月を見ているのだろう・・・・

 

―ねえ、「奇跡」と言う言葉があるって言う事はさ、今までだって奇跡は起き続けたって事でしょう。
だからその奇跡が今起きたって良いのよね。―

だけど月は何も言いません。

 

今日ニュースを見ていたら、16歳の少年と、その祖母の80歳の女性が瓦礫の中から9日ぶりに助けられたと報道されていました。

「あんたが泣いたってしょうがないでしょう。」と我が夫。
「良いじゃない、嬉し涙なんだから。」

 

   

 

切花って、いつもはあまり買いません。本当は花は見ているだけで癒されるので大好きです。でも切花って手折られた花と一緒で命短しでしょ。なんとなく切なくなるから、よほど気が向いたときしか買わないのです。

これは昨日、じゃなかった一昨日、お彼岸のお墓参り用の花を買いに行く姑に付き合って、花屋さんに行ったのですね。そこのお花屋さんはこの季節は人が溢れんばかりに居るのに、一昨日はガラガラでした。スーパーは何処もぎゅうぎゅうだって言うのに(たぶん)、そんな余裕ないんだなと思いました。空いていたので、ゆっくり切花のコーナーを見ていました。

ああ、良い匂い。

花って本当に癒されます。

思わず大好きなスターティスを手に取りました。
それからフリージアも。黄色い花って、なんとなく元気になりませんか。それに良い匂いの正体は、どうもこれみたいだし。
要するに「気が向いた」のです。
だってこんなに空いているなんて、なんか気の毒。本来ならばかきいれ時なのに。

レジに持っていこうとして、ふと気が付きました。

「切花20パーセント引き」のポップが。

ちょっと得した気分。

ふと思いついた言葉。

―情けは人のためならず。―

 

と言うわけで、一昨日は月を見たり花を見たり・・・
それで昨日は・・・って、また長くなるからもう終わりです。

明日は、またおばば様のご用事で朝から買い物だと。。。。。

そうそう、ちなみにスターティスの花言葉は「知識、変わらぬ心」、フリージアは「無邪気」「慈愛」です。


 

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする