第五話は再び「青」の物語。
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ST警視庁科学特捜班 青の調査ファイル (講談社文庫) |
今野 敏 | |
講談社 |
原作は上記のものだそうです。
青山ちゃんの豪邸に住むお嬢様ルックのビックリな秘密はある意味、家族に対しての優しい嘘でもありましたね。
今回は、その嘘もテーマ。
登場人物が少しずつ嘘をついていて、その嘘を暴いていけば真相にたどり着けると言うもの。
証言するプロジューサーやアナウンサー、ADの仕草が、嘘をついてますよと分かりやすかったのと、それをハハーンと観察する青山と赤城、しかしなんとなく枠外に行っちゃってるキャップの百合根のギャップが可笑しかったです。いや、ちょっとだけ気の毒だったかも。
今回真相が暴かれたときに、ちょっとだけ、被害者の体の傷や損傷に対して突っ込みたいような気持になってしまいました。最初の赤城の所見と違うような気がしてしまったのです。他の番組だったら、階段落ちと脚立落ちぐらいもっと分かるよ、フツーって思ってしまったわけですが、今回、ご遺体は語る的なドラマが二本もあるので、ちょっくらそのように思ってしまったのですね。
でもそのような突込みは、このドラマに関してはみんな棚に上げてしまおうと思います。なんでかっていうとですね、視点がドラマの内容を一番で見ていないからですね。
いや内容はしっかり見ていますよ。でも面白いか否かに終始しているので細かい事はまあ、いいやと言う所なのです。
でもついでなので言ってしまうと、監査役の松戸さんのセリフは、瀬戸浅香さんが威厳のある顔で説得力あるように抑え込んでしまう勢いがあるから成り立っているようなもので、結構変な事を言うんですよね、この人。例えば少しでも事件の可能性があったら捜査するのは当たり前のことだと思うのに、捜査して事故だったらどうするのってわけのわからない事を。我が家では「馬鹿みたい。」と言った言葉が旦那とはもっちゃったよ。この人の言うことを聞いていたら、捜査不足で真相が埋もれてしまったり冤罪が後を絶たないと言う警察不信を助長すること間違いなしだと思うんですよ。
上に書いたことを別の言い方をすると、嫌な女全開となってしまうわけで瀬戸さんが気の毒な感じです。でもそれによっていつかやるだろう「碧」の回も楽しみになってきました。
今回のお話は夏にふさわしい心霊に絡んだお話でしたね。
心霊特集大好きな青山と苦手な百合根。
テレビ前の二人の対比が面白かったです。
今回は、セリフが多くてと嘆く藤原君の願いを聞き入れたのか、セリフは少な目だと思いました。でもその分無言の演技はしっかりとでしたね。
しかし犯人の彼。
彼女の事を好きだと言いながら、最後のあがき方は醜かった・・・・・・。
赤城さんのイライラが伝わってきましたね。
えっと。
今回の萌え萌えポイント。
「ほえ面」と言う言葉を笑われて、その言葉にこだわり続けた赤城さん。
前の「高級クラブ」の時もそうだったけれど、彼はかなりしつこいこだわるタイプなんですね。
最後のほえ面指導も面白かったです。
私的にはもう一か所。
青山と百合根が盛り上がるテレビ前で、真剣に観察している赤城の顔・・・かな。
今週も面白かったです。
来週はいよいよ「赤」の物語。なぜ引きこもってしまったのかと言う真相が明らかになるのですね。
キャー、楽しみです♪
と、最後はミーハーモードになって終わりです。
あっそうだ。
視聴率を書き込もうとしたら・・・・・・
今回ちょっと悪い・・・・・ので、止めておきます。
みんな帰省とか旅行とか行っていて録画だな、きっと。←いつもポジティブ^^