森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

いだてん第18回「愛の夢」

2019-05-14 23:21:42 | ドラマ (大河)

※ 遅れました !!
いだてんじゃない「いだてん」18回の感想です。

☆ ☆

夫と私とで、つい声を合わせて、

「えーっ、なんで !?」と言ってしまいました。

どこでかって言えば、夏には帰ると言ったのに、結局帰らなかったとナレーションが入ったところでです。

甘えすぎだよ、四三よ。

スヤさんが理解があるからって、そりゃないよ。

日記に甘いような本音を書こうとも、はだしで追いかけてきて安産祈願のお守りを渡そうとも、ダメだよ~。

私、3分ほど、君の事が嫌いになっていたよ。

 

バカだ、君は。

本当に馬鹿だ。

 

言うなれば、走る馬と鹿。

あれっ、馬と鹿は走っていいのか。

ちょっと冷静になった。

まあ、こういう馬鹿かと思うほどにそれに徹した人が、次の門の扉を開く人なのかもね。

 

あと一か所、どうも解せぬシーンがある。

これだけは慣れなずに、毎回首を傾げたくなる。

熊本と東京が近所の如く描かれている点。

スヤはいつもあのままとんぼ返りか?

むりっしょ。

 

ちょっと言いたい事を言ったので、すっきりした~。

 

それ以外は、いつも通りジワジワシーンがいっぱいで面白かったです。

清さんは、たった一人の(今のところ)孝蔵の理解者でありその才能を信じる人。その友情にも胸が熱くなりました。

美川と小梅のトラブルに巻き込まれたと言う、とんだとばっちりで、またも1年東京を離れなくてはならなくなってしまった孝蔵。

美川は夢二もどきのへたくそな絵を描いていましたが、あのような絵を描かねばならない美術さんも大変ですね。

 

そしてジワジワシーンのその2は、シマの走るシーンです。今では何でも当たり前のように感じる事も、当たり前ではなかった時代。思わず先陣を切っていった過去の時代を生きた女性たちに、感謝の拍手を送りたいような気持ちにもなりました。

 

また印象深かったのは、播磨屋の足袋作りでしょう。

足袋にゴムソールを付け、その後にハリマヤシューズとして日本のマラソン界に無くてはならない存在になって行くー。

本編ドラマと連動しての紀行も良かったですね。

しかし、あのドラマがあったからこそ「ソール」と言う言葉がなじみ深かったとも言えると思います。

最後の日光の走りの時だったでしょうか。しばらく間が空いたので、細かい部分が抜けてしまいましたが、その時に最後までそこが破けなかったゴムソールの足袋を見て

「俺は勝った。」と言った黒坂の言葉には胸を熱くするものがありましたね。

 

そう言えば、ちょっと胸が熱くなったものは、もう一つありました。

神宮の森の傍に競技場を作る構想に燃える治五郎。

当たり前のように存在するものにも、そこに行きつくまでの想いと歴史があるのだなと、しみじみと思えるのでした。

 

と言うわけで、また来週。

とうとう箱根駅伝のお話に。

 

 

コメント (2)
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