森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

シュラトンホテル2連泊

2019-10-09 12:26:54 | トルコ旅行記

「トルコ旅行記」もようやく終盤になりました。と言っても、もう少し続きます。

そこに居た猫や花たちや、すれ違った人たちの事まで書いている旅行記なので歩む速度も遅くなって当然ですね。

だけどすぐに忘れてしまいそうなささやかな事ほど、(忘れてしまうので)書いておきたいと思う私です。

旅行中には「何なの、それって。」ということもあったけれど、それはあまり書かない方かもしれませんね。

 

ああ、そう言えば確かにありましたよね~。「書かない方」と書いたら逆に、ちょっと「何なの、それって。」を思い出しちゃったかも。

ごく稀にトイレでちゃんと並べないヨーロッパ人のお姉ちゃんの事とかをね。

並んでいる隙を狙ってドアが開くと、横入りして入っちゃう若い女性。若くてピチピチの女性だったけれど、育ちが悪いんだなって感じてしまいましたよ。ああ、そうよ。品性が無いってこういうことを言うんじゃないのかしら。

 

それはさておき16日17日はシュラトンアタキョイホテルに二連泊しました。

風景がとっても素敵なホテルでした。

下の二枚目の画像に映り込んでいる宇宙人の目の様なものは、スマホカメラのレンズ部分です。私は窓越しに写真を撮るのが下手なんですよね。ガラス越しにぴったり付けて撮ると言うのが、なぜか苦手。

高い所が苦手なので、無意識にちょっと離れてしまうのかも知れません。

 

 

 

一日目はアンカラからブルサ経由でイスタンブールと移動の強行スケジュールで、これで中華と言えるのかという夕食も午後8時と遅く、それからホテルにやってきたのも更に遅い時間だったのです。窓の外の風景が素敵だなと思いつつ、荷物などを片付けてお洗濯などをしていたら夜も更けてしまったので寝てしまいました。それでも結構寝たのは遅い時間になってしまいました。

翌日の朝食。(7時半スタートだったかな。)

 

黄色く見えるあれは、蜂蜜べったりのハチの巣。トルコではどこに行っても蜂蜜三昧をしてきたように思います。

(この後は14日のイスタンブール観光。)

 

ついでなんで、下のはその翌日の15日の朝食です。(時系列が分かり辛い書き方になってしまいました。)流石にラストの方になって来ると、ビュッフェスタイルでも取り過ぎはなく、意外と少量。それでもトルコのホテルでの朝食は最後だったので、前日よりは多めにとったかも知れません。

この朝食の時点で、午前7時。朝は早く忙しかったと思いましたが、それでもここでの朝食は優雅な時間であったような気がします。

その前日はブルーモスクの後にオリエント急行駅舎レストランで夕食を頂いて、その後にホテルに戻ってきました。

ホテルのすぐ近くにはショッピングモールがあって、その中にスーパーがあったのです。

前日には行けなかった私たちは、疲れていてもいそいそと出掛けました。

 

そこの駐車場に居た猫。角度によって見える模様が違います。三毛猫ちゃん。私は思わずあんずさん(我が家の猫)を思い出してしまいました。可愛い猫でした。

 

 

スーパーでの写真はありませんが、ゴディバのチョコレートが滅茶苦茶安くて、それとメイド・イン・トルコのチョコレート、はちみつにビールなどなどを買い求めてきました。

私たちが欲しいものが見つからず(今となっては何だったか忘れてしまいました。ザクロソースかしら。)ウロウロとしていると、ひとりの若者が近づいて来て、

「私は日本が大好きです。」と言ってくれました。

(それを良いことに)探し物の事を質問する私たち。若者には分からなくて、するとスマホで検索してくれたのです。結局はそのお店では見つからなかったと思います。

親切で優しい人たちはたくさんいました。

だけど彼が出会った大好きな日本人が、私たちでなんだか悪かったナぁと、私はほんのちょっぴり思ってしまったのでした。

日本人が好きと近づいて来てくれた人に、日本のどんなところが好きなのかとか聞いてみたり、もっと好きでいてくれることに感謝の気持ちを伝えれば良かったと、今でも思うのです。

もちろん「ありがとう。」と何度も言ったし、お辞儀もしました。だけどそれはスーパーでの親切な行動に対してだったように思うのです。もっと大元の所からの感謝をしたかったと思いましたが、その時は頭がボンヤリ、足はパンパン、なんだかいつもうっかりですが、いつも以上に余裕のない人だったと思います。

 

レジの女性は愛想もなくて感じも悪かったです。早口で言われた金額を外国人である私が聞き取れないのは仕方がない事だと思うのだけれど、金額が表示されている所が高くて、チビの私には結構厳しい。そして尚且つ光ってしまって読みにくくて、どんなに目を細めても見えなかったのです。もう買い物にもシニアグラスは絶対に必要ねと思った次第。(悲しいわ~)

ただでさえまごついたのに、このレジの人が最初から不愛想だったのが、私の不愉快な気持ちを倍増させたように思いました。

 あらゆる場面で、マゴマゴする人がいるとその人をバカにするような目線で見る人が若干いて、そう言う場面にたまたま出会ってしまった時、それは対応できないあなたのレベルに問題があるのよって私は思う事が多いのです。これは自分がまごついた時の事を言っていないのです。なぜなら日本では会話と言う緩和剤があるからです。その緩和剤が上手く使えなくなってしまった人と、対応レベルが低い人。それのみじゃなくて、その対応者に今まで育ってきた中での人間性の構築の低さが加わると、時々傍から見ていても気分の悪い場面に出くわすこともあるのではないかと思います。

ここではまさに私はその緩和剤を失った人。だけど、明らかに外国人でマックス目が無くなるほど目を細めている私に、次の手段もない不愛想なレジの人。

「何なの、それ。」って私は思ってしまったので、支払いが遅くなってもうしわけありませんね~みたいな謙虚な気持ちなど湧き上がっても来ません。

そしてこのレジは買った品物をベルトコンベアで下の台に落とすタイプの物でした。日本にもありますよね。袋入れをレジ間近で行うやつ。それこそマゴマゴしているわけにはいかない台です。だけど日本では次の人は棒を真ん中に置き、ちゃんと品物が分かれるように流されるのです。

が、ここの人と言うか、この人は人の買った商品の上に次の人のを平気で流すので、本当に舌打ちしたいような気分になりました。本音を言えば「no!!」と叫んで、レジ指導をしたい衝動に駆られたくらいです。もちろんやりませんが・・・・。

よその国ですからね。

でもやっぱり、本当に教えてあげたかったです。棒を1本置いて、私の買った商品と次の人の商品を分けるなんでもない動作を。

 

長々書いていますが、確かに不愉快ではあったのですがそれは数分の出来事。

それよりも私、この数日間でガイドさんが言っていたトルコの女性の就業率とか、スカーフを街中で被っているのは、みんながやっているからという理由だけで自分の考えなどないなどと言う自国の女性を貶めるような発言とか、何かがフッと理解できたような気持ちになったのです。

ホテルでも、トルコ語で挨拶などすると、とろける様な笑顔を見せてくれた女性従業員たちも、だいたいはブスーッした顔で仕事をしていました。国際ホテルの真横にあって、様々な外国人が買い物に来るスーパーならば、それなりの対応力がある人が雇われてしかるべきなのに(日本人的発想では)、まったくそんな事もなく、言うなればいろんな意味で「これから」なんだと思ったのでした。

そう言えば、レジの私の前の前の人はインドの方々で、何やら集団で大変そうで手間取っていました。それもあって、レジの女性は最初から不機嫌だったかもしれませんね(日本だったら言い訳にはならないけれどね。お客様カードに書かれて叱られて終わりだ・・・・って、今人手不足なので叱られないかも。で、日本も接客が後退して、海外のお客様に『日本のサービス、思っていたのと違う。がっかりだ』なんてブログに書かれたりする日も近い…なんて事の無いように祈りたいですね。)

 

その数分間の出来事を除けば、はっきり言ってトルコスーパー体験は、親切な人との出会いありすれ違った人との微笑み交換あり、そして何よりもいろいろな面白いものに出会えてとっても楽しい時間だったのです。

レジでのことにしたって、私にとってはある意味学びの時間であったように思います。

 

カッパドキアの記事で、お酒を飲んだのはそこでのバーで一回だけと書いたのですが、それは過ちだったと思い出しました。トルコのビールは美味しかったかなと、買ってホテルで飲みました。

美味しかったです♡

 

 

 

 

 

 


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