※ まず最初に第1話の感想を、この1週間の間に1324pvとたくさんの方々に読んでいただけて、嬉しく思っています。
ありがとうございました ♡
さて1話の解決編ですが、なんたって「最終決戦」だなんて、私的にはちょっと気恥ずかしくなるような副タイトルが着いてましたね(^_^;)
まあ、それは好みの問題ですね。
推理部分の予想は、あの子供たちの竜宮城談義が大ヒントでほぼ予測通りでした。
そう思われていた方も、テレビ前で多かったと思います。
律儀に玉手箱まで出てきてしまっては、ちょっとニヤニヤしました。
だけどラストは思いもよらなかったのです。
岩田がミナを連れて行った時、赤いカナリアの親子のように逃げたのだと思ってしまいました。娘は嫌がっていましたが、彼女を助ける為に強引に連れ去ったのだと。
だけど違いました。
岩田は自らの手で、娘の首を折り・・・・・・・・・
「娘だぞ !!!」と亘は叫びました。
「娘だからだ。」と岩田は応えました。
右京がこの時、横たわるミナに向かって
「私たちがお父さんの気持ちを汲み取ることが出来ず、このような事が起きて申し訳ありませんでした。
罪を償う機会を失わせて、もしくは生きてその罪を上がらう事も出来たかもしれません。」などと、岩田に聞かせるように言いました。
(セリフはかなり不正確なので、正確なセリフは期間限定の見逃し配信でお確かめください。)
確かにそれは正論。
岩田は最初からミナを助けようと、連れ戻そうとしていたのです。それは何処からか救い出す、仲間から引き離すと言う助けではなく、罪を防ぐと言う助け。
だけどその行動を見て、亘だって「娘さん、もう大きいのだから・・・・云々」などと正論を言ってましたよね。
傍から見れば、子を守ろうとする親の行動には理不尽に見える事があるのかも知れません。
確かにミナを殺した岩田はの行動は、親の傲慢と言えるでしょう。彼女の人生を最後まで彼女自身に生きさせなかったから。右京の言う通り、彼女自身が裁かれるべきでした。亘が言うように、彼女はもう立派な大人なのですから。
だけどそうなれば、彼女は晒されて憎まれて、そして処刑されるのです。右京の「生きてその罪を・・」なんて、あり得ない事です。その「生きて」の部分は、せいぜい喧騒の裁判の間と、そしていつ来るか分からない13階段への扉が開くまでの間の事でしょうか。
岩田は後を追って死のうとはしませんでした。ミナが犯した罪さえも、彼の心の中で背負って生きていく覚悟があったからなのかも知れません。
私はちょっと、ほんのちょっと目頭が熱くなりました。
そんな悲しい親の姿と対比するように、雛子の笑顔が輝いていました。まあ、あの方はそうじゃなくては面白くないのですが。
雛子のあの武器がどうのこうのと言う話・・・・・何言ってんだかって私は思う方。
だけど「フムフム、なるほど~」と思った方も多かっと思います。
ちょうどこの前日、友達とランチした時に、増税したのに福祉のお金を削り、またアメリカから武器を買うのってどうなのと言う話題になった時に、「武器だって必要で、無いと敵国が来て責められちゃうわ。」と友達が言った事を思い出してしまいました。いろいろと面倒くさいので、(まあ、皆さんも聞きたくないでしょ。)、この話は終わりなのですが、とりあえず思い出したと言う話です。終わりと言いながら、思い出したのでついでに行ってしまうとですね、「いざ」と言う事を考えるのなら、食料自給率をあげなくちゃね。
「じゃ無かったら、私たち、またミミズを食べる事になっちゃうわ。」と言ったら、一番の共鳴を受けたのだけれど、まっ、ミミズを私たち自身が本当に食べた事はないのですがね^^
お話を「相棒」に戻して、あの右京&亘のコントは何だったのかしら。
「へそで茶を沸かす」「やってみなさいよ」「じゃ、ヤカンを持ってきて~」
『あんたたちは小学生か !?』ってやつ。
あれには何か意味があったのかしら。単なるサービス ?
そして今回は御咎めなしどころか、こっそりと表彰されるらしい・・・・。
暇か課長の「方針変えたか ? 褒め殺し ?」には笑えました。
なんだかんだと捜一コンビに青木もやって来て、なにげに北海道ロケは結構楽しかったのではないかしら。
視聴者も美しい風景を堪能できたし、良かったですよね。
そして最後の二人の「ただいま !」にシリーズの始まりを感じて、それもとっても良かったです。
相棒ファンの皆さま、もちろん私もですが、思わず(心の中で)言ってしまったのではないでしょうか。
「おかえり~」って。^^