森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

#麒麟がくるまでお待ちください

2020-06-15 12:38:13 | ドラマ (大河)

「麒麟がくる」はしばらくはお休みになり、「麒麟が来ない」日曜日が少々続きそうですね。

だけど、収録再開は6月30日からと決まったようで、再び「麒麟がくる」日も近い事でしょう。

その間に放送されるのは、「麒麟がくるまでお待ちください」と言うもので、今までの大河の名シーン集ですね。

その第一回は「独眼竜政宗」でした。

1987年の作品で「梵天丸もかくありたい」と言う流行語を生みだし、平均視聴率39.7%、最終回の瞬間最高視聴率47.8%だった大河ドラマ絶頂期の代表作ですね。

 

私も見ていましたよ。面白かったですね。キャストの皆さんも本当に皆お若くてキラキラしていました。

せっかくなので、私もほんの少しだけ記憶をたどってこの作品を振り返ってみたいと思いました。

 

私は愛姫の桜田淳子さんの美しさが好きで、彼女のその政宗の妻役が気に入っていました。

娘の名前を五郎八と名付けて来た政宗に「ごろうっぱちだなんて。」と言うシーンは好きなシーンでした。

 

たった1時間でのハイライトなので、そこは取り上げられませんでしたが、私はこのドラマの中で最上義光の娘の駒姫の悲劇を知り、ずっと心に残りました。

前に山形旅行に行った時に、その歴史館に訪れて、その時は意識から遠のいていた彼女の悲劇をまた思い出したわけですが、最上義光は原田さんと言うのが、私の脳内で定着したイメージになり、その資料館でも、そのイメージで資料などを読み進めしみじみとしました。・・・・って、その事をブログにも書いていなかったっけ ?

と、思ってその山形旅行記を読んでみたら、書いてありましたね、同じ事が。(^_^;)

→ 山形市内観光

その時の駒姫は坂上香織さんと言う方だったのですが、可愛らしい方でしたよね。

 

番組内で取り上げられていた名シーンの一つは、やはり母による暗殺未遂事件のあのシーン。

母と子の確執、弟殺しとか書くと、やっぱり信長と被るものを感じてしまうのですが、まったく違うのですよね。この母は、梵天丸の時から、本当に子を愛おしく思っているし、兄弟にも慕い合う愛があったのですよね。

だから高視聴率だった最終回のシーンにはうるっと来てしまいました。

 

流石に33年前の作品で、ほとんど忘れています。

夫婦仲が最初は上手くいかなかったゴクミがボンヤリと庭を眺めているシーンや、畳に零れた砂金を、さも何でもないように払うシーンとか、そんなささやかなシーンは覚えていると言うのに。

だから最終回がどんなものだったのか、まったくでした。神々しく母が迎えに来てくれて、和解し今生を去って行くと言うのは言いラストでしたね。母が来た時に障子が歪んでいると言うのも良い演出でしたよね。

ああ、でも・・・・あれは、私の目が歪んでいたのかしら・・・・ちょっと自信が無くなってきました(^_^;)

 

覚えているシーンでは、本物の花押にしか入れていないと政宗が主張した鶺鴒(せきれい)の眼で有名なエピソードとかもありますが、死装束で秀吉に小田原で対面するシーンは印象深かったです。

そのシーンを見ていたら、夫殿が

「やっぱり勝新の秀吉は合わないよなぁ。」と言いました。

それを聞いて、私はイラッ―としました。何をいまさらと思ったからではありません。

33年前のその時、あなた様は同じ事を言ったのよ !!

 

と言うわけで、次回は「国盗り物語」で、それも楽しみですね。

 

コメント (2)
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