森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

鎌倉に行きました。《その1☆八幡宮の階段》

2022-12-04 14:38:01 | お出掛け日記

12月はいろいろ書ききれないので、更新多めです。

真夜中に書いた漫画の感想《「キャットニップ4」》もよろしくお願いします。

 

☆  ☆  ☆

 

11月最後の日30日に、友人と鎌倉に行ってきました。

たまたま前回の「鎌倉殿の13人」が「八幡宮の階段」でしたので感慨も深かったです。

 

鶴岡八幡宮の大銀杏は、2010年3月10日未明、強風の為に倒れてしまいました。

その後は、その木の若芽を育てて、今に至ったわけです。

ここまで大きくなったのだなと、それも嬉しく思いました。

 

大銀杏も色づいて秋色。

8時50分くらいに最初の電車に乗って、鎌倉駅には10時半ごろ着きました。今回の一番のメインは、鶴岡八幡宮に隣接している鶴岡ミュージアムで開催されている「大河ドラマ館」に行くことでした。

鎌倉に着くと、気合が入っているタクシーたちを発見。

鎌倉、いつ盛り上がる ?

そりゃ、今でしょ。

 

 

小町通は、後から。

 

と言うわけで、参道をまっすぐ歩いていくことにしました。

豊島屋の窓が鳩の形、可愛らしいですね。

そして鶴岡八幡宮に着きました。

ピークではありませんが、紅葉も綺麗でした。

しづやしづ しづ・・・

静御前が頼朝の前で「「しづやしづ しづのおだまきくりかえし むかしをいまに なすよしもがな」と舞ったのは、八幡宮の若宮回廊でした。ただその回廊は1191年3月4日の鎌倉大火で焼失し、その跡地に、この舞殿が立てられました。

今の花手水は菊なんですね。

何となく秋の風情がしました。

 

そして私たちは「ドラマ館」に向かいました。

《その2》に続くわけですが、気まぐれに更新していく予定です。


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「キャットニップ4」

2022-12-04 01:49:39 | 漫画・マンガ・まんが

先日、「月刊フラワーズ1月号」の予約を入れようと、Amazonのサイトを開いたら、この本が発売されている事を知りました。迷わず買い求めましたが、読めば必ず泣いてしまうという物語をなぜ私は買うのかと、自分に問うてしまいました。

でも買って読まずにはいられないのです。

大島弓子さんの猫愛に触れたいから。

そして大島さんの家の猫たちの生き様に触れたいから。

でもこの本は、作者にそんなつもりはなくても、猫さんたちへのレクイエムになっているように思います。

帯にも「愛と哀しみの第4弾」とあります。

 

トラのお話。ミケマルのお話。モーモーのお話。じみ山のお話。きじ太郎のお話。ウリちゃんのお話。

野良猫デラックスのお話。カラス子のお話。

ドライアイが治ります !

 

去勢したのに、発情期が来てしまう猫「じみ山」。雄たけびとスプレーで作者を悩まし続けたというのに、脱走して帰って来なければ、心配のあまり歌を書きます。

「たちわかれ いなばのやまの みねにおふる 

   まつとしきかば  いまかへりこむ」

この歌は、私が大好きな在原業平の異母兄在原行平のもので百人一首にもありますよね。

《この歌は、別れを惜しむ歌ですが、一方でいなくなった人や動物が戻ってくるように願う、おまじないの歌》なのですってね。

漫画から、いつも多くの事を学ばせていただいています。

大島弓子さん、また昔の抒情詩のような作品をお描きにならないのかしら。

 

4匹の猫が死んで、多い時には14匹の猫がいたというのに、とうとう2匹になってしまいました。

だけど何匹いても、猫たちが亡くなるとペットロスになってしまうのです。何匹いようが、みな違う猫。大島さんの猫への愛が本当に伝わってきますよ。

 

また、別れの時、それぞれに感謝の気持ちを感じ、そして「ありがとう」と言うのです。

これを読むと、我が家の可愛らしい猫たちに想いが行きます。

 

また大島さんの猫たちは、皆、老猫。15歳前後で橋を渡っていきます。

やはりそのシーンを読むと、たった10歳で亡くなってしまった、我が家のももちゃんの事を想いだし、涙ぐむのでした。

 

 

 

 

トップ画像は、我が家のクウちゃんです。

 

関連記事 : 「キャットニップ

「キャットニップ2」と「なのはな」

「キャットニップ」3

「グーグーだって猫である」

グーグーだって猫である〈5〉〈6〉


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