11月に観た映画のまとめです。(敬称略で書かせていただいてます。)
wowowで「護られなかった者たちへ」の放送に合わせて、佐藤健関連の映画が特集で続けて放送されました。前に夫が見ていて、その時にチラッと見た程度だった「亜人」と「いぬやしき」もちゃんと見てみました。
今月も映画館に足を運んだのは、天海さんのお芝居のみで、後はほとんどwowowでの録画です。「燃えよ剣」だけは夫が掛けていたので、分かりませんがそこだけ他チャンネルだったと思います。
そう言えば先月から「☆」とか付けていたのでした。
今月もやってみようと思います。
☆☆☆☆ (あくまでも私が)大好きな作品
☆☆☆ は普通に面白く見る事が出来る。
☆☆ は、私には合わなかった。(他の人は分からない事です。)または見なくても良かったかも・・。←ここは足しました。
☆ はないです。そんな作品は、途中で離脱してしまうから、付ける必要もないからです。今までにそのような作品、あったかな?
★ 0.2 ちょい上と言う意味です。(先月とここは変えました。)
またリンクは「映画 .com」に飛びます。諸々の情報はそこからどうぞ。
・「亜人」(11/5)☆☆★★★
生き返るからと言って、365日、いろいろな方法で殺され続けたら、憎しみが生まれたって当たり前だと思いますよね。
普通の生活を求めるの先に行っちゃって、人類の敵になるから、共鳴できなくなるわけだけど、亜人たちにも同情せざるを得ないです。でもそれはフィクションの世界の話だからで、実際にそんな人たちが居たら恐怖で震えます。
だけど、世界は能力や才ある者が人類の上に立って、人々を導いていたり、おのれ自身も望みどおりに暮らしているのかと思いたいけれど、実際には理不尽な力、例えば権力などによって片隅に追いやられていたり、更には虐げられていたりすることもあるじゃないですか。
「亜人」は、そんな者たちを示唆しているのかななんて、ちょっと思ってしまったりもしたのです。
でも映画自体は、何も難しく考える必要のない娯楽作品です。
→https://eiga.com/movie/85936/
・「いぬやしき」☆☆☆★★★
→https://eiga.com/movie/86161/
佐藤健は2017年、2018年と続けて、コミック原作のSF作品に出ていたのですね。
私的には、この2018年に公開された、こちらの「いぬやしき」の方が好きかも。とある事故の巻き添えで犬屋敷氏と獅子神は同じ改造人間にされてしまい、強靭な力を持ってしまったわけですが、一方は命を奪い、他方は命を救う者になっていった・・・・
獅子神のやった事は許せるものではないけれど、彼の周りで巻き込まれた者たちの悲劇を思うと、本当に哀しく思いました。
・「護られなかった者たちへ」
アマプラで先月見たばかりでしたが、また見てしまいました。
内容を知っていても、見ごたえがありました。寧ろ2回目の方が、深みを感じました。
→https://eiga.com/movie/92887/
・「さがす」(6日)☆☆☆★★★★
タイトルから、父が失踪した娘を探すのかと思ってしまいましたが逆でした。
娘の楓役の伊藤蒼、良かったです。もちろん主演の佐藤二郎の掴み切れない雰囲気、清水尋也の恐ろしさ、のめり込めました。
物語も思っていたイメージよりも奥が深く、サスペンスとしても見ごたえがありました。
軽い感じで見始めたので、これはメッケモンって言っても良かったような気がします。
→https://eiga.com/movie/95626/
・「アイの歌声を聴かせて」(11日)☆☆☆☆
これがですね・・・・泣いたんですよ。
生き物でないものからの「愛」に対して、人はこれからどう感じていくのかと言うような事も、人類のこれからの課題なのでは ?
友人などは、少し前まで「歳を取ったら猫でも飼って暮らすわ。」と言っていて、「歳を取ると、ペットショップからでさえ買えなくなるよ。」と伝えると、「じゃあ、ロボットを買うわ。」と言う会話がたびたびありまして・・・・。
例えば、そのロボットが壊れてしまったら「まあ、寿命ね。」とゴミの日に普通に持って行き、次の犬型もしくは猫型ロボットをネットで注文する人と、泣き崩れて食事も取れなくなる人に分かれていくような気がするのです。
ただ、ロボットの場合は、情報&記憶チップなど、保存や転送が効き、新しい体に移す事が出来そうで、物の魂を信じている「泣き崩れる」派の人々には大きな救いがあると思います。
機械で出来た体、組み込まれたプログラム。そこには見えない大いなる力から与えられた魂はないかも知れません。だけどそのようなものであっても、自分の幸せを願って、ずっと自分を見守り続ける存在が居たら、人は強くなれるのではないかと思いました。
→https://eiga.com/movie/93749/
・「薔薇の名前」(14日)☆☆☆☆
ドラマ版のこの作品を見て、ずっとショーン・コネリーが主演の映画版を観たいと思っていました。
因みにドラマ版の感想は→「薔薇の名前」
そのドラマ版の感想を読みなおしてみました。本当に好きだなと感じたので、かなり真面目に描き込んでいたので、映画の感想もそちらを参考にしていただけたらと思います。
映画版では、もうショーン・コネリーに再会できただけで幸せです。後本当に中世の修道院を作り込んだセットなど、見ごたえもあると思います。
ただ、この映画には牛さんに対しての残酷なシーンが、一瞬ですが映ります。牛肉、好きですが、それとこれとは別な問題。。。。
→https://eiga.com/movie/48107/
・「先生、私の隣に座っていただけませんか?」(16日)☆☆☆
思っていたものとは違うものでした。どう思っていたのかと言うと、妻が夫の浮気の状況のすべてを把握していて、それが漫画になっていくのだと思っていました。
なぜそんな事がと言うサスペンスかと。
だからあまり興味がなかったのですが、ただのサスペンスじゃないよと言われて見てみました。サスペンスでは全くありませんでした。夫の浮気を知った妻が、自分が恋に落ち浮気していく過程の漫画を夫に見せつけるものでしたから、描けて当然。
ただ私も騙されました。妻の動機が夫の再生で、ちょっと感動しかけました。(笑)
結論。女は怖いね。
私も女だけど、思わず思いました。最期に彼女がした事は!?
それ、きついよ~。
柄本祐の気の抜けたような「えーっ!!!?」で、なんか救われました(笑)
→https://eiga.com/movie/94770/
・「コンフィデンスマンJP 英雄編」☆☆☆☆
大好き!
行きたかったのに映画館で見る事が出来なかった作品でした。今回も楽しませていただきました。
毎回元気が出ます。
ジェシーもスターも、姿は見えませんが、ちゃんとお仕事をしていました。それもちょっと嬉しかったかも。
→https://eiga.com/movie/94338/
・「燃えよ剣」☆☆★★
上り坂から下り坂、そして終着まで148分描くわけですから、そりゃ、おおざっぱに感じてしまう部分があるように感じても、仕方がないですよね。
後半、仲間がどんどん消えていきますが、土方と雪の静かな愛は美しいと思いました。傍にはいられなくても心は寄り添っているわけですから。
彼女の「私は土方の妻です。」と言う言葉が胸に残りました。
しかし土方と言う人は、本当にイケメンだったなと思うし、当時はかなりモテまくったと思ってしまいました(^_^;)
→https://eiga.com/movie/90757/