※ 前の記事と間があまり空いていないので、そちら「英国サスペンス「THE BAY 3 ~偽りの仮面~」」もよろしくお願いします。
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なんだかみんな美男美女。
ヒロイン、かなり日本人好みの顔をしているのではないかと思いました。
このドラマ(全8話)、『スウェーデン・デンマーク・ノルウェーという北欧3カ国が組んだ合作。』なんですって。
《あらすじ》→https://www.wowow.co.jp/detail/179171 ←お借りしています。
【資産家の息子である野心家の青年ヨハンは弟と友人・恋人ら7人を連れ、雪に覆われた山奥へ。目的は、現在は閉鎖されているスキーリゾートホテル“ブラックレイク”を視察して購入を検討するためだった。一行が到着した夜、ヨハンの恋人ハネは地下室から聞こえた謎の音で目を覚ますが、実はこのホテルは20年前、開業直前にある大事件が起こり、そのまま閉鎖されたのだった。
ホテルのあちこちで見つかる、サーミ語(一帯の先住民が使う言語)で書かれた文字“ギャーデク・ヤーミット”が意味することとは……。やがて若者たちはひとりまたひとりと呪いにかかったかのように、奇妙な振る舞いを始める。恐怖と危険が渦巻き、さまざまな思惑が交錯する中、生き残るのは誰か?】
うっかり他のサイトの感想を読んでしまったら、なんか全体の評価が低かったので驚きました。
確かに出だし、ちょっと面白いとは言い難かったです。だけどだんだんと面白くなっていきました。これ、深夜にやっていたのを録画して昼間見たのですが、タイムリーに深夜に観ていたら、怖かったと思いました。
これを面白く感じなかった人は、ホラーと言ったら、かつてのクオリティの高かったJホラーのレベルと比較してしまうからじゃないかしら。
過去に何があったのか、詰むように推理していくサスペンスとホラーが結びついていた所から、日本のホラーは世界に評価されたと思うのですが、今時はみなそれをやってるって感じですね。寧ろ日本の方がそれをやっていないように思います。
このドラマでは、その辿った過去の推理が、ちょっとイマイチだったような気はしました。
ラストはホラーのお約束と言う所でしょうか。
以下に、少々ネタバレ的なメモを書いておきます。数か月、もしくは二三日したら、上記のような抽象的な感想だと、自分がさっぱり分からなくなってしまうと思いますので。
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「ギャーデク・ヤーミット」は殺すか殺されるかと言う意味。
彼が何か言いたがってるからと交霊会を開くと、それを開いた人が呪われるって、ひどいと思う。
訴えたい事は、「呪い」って事だものね。
20年前の惨劇がかすんで勿体ない。それをまだ追っている元刑事の扱いも勿体ない。
リアル欲得サスペンスの部分が、希薄。
ヒロインの過去のトラウマが悲しい。
姉妹の絆が固くて好感度が高い。
死んだ人たちは皆気の毒。
資産家の家は、後継ぎが途絶えて悲劇だわ。
ラスト、サングラス掛けているんだもの。やっぱりなと思った。
怖いのは、謎が解けても呪いは解けないって事なのよね。
ホラーって、深夜に感想を書くのも、意外と怖いね。(笑)