通天閣に行ったのに、ビリケンさんの写真はないのかと言われそうですね。
いや、ありますよ。
「通天閣」ではあまり写真を撮らなかったので、この記事のために取っておいたのです。(笑)
やっぱりそこに行ったら、足の裏をナゼナゼしなくては面白くないってなもんでしょう。
でも先に、そこで写真を撮ってる人がいたので、何となく周辺で待っていたのです。
老夫婦・・・・。
良いなぁ、この人たち。
二人は順番にビリケンさんの隣で一人ずつ写真を撮ってました。
「もっと近づけよ。」
「一応撮ったけど、ちゃんと撮れたかしら。」みたいな会話をしていたのかしら。チラ見しつつ、微笑ましいのと羨ましいような気持がしていました。
私の夫殿は、めちゃくちゃ出不精で、老後に二人で旅行なんて夢は持てないような気がします。
でもまあ、一緒に行ってもあまり面白いとは思えないので、それはOK.。←おいおい(;^_^A
それはともかくも、チラ見で二人を見ていたら、いつものおせっかいウーマンの血がムクムクと沸き起こってきました。
何かと言ったら
「一緒に撮りましょうか ?」と言うやつ。
これさぁ、ちょっと話が飛ぶけれど、京都の南禅寺が注意喚起をしたんでしょ。
「撮りますよ。」と言われて、写真を撮ってもらうと、お金を要求されたってやつ。
なんちゅう、不届き者がいるのじゃ。
楽しい旅に汚点が着くじゃないですか。
それに今後、おせっかいウーマンの血が騒いでも、疑われたらいやだなと二の足を踏んでしまいますよね。
で、話を元に戻しますと、もちろんここでは喜ばれましたよ。
久しぶりのカメラでの撮影だったので、うまく撮れたかどうかは不明ですが、二人で旅行していると二人の写真って意外と少ないんですよね。
二人を写すと、その旦那様が今度は私を撮ると言ってくれました。自然の流れだと思います。
もしかしたらひとり旅と思われたのかもしれません。
その時星子さんは傍にいなかったんです。
星子さんが傍にいたら、二人で撮ってもらったかもしれませんが、
「いやいや、私は大丈夫です。」と言うと、彼は
「奥さん、本当に気の毒な。」みたいな事を言って去っていったのです。
「??? えっ、別に私、気の毒じゃないよ。」と不思議な気持ちになっていたところに星子さん登場です。
で、その話を彼女にすると、
「その人たち、きっと北陸の人だよ。『ありがとう。』って言ったんだよ。あなたの貴重な時間を使わせてしまって気の毒なことをしましたっていう意味で、『ありがとう』を『気の毒な』みたいに言う方言があるんだよ。」と教えてくれたのです。
ふとここまで書いて、「陸軍墓地」の一件があるから、何でも鵜吞みはまずいよねと調べてみました。
→ありがとう【方言一覧】日本全国でバラバラ!?沖縄や福岡から北海道まで!各地で違いすぎて面白い! | らいくりーず (n-storyland.site)
ちゃんとありました !!
しかも富山や石川で。星子さんの旦那さんのご実家は石川にあって、けっこう頻繁に訪れているので、彼女はそれでよく知っていたのですね。
その時、「気の毒な」が「ありがとう」と知って、なんだか一個得したような気持になり、心がほんわかして、忘れたくない旅の思い出になったのでした。
ビリケンさんは、大阪のアイドル ?
だけどなんと、我が隣町の運河と言うところに、実は銀の・・・・・
昨年、ここにきて写真を撮った時には、何の思い入れもなかったのですが、今その説明を読むと、「大阪通天閣」とそんな繋がりがあったのかと、しみじみと思いました。