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私の中で6月を終わらせたいと思っているので、少々更新の間隔が狭まると思います。
6月に終わったWOWOWの金曜日枠の韓国ドラマ、最近続けてみていました。(次回の「悪魔判事」は疲れたのでお休みです。)
意外と韓国の時代劇が好きなのかも知れません。
だけどどんだけぼんやり見ているのかと、最終回で思いました。
王様が廃位させられるとなって、もしかしたらあの人なのと、初めて名前を意識する始末。廃位と言ったら光海君(クァンヘグン、こうかいくん)ですよね。あの「王になった男」の王様です。ネタバレになってしまったようですが、でも名前を聞いたら、そこはOKだと思うんです。
私のように最終回まで、ボーっとしている場合は別ですが。
この光海君もいろいろと非道徳的な事を言ったり行動したりもしますが、それでも娘を思う気持ちは伝わって来て、ずっと好きでした。
韓国の時代劇は、実在の人物を使いながら、上手くお話を紡いでいるなと思います。
翁主も実際に居た側室の昭儀ユン氏の娘として存在して、そして没年が分かっていません。良い所に目を付けてるなと思います^^
「ポッサム」とは再婚が禁止されていた朝鮮時代に、寡婦を布で包んでさらい、再婚を実現させた習慣らしいです。だから冒頭の方に出てきますが、ポッサムされる女性は喜んでいたりする事もあるのですよね。男の人の所に届けると、既に二人は恋中で待ちわびていたりなど、乱暴なようですが、ある意味必要悪な仕事だったのかも知れません。
冒頭で翁主がポッサムの絵をたわむれに描いていて、
「このさらわれる女性は、袋の中で笑っているのかしら、それとも泣いているのだろうか。どんな顔をしているのだろう。」と言ったのが印象的でした。(セリフは不正確です。)
主人公のバウは、或る日間違えて、婚家で静かに暮らしていた未亡人の翁主を間違えてさらってきてしまいます。
王の娘をさらわれるなど、面目が立たない権力者であるイ・イチョムは早々に葬儀をし、彼女の命を狙うのです。
実はバウの出自にも秘密があり、お話は二転三転しながら進みます。
可愛らしいバウの息子のチャドルや、危なげだけれど意外と頼りになる(イヤならないかも知れないが、いるとホッとする)チュンベや、上品な恋のライバル(バウの方が後からで、ちょっと気の毒)イ・デヨプなどが花を添えます。ホッとすると言えば、チョ尚宮の名前も書いておかなくてはいけませんね。
(微妙なネタバレですが)イ・デヨプの運命は、最初から分かっていたように思います。だけど権力者の息子として育っていても、きっとずっと孤独だったと思われる彼に、「友」という言葉を最後まで使わなくても、バウはやっぱり大事な友であったと思い、それだけが救いだったように思います。
バウ(キム・デソク)→チョン・イル
ファイン翁主→クォン・ユリ(少女時代)
イ・デヨプ→シン・ヒョンス
そのHPは→こちら
ふと、このHPをリンクさせたら、別にこのページにあれやこれや書き込む必要もなかったかと思いました(^_^;)
それも悔しいので、一言感想を書くと、バウと翁主の生活で一番面白く感じたのは、宮廷に戻って来てからのものではなく、貧しいながら工夫してみんなで片寄せ合っている所だったと思います。
肩書やお金はあった方が良いと思います。特にお金はね !!!
だけど客観的に見ると、そうとばかりは言えないのが、そこが実は「生きる」の醍醐味なのかも知れませんね。