今回も、内容の濃い「功名が辻」でしたね。
あそこもここも「ねえ、ねえ」と話したくなるところばかりでした。どこから、何を話していいかわからないくらいです。
でも、やっぱり私は淀の宣戦布告のシーンが一番印象が深かったのです。永作博美さんの
「忠義貫ぬかれるべし」と言う迫力の言葉、カッコ良かったのですが、その時日本中のテレビの前で、
「あんた、違いますから~」と言われているような気がしました。あのように言われたら、家康も引き下がれないですよね。
淀は三成の遺言の趣旨がわからなかったわけではないのです。ただ、一矢報いたかったのだと感じてしまいました。淀には淀の戦があったのですね。三成は「義」の人であったけれど、淀もまた主君の立場としての「義」はあったのではないでしょうか。三成の豊臣を思う心を痛いほど知っていた淀は、その首刎ねんとするものを、為政者として媚びへつらう事など出来なかったのだと思うのです。どんなにそこに豊臣存続の道があろうとも、それでは淀の「義」に反することになってしまいますものね。
傍から見ると、何かもっと巧く生きることが出来なかったのかなぁと感じてしまう三成と淀ですが、自分が正しいと思った道に殉じて行く、その姿に共鳴する人は私だけではないと思います。
今回は、三成最後の日にふさわしく、三成のシーンは皆良かったですね。
家康との対峙のシーン、小早川へのどう喝シーンも見応え充分でした。が、あの有名な柿のシーンは取って付けたようでしたね。そのエピソードを知っている人には無理やり入れたというのが見え見えで、知らない人には三成が変な人に見えてしまったのではないかと心配になりました。
ただ、最後に三成を匿ってくれた村人達は、三成の信じた三成ワールドの住人だったのが救いでした。
さらば、三成、美しき人。
そんな感じであったでしょうか。
おっと、千代と一豊の事がすっかり抜けてしまいましたが、泣く時も喜ぶ時も共にという二人は今回も良かったですよ。でも、二人のことは更なる活躍のまた次回に、ということで。
ただひとつ、妻たるものは、大酒飲んでその場を盛り立てるホステス能力も必要だー! 苦手だなぁ、私には。
もう金曜日、全然タイムリーではなくなってしまった「功名が辻」の記事ですが、もう、11月、残りの回数を思うと、書かないと気持ちがなんとなく悪い。意地なのでしょうか、それともこだわり。。。自己満足。。。まぁ、これかな。
いつも感謝です。
一番乗りゲットしました。
三成&淀のお気持ちを見事に描写されてますね。
しかしあの柿のシーンは、取ってつけでしたよね・・・残念・・
残り数回ですが、最後までおつき合い宜しくお願いします!
でも、kiriyさんの奥の深い感想は、いつもなるほど、と思いながら拝見しておりますよ。
学校に行っている頃、感想文だとか、作文、と言うものは、じっくり時間をかけて考えながら書いては消し、書いては、と完成させたものなので、出来ればドラマレビューもそんな風に丁寧に書きたいと思っているんですが、どうしても慌てて書いてしまうし、いつも納得のいくものではありません。
こだわり、自己満足、実は「維持」あ、これは誤変換です。
でも維持というのも意味的にはあってるものが。
「意地」実はこれが一番だったりするのかも、なんて思う私だったりします。
検診は必ず受けないとと思ってますが、婦人科系だけはなかなか足が向きにくいですね。
三成の遺言、淀にはどのように伝わったのでしょうか。
三成の言いたいこともわかるけれど、淀にはどうしても譲れない部分があったのだと思います。
このドラマではいろいろ思わせぶりな所もありましたが、淀の三成に対する思いは男女のそれではなくて肉親に近いものがあったのではないかしら。
あと数回になった大河ですが、このままみなさんでゴールしたいですね。
私の場合は感想の内容も大したことないので「習慣」ってかんじでしょうか。
今回の三成&淀の描写は、とても切ないものでしたね。。。
三成の『義』は、関ヶ原での勝利を呼ぶ事は出来ませんでしたが、その存在の意義は家康に強く見せ付けられたと言えるんでしょうね。
もう残りもあと僅かですね!
早いものです。。。
全てが素晴らしく思えたのに、柿のエピソードだけが残念でしたね。
後一言欲しい所でした。
残りもあとわずか、こちらこそ宜しくお願いいたします。
ブログのドラマレビューはある意味、タイムリーさが命かなとも思うのですよ。土曜日の再放送を見ての感想もあるかとも思いますが、やっぱり金曜まで遅れると、これはもうやっぱり意地ですかね。
タイムリーさが命と言っても、私は全然すばやく書けないのですね。だから、皆さんのようにストーリーから丁寧に人に伝えていく事は出来ません。
ブログと言うのはある意味情報発信の場とも思うと、片手落ちかなと、とても満足行くものは余り書けませんね。
だから、やっぱり私の場合は自己満足かもしれません。「ねえ、ねえ、昨日見たあれはサア・・・」と言う感じですね。
だけど、そういうことをまじめに考えながらやっていくところに、ブログの楽しさがあるのでしょうね。
「功名が辻」の三成と淀はとっても強烈でしたね。不器用な美しき生き方に心揺れました。強烈過ぎて、光秀と帰蝶のことがあまりに遠い昔の違う話のような気さえもしてしまいましたよ(笑)
二人の真実はわかりませんが、私には男女の仲には最初から思えなかったのですよ。だって、あんな堅物、主君裏切れないのじゃないかと(笑)
だけど、二人は本当に人生のパートナーであり心で繋がった夫婦なのかも知れませんね。
「習慣」―いいですよね。安定した安心感がそこにはありますよね。だから、私も毎日読むのが習慣になっているのですね。
早いものです。。。
う~ん、なんかしみじみとした気分になってしまいましたよ。おっと、これでは次回が最終回みたいな気分ですね。
千代と一豊がいけないのですよ。最終回のように浮かれているから。と人のせいにして。でも、浮かれてばかりはいられない次回が楽しみです。
三成と家康が対峙するシーン、斬首されたシーンでの家康の「間違えていたらあそこにいたのは自分」と言うセリフからも、家康の中に三成を認めている部分はあったかもしれませんね。次の時代を作る時、家康は三成型忠義を求めて武家社会を作り上げていったのかも知れませんね。