あっと言う間にこんな真夜中。(これ、真夜中に書き始めたので)
ブログを書こうとして、ふと、「りくの子供はどうなるの?」とか「セクシー八田って最後はどうなるの?」とか、最近「明日は我が身」と頻繁に言う畠山は、ずっと北条側の人にしか見えない和田はって検索していたら、こんな時間になってしまったのでした。
だから思った事を全部は書かずに、印象の強かったことを書きますね。
あのシーン、凄かった 、演出が !
演出の人とカメラさんが力を入れてどやっって撮って、小栗旬が頷いて、それに応えたんだ。
だからどのシーンかって言ったら、あの廊下を歩いて行くシーンですよ。
いくつもの柱を過ぎていくでしょう。私思わず
「パパ、鬼が見えるよ。」と言ってしまいました。アニメだったら角の影を柱を通り過ぎた一瞬だけ付けてしまうかもしれません。サブリミナルとして。
柱を過ぎる・・・柱を過ぎる・・・柱を過ぎる・・・
その時義時は何を思っている?
「時」が遡っているんだろうか。
そして長い廊下を歩く義時が、立ち止まり振りむいたそこには、夢を語る記憶の中の兄がいる。
いつか出てくるだろうと思っていた兄の回想シーンが、ようやく今ここに来て登場です。
夢を明るくさわやかな笑顔で語る兄・宗時。
その記憶の中の兄を、鬼のように険しい顔で見つめる義時。彼は語る人ではなくそれを叶える人。
「坂東武者の世を作る。そのてっぺんには北条がいる。」
その夢の道は、暗い修羅の道でした。
(ここまで書いたら、力尽き寝てしまいました。モーニン! だけど今日は夫殿も休みだけれど、平日。ゴミ捨てには行かなくちゃね。)
次に印象深かったのは、比企能員の妻の道とせつとの別れのシーン。
「愚かな母を許して」
あの短い慌ただしい別れの時間では、もうこれに尽きると思いました。
いろいろな意味が全部この一言に込められたと思います。
比企能員と妻は、政子が頼朝に嫁いで北条が源氏の親戚になった事で上手い事やったと思い、負けてなるものかと頑張って来たのですよね~。時には同じ手を使い、二人でコツコツとやってきたのです。
あと1歩。
だけどその時、仁義なき戦いに負けてしまいました。
比企と北条の戦いは、ある意味女たちの戦いでもありました。
負けてしまった女の最後の一言。でもそれは母としての言葉で、胸が熱くなりました。
また・・・「あっ、そうか。」と思ったシーン。
政子が言いました。
「一幡は無事なのですね。」
義時はそれに「行方知れずという事にしておきましょう。」
「それが一番、良かったのですね。」
セリフはいつも不正確ですみません。
この時、私は一瞬、政子はすべてを悟って、そう言ったのだと思ってしまったのです。でも行方知れずの一幡は、義時がどこかの寺に預けて、一幡としては育てないのだと思ったのかも知れません。
無事とも、死んでしまったとも言わない義時、「上手い事を言うなぁ。」と感心してしまいました。が、怖い。
比企能員の殺害シーンや、善児の弟子トウのデビューとか(みんな殺戮のシーンじゃん。)の盛り上がりそうなシーンは、他の方にお任せです。
で、諦めの悪い男、頼家が目覚めます。
すべてが終わってメデタシメデタシになったところで・・・!
頼家がここでは死なないって知ってたけれど(歴史ドラマなので)、それでも心がざわめきました。
あー、やだ。あー、やだ。あー、やだ。
と言いながら、今回は終わってしまいました。
あっ、そう言えばさ・・・・・って、やっぱり話はつきそうもないので、また次回に~!!