『おじいちゃんは25歳』のHPは→ここです。
ほぼ八夜連続放送、「おじいちゃんは25歳」は深夜11時45分スタートで、録画機能を持っている機器を何もない珍しい我が家は、タイムリーで見るしかありませんでした。深夜に起きているのはいつもの事ですが、深夜に夫が寝た後にテレビは見ませんよ、いつもなら。
でも藤原竜也君が主演なら「いつも」は通用しませんて・・・ホホホ。
夜な夜なヘッドホン使用で見ていました。
この「おじいちゃんは25歳」は本当に面白かったです。お久しぶりの連続ドラマが、深夜であっても上質なもので良かったなと、ご贔屓筋としてはホッとしてしまいました。
だけど、このドラマ最初のほんのちょっとだけは違和感があったのです。何がってシナリオがおかしくないのかなと言う違和感。だって、おじいちゃん事、稔さんは戸籍年齢が71でも、実際は25歳なわけで、でも落ち着きすぎてるって言うか、ジジ臭い・・・おやっ?
だからはじめはおじいちゃんと言う若者と息子と言う名のおじさんの話かと思っていたので、多少の肩透かし感がありました。でも、それは最初の数分。なんて言うかガンガン引き込まれていってしまいました。なんと言っても相方さんが高橋克実ですからね。演技に説得力があるのです。
このお話は理屈に合わない事は納得できないと言う石頭の方には、見ることは出来ません。
なんと言っても、最初からあんな軽装で雪山に出掛ける事に「なんじゃらほい」と思ってしまいますよ。しかも46年凍っていて、なぜか解凍できてしまうのですよ。その解凍代が500万。高額医療費は適用にならないのとか特別な何かはないわけとか、いろいろ考えてもいけないのですよ。
って、石頭は、私ですか~!?
でもこの稔おじいちゃんは、25歳にして6歳の子供の父だった訳で、若くして独立していたのですよ。しかも今時の出来ちゃった婚などではなく、夫としても父としても自覚があったのです。自分を持っていたのですね。ゆえにカッコ良いのです。また、似合うんだな、そういう男が、たっちゃんは。
このドラマは良く出来ていて、同い年の孫まで登場してくるのですが、その秘密がバレルまでは、引きこもりとして扱われています。時代の比較と言うのが、さりげなくされているのですね。「昭和がやってきた」みたいなことが何処かに書いてあったように思うのですが、まさにそれ。昭和信仰が、そこにはあったように思います。男が男だった時代。親父が親父だった時代。その時代ををそのまま持った男が現代にやってきた面白さがありましたね。
HPの「はじめに」のところを、よく読むと、言葉は違いますがもっと丁寧にドラマの趣旨が書いてありました。
そこには「笑って笑って最後にほろりと泣かせる日本版シチュエーションコメディを追求した新しいタイプの連続ドラマです。」とあるのですが、私はしっかりその罠にはまって、毎晩、笑って笑って、最後に泣いていました。
特に最終回の紀彦のセリフには泣かされます。
このドラマは全国区ではなくて、製作者サイドとしては順次地方でもやっていくのだそうですね。もしくは既にDVDが発売決定なので、それで見て欲しいところなのかもしれません。なので、ネタばれは止めておきますね。とか言いながら、HPには凄く詳しいあらすじ付です。でもでも、最終回のラストのラストは書いていない。
そのシーンは笑っちゃうけれど、凄く素敵です。
「終わり」っていう感じが、ちゃんとするのですが、続編希望です。
また会いたいです、栗原家と稔おじいちゃんに。
おじいちゃんは25歳 DVD-BOX | |
藤原竜也,大東俊介,倉科カナ,入江甚儀,菊池桃子 | |
TCエンタテインメント |
最終回、泣いて笑って、ラストカットまで気持ちよかったです♪
ご贔屓筋、という言い方、素敵ですね。
コピーが「ややSFな下町解凍コメディ」でしたね。ありえない展開なのに、納得させられてしまう物語展開でしたね。それって、最後に「ほろり」と言う部分効いていたのだと思います。加えて皆さんの演技力。ゲストも豪華でしたね。
毎晩楽しかったです。
>年齢では若い3人の側なのに、お芝居ではしっかり石橋さんの兄貴分に見える
これって、王様のブランチで高橋さんが言っていましたが、若いのにおじいちゃんが出来るのは竜也君ならではと言う感じがしてしまいますね。
>最終回、泣いて笑って、ラストカットまで気持ちよかったです♪
本当に!!
>ご贔屓筋、という言い方、素敵ですね。
ありがとうございます。「黙阿弥オペラ」の影響ですね、きっと(笑)