姉の蝶子さんとは毎朝と言っていいくらい電話タイムを持っています。話題は多岐にわたっているのですが、ドラマの感想を言い合ったりするのも楽しい時間です。
それで、この「トッケビ〜君がくれた愛しい日々〜」の感想を言い合いたいので、見てみてと勧められていました。
何度もさりげなく書いているのですが、私は韓流ドラマに偏見はないです。ただラブコメ、もしくはまじめな恋愛ドラマが全体的に苦手なんです。もちろん今でもまったく見ないわけではありませんし、以前はちょっと見ていたことがあるんです。
「天国の階段」とか「悲しき恋歌」とかね。
だけど「失明」「記憶喪失」「白血病」「すれ違い」、なんかこのパーツで成り立っているようで。
これって、昔の少女漫画みたいですものね。
これらは凄く好きな作品でしたが、この二作品で、もう良いかな~と言う気分になりました。所謂「卒業」と言うやつですね。
すると姉が、「トッケビって言うのは鬼の事よ。ファンタジーなのよ。」と言ったのです。
ファンタジーなんだ~。だったら見てみようかなと、そんな気持ちになって見始めたと言うわけなのですね。
だけどこの感想を書きはじめるにあたって、少々タイミングが悪いかなと思ってしまいました。
あの土下座像の不愉快なニュースが流れて来たばかりだからです。
近所の人が、「あの国、滅びちゃえばいいのに。」などと呆れた事にマックス過激な事を言うのですよ。もちろん私だって、あの少女像からしていつも不愉快に思ってはいるのです。だけど1を数えて10まで同じと思う事は間違いだと思っているのです。
またその国の嫌いが高じて、韓流ドラマにアレルギーを持っている方もいると思います。
今はドラマの感想の記事なので、「滅びちゃえば良いのに。」と言った人への、私が言った事や思った感想、また韓流ドラマアレルギーの方への私からのメッセージは無しです。だけどそのようなアレルギーの方は、タイトルの辺りで退散しているのかもしれませんね。
だいたい我が夫殿さえも、韓流のリメイクサスペンスなんかは見る癖に、私が、買い物帰りの車の中で
「早く帰って、あの韓流ドラマの続きを見なくっちゃ。」と言いましたら
「げげっ、韓流ドラマ !!」などと言うのです。
この先に続く言葉が想像できたので
「何か、×ツの穴のちっちゃい事をおっしゃらないでくださいね。」と上品なのか下品なのか分からない言葉で、その先の言葉を食い止めると
「あああ、とうとう我が家のおばちゃんも~・・・・。」などと・・・(うるさいヤイ)
いや、まだその時はまったく嵌ってはいなかったのですが、「トッケビ」以降、続けて韓国ドラマを見ています。
と、ちっともドラマの感想に行きませんが、ここまでの前置きは、私のブログには必要であるような気もするのです。
それでやっとその感想ですが、確かにファンタジーでした。そしてこれが引き金となって、続けて韓国ドラマを見始めるきっかけになると言うのも、「分かるよ。」と言っていただける人も多いのではないかと思います。
全16話、楽しい時間でした。
またこのドラマを見ていて韓流ドラマが女性の心を鷲掴みする秘密のようなものが、ちょっとだけ「これではないか」と推理出来るものがありました。
例えば映像が素敵なんですね。まるでイケメン俳優さんたちのプロモーション映像のようです。しかも繰り返しが多い。アマゾンのレビューにも15分ぐらいずつ飛ばしたと言うものがあったように思います。私も飛ばそうかなと思う時もありましたが、やはり綺麗な絵だったので、ちゃんと見ていましたね。
日本でも韓国ドラマのリメイクは、近頃多いとは思いますが、これをある種の表現技法と捉えるなら、同じ技法を日本で遣ったら、これは日本のドラママニアには許してはもらえない技法だと思います。この国のドラマゆえの許容ではないかと思います。
前置きが長かったので、少々、具体的なシーンをあげての感想を「その2」で書いていきたいと思います。
ただ、これを見続けた弊害としては、見終わった後、頭の中で「ケッ」とか「オウ」とか言う言葉の音が鳴り響くことです。英語圏の映画を見ていても、そんな事が起きないのは、ハングルの言葉に慣れていないからかなと思いました。
ちょっとハングル、初歩あたりだけでも勉強しようかなと、今思っている所です。
そしてまた、秋のカナダ、ケベックに行ってみたくなりました。(いけないけれどね(^_^;)
と言うわけで、「その2」に続きます。