森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

篤姫「斉彬の密命」

2008-05-05 10:18:25 | ドラマ (大河)
 先週の最後に起きた大地震のために婚礼は白紙に戻ってしまいますが、ようやく先が見えてきました。


 今週、心に残った順に感想を記していきたいと思います。

江戸城入城前夜、江戸の母が篤姫と会い、そのマスクを取り素顔を見せてくれた所にちょっとウルウルモードが入ってしまいました。江戸の母、英姫にとって篤姫は忘れられない「娘」になったと思います。篤姫がいたからこそ、斉彬とも再び心通わせることも出来たのですものね。

マスクを取った母に、お美しいと声をかける篤姫。そなたと向き合いたかったと言う母でしたが、
「もっと早くにそうであったら」と言う篤姫でしたが
「今日でなければ・・」と、今日までその一歩が踏み出せなかった英姫でした。でも、私は思いました。この母は、養女になった姫に、自分の顔を覚えていてもらいたかったのではと。


 その篤姫は、どんどん綺麗になっていくなぁと思いました。

印象に残った順と言うと、もっと後ろなのですが、
「待っている間が、自分を鍛えている。」

なかなか婚礼の先が見えず、二年の月日が過ぎてしまった事に
―このような試練こそ将来の苦難に備えた自己鍛錬になる、と前向きにとらえる篤姫―

そのような、篤姫の内面が彼女を磨いて美しくしているのだと思ってしまいました。


江戸の母の次に印象深かったのは、実は篤姫が江戸城に向かう出立のシーンでした。薩摩での生家を出て行ったときと重なってしまいました。篤姫が次に斉彬と会うことがあっても上座です。
この人には二度も同じことが繰り返され、その道を歩いて行ったのかと思うと、揺れていく籠は非常に重く感じました。


もちろん次は尚五郎青春物語婚礼編です。
良かったですね。二人で香をやっていた仲睦まじさは微笑ましかったです。


篤姫兄は岡田義徳君がやっていなかったら、情けなくって嫌いになってしまうキャラなんですが、どうも彼が演じていると仕方がないわネエどまりです。でも、篤姫の実家に未来はあるのかと思えて心配になってしまいますね。


「篤姫」は細かいところが気になるドラマですね。
西郷どんは、素晴らしいお道具にたくさん触れて、彼自身も磨かれたような気がしました。




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