「ねえねえ、あなた。世間ではGWでみんなワイワイと出掛けているのに、私もどっか連れてってー!!!」
な~んて会話、我が家ではかなりの期間したことないです。
行きたい時は勝手に行くのだ。
だって夫とは趣味が違うんですもの。
だけど結婚する前、それから結婚した直後は、一緒に美術館とかお芝居とか観に行ったんですよ。だから昔は可愛らしく〈か、どうかはわからないけれど〉「ねえねえ、ねえねえ」って言っていたんです。
でもある日、彼は言ったんです。
そ~言うの、まったく興味ないんだって・・・・。
ガーン。
だったらさあ、結婚する前に言ってよねって思いませんか。
だって趣味が同じ人と連れ添うのが幸せっていうじゃないですか。要するに結婚する前は合わせていてくれていたんですよね。だけどそれ迷惑だって。
釣った魚に餌はいらないって言うけれど、要するに疑似餌だったんですよ。まったく~。
釣られちゃったじゃないか~~。
それで私はある時から、自分の好きなことは彼を巻き込まずに一人で行ってさし上げることにしたんです。←上から
それって意外と快適です。お互いにストレスなし。
「今週の週末、出掛けるね。」
「o.k」
「ついでに言うと、駅まで送ってくれると助かるな。」
「おいおいおいおいおい」とか言いながら、余程じゃない限りNOって言われないな。
なんかフツーの事を言ってるなと思っているかもしれませんが、このフツ―の事をフツーに出来るようにしておきたほうが良いと思いますよ。それは旦那さんのリタイア後に明暗を分けますから。何事にも初まりと訓練は必要なのではと思います。
と、久しぶりの長い前置きはさておいて、5月3日の日は一つ前の記事で三菱一号館美術館にて「ザ・ビューティフル」を観てきたと書きましたが、ここには連休の混雑を避け朝イチで来たので、12時にはそこから退出しました。
その後のなんとなくの予定では、東京駅大丸のイノダコーヒーに行って軽い軽食と美味しいコーヒーを飲み、東京駅内を散策して疲れないうちに帰るというものでした。
ところが美術館を出てちょっとだけ歩いた所に、赤い2階建てのオープンバスが何台も停まっていたのです。東京の街を散策しているとたまに見かけるあのバスはいったいどこから乗るんだろうと、前からちょっと思っていたのでした。
予約とかなくても乗れるのかしらと確認してみようということになりました。
あっ、そうそう。今更な感じですが、今回は独りではありません。姉が私の相棒です。
チケットはそのバスが停まっている前の三菱ビル内もしくはバスの前に立っているガイドさんから買えることが分かりました〈バスの種類による〉
コースは三種類あります。
興味のある方はこちらを御覧ください。→スカイバス
私達はお腹もペコペコだったので、
「今なら、あれに乗れます。」というのは避けて、時間的に調度よいものを選びました。
12時40分からの東京タワー、レインボーブリッジコースです。それは既にほとんど埋まっていて一番前の席しか空いていませんでした。
「何が不都合なんですか?」と聞くと
「屋根があるので、お空が直接見えないんです。」とのお返事。
なんかあまり意味もわからないので、まあいいかとチケットを購入し、急いで並びのレストランで昼食を頂きました。
間に合わせのような感覚で入ったレストランでしたが、そら豆のリングイネは美味しかったです。そら豆って今が旬で美味しいですよね。実は帰りに買って翌日の夕食に我が家のテーブルにも並んだのですよ。
以下は東京お気楽バスドライブツアーを画像とともにお楽しみください・・・なんちゃって。
しかも画像が・・・
これは天変地異の前触れの空か・・・じゃなくて前のガラス越しに取ってるからです。〈そういうことだったのかとこの時に思いましたが、そこしか空いてなかったので仕方がないことですね。〉
近づいて来ました。
すぐ横。
そして遠ざかる東京タワー。
なんだか私、最近美術館と東京タワーセットだな。〈東京シティビュー・森タワー展望台〉
次はレインボーブリッジを走ります。
もしかしたらこの上を走るのって、私初めてかも。
一番前ってこのバス的にはちょっとつまらなかったかもって思っていたのですが、高速に乗る時、そんな気持ちは払拭されてしまいました。なんたって高さがあるので脇の道路が見えないんですよね。カーブなどで曲がる時は海に飛び出す感じで、坂を一気に走り下りる時は、まるでアトラクションの一番前に乗っているみたいになるんです。もちろん長さもスピードもないですよ。でもそれなりの「うひゃ~」があって、二度美味しいと思いました。
(゜_゜) うーん。窓が・・・。この窓のブルーには途中で気がついたのですが、姉が
「いいじゃない。前の席から目線の画像なんだから。」と言いました。
そりゃそうだな。
ありのままで~♪
いや、別に歌わなかったけれどね。
あっという間に通りぬけ・・・
銀座に。
途中でシャッター切らなかったけれど、築地や新歌舞伎座、一段高い所から見学できて楽しかったです。
築地市場や新歌舞伎座はまたいつの日か行ってみたいところです。
そしてあっという間に戻ってきました。
所要時間、ほぼ50分。
お値段は1800円です。
なんでこの画像を小さく載せたのかというと、カメラを向けた時にたまたま真横に同じバスが並んでしまったのです。角度によってほとんどの方の顔は分かりません。ただお一人だけしっかりとフレーム内に収まってしまう方がいらしたのですね。ところがその方、すごくいろいろな事が分かっている方なんだと思いました。私がカメラを向けていた時に、バスが並んでしまったのです。お隣のことなど意識できません。だけどその方は、しっかりと自衛してお顔を隠してくれていたのです。だから加工しなくてもいいのですが、なんかその方の気持ちを思うと申し訳なくて、大きく載せてはいけないような気持ちになりました。
逆のことが実はあったのです。
東銀座か何かの交差点にてバスは信号待ち。
暑いし、ぼんやりしていました。その時ハッと気がついたのですが、カメラがこちらを向いていて、既に撮り終わった後だったのです。
「しまったわ。ぼーっとした顔をしてたわ。」と言うと、
「バスを撮ってるんだから良いじゃん。」
「でもこんな風に先頭に座っていたら、バスを撮っていても一緒に写り込んじゃうじゃない。止まった時なんかきりりとした顔をしてなくちゃ。」
そうです。このようなバスはカメラオヤジ様たちの良い被写体です。
撮りたいのはバスでも載ってる人も写ってしまう場合もありせいぜい後ろ・横の姿もしくは点描程度と気を付けなることもお忘れなくと、私は思います。
それは自戒も込めて。
その後は予定通りイノダに行って姉とおやつ&おしゃべりタイムで楽しいひと時を過ごしました。
その後、姉は東京駅構内の駅弁屋祭に行って夕食GETです。
私もそれも良いなあと思ったのですが、多分家の住人はお昼もお弁当だったと思うので今回は止めて地元で夕食食材を買い求めて帰りました。
楽しい充実した一日でした。
※ ※ ※
夜ご飯の時に、どうもお昼のお弁当が不味かったらしくお腹を空かしたラッタ青年が夕食を楽しみにしていました。
「いいじゃない。夜はこうしてお母さんが美味しい夕食を作ってあげたんだから。」
「・・・・・」
「・・・・・、なんかその言い方には違和感バリバリだぞ。作ったとは言わないだろう、これ。」
「うるさいな。じゃあ言い直しますよ。『お母さんが用意しました。』はい、これでいいんでしょ。」
でもサラダ作ったし、味噌汁作ったし、さつま揚げは温めたし、いいじゃんねえ、作ったと言っても。
たとえメインがお刺身であっても。
※ ※ ※
お片づけ頑張ってます。
応援お願いいたします。
今回のGWは夜の夜景ツアーに参加しましたけど
この昼のメインの場所を2階建てバス屋根なしで回るのって楽しいですよね♪
高速道路がスリル満点だったでしょう(笑)
お姉さんと一緒もまた楽しそうでいいな~♪
お姉ちゃんの手が邪魔って笑っちゃった(笑)
そうなんですよね~、このバス、高速道路でプラスの楽しみがあるんですよね。
結構なスリルがありましたよ〈笑〉
夜のツアーも素敵でしたね。
今度私もチャレンジしようと思いました。
つづきの記事、読みました。
また訪問させていただきますね。
姉は、私の大切な「相棒」です^^