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森の中の一本の木

想いを過去に飛ばしながら、今を見つめて明日を探しています。とりあえず今日はスマイル
  

全駅停車〔銀河鉄道999〕

2010-08-14 13:40:01 | テレビ・ラジオ
9日から13日までNHKBs2で5夜連続で遣っていた、「銀河鉄道999」の特集は、本当にワクワクしました。
wakuwaku♪3は、ちょっとだけその「銀河鉄道999」のお話。

私も好きでしたが、夫は更に松本零士氏のファンでコミックも揃っていましたから、夫婦でファンだった訳です。そう言えば、私と夫にはあまり共通の趣味もないのですが、そんなところは同じで、話があったのかもですね。・・・昔は・・・。

この5夜のうちに、ラッタ君が用があって、実家にショートスティをしているので、その間に一人で遊びに行きました。夜は彼と二人でその「999」を見ていました。そこに、姉の子供が帰ってきたので、「『999』遣っているよ。」と声をかけましたら、
「それは僕が生まれる前にブームは去っていたと言う感じのものだからいいや。」と言うのです。

成る程とも思いましたが、アニメと原作の違いを語り、毎夜それを楽しみにしているラッタ君との温度差はなんだろうと思いました。それこそは親の温度差の違いだったのかもしれませんね。
ラッタ君は家の本箱にその原作が並び
「いい漫画だよ。」と親に言われていたので、いつの間にか読んでいたのですね。

ちなみにルート君は、「『銀河鉄道999』の一気見は辛いだろ。一つ一つが考えさせられるものばっかしだし。」と最初だけしか見ませんでした。

このアニメは1976年12月に漫画連載、78年にアニメ放送を開始とかなり古いのですが、不思議な事にそれを感じさせません。今見ても新しい感覚がするのですね。ゆえにだからこそ名作なのかもしれません。

私は正直な気持ちで言うと、映画版の15歳設定のイケメン鉄郎の方が好きです。メーテルとの関係もその方が切ないですし、何より映画のラストの「さらば、少年の日」と言う言葉がしっくり来るからなんです。
この物語は、見ているものにとっても、実は最初から結論ありきなんだと思います。
機械の体をただでもらいに行くメーテルとの旅。
鉄郎はそのたびの途中で何を見て、誰と出会い、私たちが思っている結論にどうたどり着いていくのだろうと、見守ってしまう楽しさがあると思います。

最近上川隆也さんが、私のワクワクの中に頻繁に現れます。この番組のゲストだった彼は、メーテルは幻影だと言っていました。少年の日の憧れと幻。
ちなみに時間城のお話や、ガラスのクレアのお話は結構泣けます。いや、いいお話がいっぱいあって、どれっていえません。楽しくて、過去にも気持ちが揺れた5日間でした。

HPに松本先生のメッセージなどが載っています。→ここです。

そうだった。4夜目に松本零士先生の超ロングインタビューがあったのですが、先生の仕事場って凄い!!
本やら資料やらが樹氷のようにニョキニョキと・・・

ああ、その資料は、その山の一番下、って言われても絶対に取れっこないですよ~。

すみません。思わず妙なところで反応してしまいましたが、自宅で仕事の宿命かと思うと、実は共感してホッとしていたりもしたのです。




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松本零士
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銀河鉄道999 6冊セット 13巻~18巻
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