今日の「関が原」はいかがでしたか。私にとっては、大満足の関が原でしたが・・・
最初、吃驚しましたね。ナレーターのおじさんが出てきて解説していました。このやり方って、昔の大河で何かありましたよね。なんだっけなぁ、思い出せませんが、鈴木アナとかがやっていたのではなかったかしら。う~ン、勘違いかなあ。まぁ、いいや。とにかく丁寧に解説してくれました。
解りやすかったです。ホームページの解説もわかりやすいですね。
しかし、こんな戦場でも「千代が、千代が、」と妻の名前が飛び交うのはさすが「功名が辻」だなと思いつつ、やりすぎだぜ、もう庇ってやんないと、ふと思ってしまった私でした。
六平太は暗躍して一豊を守っていましたね。打って出ない一豊に説得しに行ったり、悩む小早川の後押ししたりで、何気に一番働いていたのではないですか。徳川勝利に導いたのは六平太だったりして。
とにかく六平太、無事で何よりでした。
過激少年ラッタ君から言わせれば、千代のお言葉、もしくは他の誰かの説得がなければ打って出なかった彼は情けない事限りないわけです。「かずとよくん」、なんだか四こま漫画のキャラでいけそうです。
ただ、戦場で闘っている一豊はかっこよかったですよ。かっこ良いのか悪いのか、今ひとつはっきりしない一豊ですが、戦が終わって引き上げていく所は良かったですね。
―そんなにうな垂れていると、落ち武者のようだ―みたいな事を家来に言われましたが
―勝っても、寂しい。屍を踏まずに歩け。― と言う一豊は、やっぱり素敵な人だと思います。
それから、三成敗走のシーンは、絵的に良かったです。ぐっと来ました。
「なぜだ、義は我らの側にあったのに。」
このことを書くと、先週の続きになってしまうので、そこはさておき、そのほかにぐっと来たのは淀の涙のシーンでした。子供のように三成の名前を呼びながら泣きじゃくる淀。敵の陣地のような城の中で、唯一の味方であった三成。(他に変な尼さんもいましたが) 淀にとっては三成は父であり心の夫でしたね、たぶんですが。
その飾らない少女のような嘆き方を見て、私は思わず泣いてしまいました。
三成はなぜあっさりと捕まったのか。それは次週明らかになる―と引っ張っていましたが、そう言われると気になってしまいますね。
今日の千代はほとんど出番なしでしたが、こんな時妻は何も出来ないで、ただ祈るのみですよね。
今日は「関が原」があったり、本能寺があったりで夜忙しくはなかったですか。「信長の棺」もおもしろかったですね。 歴史ミステリーとしても見応えがありました。もう一つ記事を書こうかとも思いましたが、深夜になってしまったので、ここで一緒に一言失礼します。 作家の魂―最後に感じた感想はそれでした。
いずれにしても、秀吉の最後はろくでもないものでしたね。
きっと皆さんほっとされてるだろうな、なんてことまで思いながら見ていました。
あそこまで勝利の条件が揃っていたのに、敗北した三成が哀れになりました。
>「なぜだ、義は我らの側にあったのに。」
と言っていたんですね。
ここで犬と娘がうるさくて聞こえませんでした。
ただ、あんなに立派な兜をつけていた三成が、兜なしで敗走する姿が、
ああ、負けるということはこういうことなのか、と目で感じ取る事が出来ました。
関が原の陣中で、千代が・・・の台詞が出てくるのは流石に、はい、あまり必要性を感じませんでしたね。
これがこのドラマのテーマでもあるのだから仕方がないか、と思いました。
流石に今回は、合戦のシーンをきっちりとやってくれましたね。。。
関ヶ原までカットでは、かなりヘコみそうですが・・・^^;
三成の敗走シーンは、本当に切ないものがありましたね。
『正義』をかざした筈なのに、敗者になってしまう現実の厳しさ。
何とも報われないものがありましたね。
淀の号泣と、それを眺める秀頼の姿。果たして何を意味しているのか、気になる所ですね!
あの驚愕ぶりに勝利を確信していたのが良く分かりました。
義が必ずしも勝利するとは限らないことを分からない(彼の辞書にはないのでしょうね~)のはやっぱり三成の最大の弱点ですね~。
鎧兜を脱ぎ捨てて、家臣とも別れて敗走する姿が気の毒でなりません。
敗走しながらもきっと「なぜだ?」が頭の中を渦巻いていたのでは?
一豊は こうと決めたら迷い無くかっこいいけど、そうなるまでが 何事も長いですねー。
私も続けて「信長の棺」見ましたー。おもしろかったです。頭入れ替えて 「関ヶ原」書くのが少し大変でした(笑)
彼の活躍の源泉は何なのでしょうか。。
甲冑を着けながら、南宮山麓の一豊の陣へ行ったり、かと思えば、松尾山頂の小早川秀秋の陣へ行ったりと。
もっと言えば、千代に西軍の内部情報を与え、間接的に一豊、家康へと情報を提供したのも六平太ですから。
三成については、これは僕たち後世の人間は「歴史」を知ってますから、いろいろと考えることはできますが、三成当人にとっては「人の心」云々よりも「義」に重きを置いたのでしょうね。
私にとって歴史上の人物で謎で興味深い人物が石田三成です。到底、実現できなさそうな「義」をかざし(具体的な政策が三成にあったと思えない)、それでもって自軍の勝利を疑わなかったのは戦国武将としては稀有な人物と言えると思います。抽象論に固執し、見返りを求めず、また他人にもそれを強要する姿勢が理解されない事に気づけなかったのは気の毒としか思えません。もう少し、師匠・秀吉の人たらし術を会得してれば・・・。ちょっと残念です。
>さくらこ様
私も合戦シーンの所では、同じことを考えていましたよ(笑) みんな、とりあえずは満足したかなあって。
三成の敗走シーンは胸が痛かったですね。意外な撮り方で印象深かったです。あまり、見ないシーンですよね。
「千代」の名前を言うのは仕方がないとして、あの場所でいうのは無理があると思いましたよ~。いくら、二人は離れていてもセット販売と思っても、不自然に感じたシーンでした。毎度の事ですかね。
>りっきー様
合戦シーンのほかにも、いろいろと気に成るシーンがありましたよね。見つめる秀頼に繋がるエピソードは今後あるのでしょうか。残りの回数を思うと、難しい所だと思うのですが、淀の号泣のわけは次回に繋がっていくみたいですね。聞かなくても分かっていることかもしれないですが
三成の「正義」。う~ん、難しいですよね。言葉だけが走ってしまっている正義のような気がします。
次回は、その最後。見届けたいですね。
>ミチ様
数の上では、勝利間違いなしでもあったわけですから、そう思うのも無理ないですよね。ただ、どんな数を持っているかと言うのがポイントだったのに、それにも気付く事はなかった三成は、おのれの頭の良さにおぼれた人だと思うのです。「義」と言う心の部分出感じるものも、頭で考えた「義」の旗を振りかざして
しまったところに敗因はあったかもしれないですね。
でも、なんだか最後までそれを貫きそうな彼で、次回も見逃せませんね。
>おりょう様
「信長の棺」、良かったですよね。カメラワークも新鮮で、内容も面白かったです。ただ、「功名が辻」の本能寺に慣れてしまったのか、松岡信長の戦い方がシンプルであっさり見えてしまったのが悲しかったです。「功名が辻」の本能寺が奇抜なのに、ねえ。
一豊のすばやくない決断力には、何時まで経ってもこちらもなれずにいらいらしてしまいます(笑)でも、確かに彼のかっこよさは優しさにあるので許してあげましょう
>劇団たぬき様
六平太の活躍は面白かったですね。彼のような存在はドラマ的には便利に使えるキャラで、今回はおいしい所を全部持っていってしまったような気もしてしまいますね。
>彼の活躍の源泉は何なのでしょうか。。
それは、千代への「愛」かと。。。。
>琉河岬様
三成は今の政治の世界で言ったら、官僚タイプの典型だったのかも知れませんね。旗振りかざすインパクトの強い政治家のもとで、実質的な業務を行うのは、きっと得意中の得意で、力も持っていったと思うのですが、自分で旗を振っても、人心を掴む事ができなかったのが、彼の悲劇なのかと思うのです。
頭脳明晰なのは一つの個性でしかない。彼を見ているとそう思えてなりません。
関ヶ原の白黒を付けたのは,なにげに六平太だったのでは…と思わざるを得なかった今回の功名が辻でした
敵味方問わず,あれだけあちこち入り込める能力があるのなら,ちょちょいと光成を暗殺することだってできるのに…
六平太、大活躍でしたね。千代たちが歴史の大舞台にありえない形で絡んでしまうのが「功名が辻」の摩訶不思議な所ですが、今回静かにしているなぁと思ったら、六平太が、その役をしていましたね。
でも、彼って忍びだから、なんでもアリって感じで許せてしまうのが不思議です。それでも、三成暗殺したら許してあげないぞ~(笑)