「いだてん」って、私にとっては本当に感想と言うものが書きづらいドラマなんです。なぜかと言うと細かい所まで洩れなくぎゅうぎゅうと詰まってるんですよね。
だから印象深かった順に書いて行く事にします。
岸清一体育協会会長の退場はしみじみと悲しく思いました。
最後の紀行ででしたっけ。本物の彼の写真が出てきた時、私は吃驚しました。
うわぁ、岩松了さんにそっくりじゃないですか。あっ、岩松了さんが岸さんにそっくりと言うべきなのでしょうか。
私、この写真をじぃぃと見てしまいました。確かに片方だけ二重。クドカン、何でこんな細かいところを見ているのでしょうね^^
そして今回のラストで嘉納先生が !!
予告編でしっかり登場して活躍しているので、まだまだ平気だと思うのですが、やはりどんなに熱い想いがあったとしても、人の命には限りがあるのです。
岸会長は、オリンピック誘致の結果を見る事は叶わなかったと思いますが、天皇に拝謁出来て良かったですね。
次に印象が深かったのはー。
このドラマ、語り手の志ん生一家の物語を語って行くのはもちろんの事ですが、もうひとり何気にひとりの青年の「家族の歴史」を語っているんですね。それもさりげなく。
そう言えば五りんって、本当の名前は何だっけ ?
関東大震災は1923年。ロス五輪は1932年。岸会長逝去は1933年。
シマの娘は今何歳?
新しく登場してきた四三の弟子小松勝はどんなふうに関わっていくのか、気になりますね。
そしてまぁちゃんの結婚。
三番手でゴメンね~。
Bar「ローズ」のママさんの占いは、本当に当たるのですね。
「両方とも結ばれない」の逆は「両方と結ばれる」
本来なら、この逆というものは無い。だけどクドカンワールドならあるのです。
この菊枝さんは社長令嬢であり、まぁちゃんの「あれあれあれ」に応えてくれる人。
良い人を貰ったよね~。
いや、別に社長令嬢だから良いと言うわけではないけれどね、それでもいわゆる逆玉。
やっぱりそこはちょっとだけ反応しちゃうって、やはり私が俗物って事なのね(^_^;)
でもまぁちゃんは、写真の人が彼女だとは知らないでそこは目もくれなかったわけ。
それからまぁちゃんの「やれば出来るじゃん。」と皆に褒められた写真集「日本」、凄く気になりましたが、流石にこれは検索しても出てきませんでした。ちょっと見たい気もしますよね。それにメチャクチャ楽しそうに書いていた回顧録も出てきません。
クドカンが書いていると言う事は、きっと本当のあった出来事だと思うのです。
凄いですよね。どれだけこれを調べて書いているのだろうかと思うと、オリンピックを呼んだ男たち以外のロマンを感じます。
他には桐谷さんが久しぶりに出て来て嬉しかったとか、永山さんの野口はあまり歳を取らないよなとかあるのですが、もうこの辺で・・・・・って、大事な人を忘れていました。
前畑さーん !
東京市長の永田のズケズケトした物言いに、夫殿は素直に腹を立てていましたが、あれがあったから彼女は引退せずに次も頑張れたのですよね。
まさか彼女の父と母が夢枕に立って「途中であきらめるな」などと言うとは思わずに、なんだか楽しい展開でした。
次回も楽しみです。