※ 画像は記事とは全く関係はありません。昨日は中秋の名月で、昼間は曇っていたにもかかわらず、夜には雲もまったくなく月が輝いていました。それで私もスマホで撮ってみました。どんどんなくなっていく森の片隅で、こっそり生きる狸の親子も、町がねぐらの猫たちも、今日はなんだか月が明るいなと空を見上げたかもしれませんね。
と、そんなメルヘンチックな書き出しですが、これから書くのはシリアルキラーとの攻防のサスペンスドラマ「ボイス2」の感想です(^_^;)
「ボイス1」のチャン・ヒョクは降板して、イ・ハナのパートナーになっていくのはイ・ジヌクです。
そのイ・ジヌク演じる、出動チーム長のト・ガンウ自体がサイコパスと言われていて、実は父親が猟奇殺人の犯人で大きなトラウマと闘っている人でした。そして数年前には相棒を殺されて、その犯人ではないのかと今もって疑われているのでした。
更に秘密はその先にもありそうで・・・・・っていうのが、底辺にあるお話。
韓国ドラマはいたって評価が高いのに、これは珍しく☆の数が少ないなと思ったら、なんと12話まで行ったら「シーズン3につづく」になってしまいました。「1」に比べて評価が低い理由はその点にあるかもと思いましたが、もう一つあるとすれば、日本人少女のミホちゃんと言う、過去のトラウマの幻影の話す日本語が、壊滅的。
「こうすけ、何で痛くした?」
こう書けば普通なんだけれど、イントネーションって、本当に大事なんですね。
これは少女だから、まだ「まあ、仕方がないね。」とスルー出来るのですが、惰性で入っているパラビで「シーズン3」の1話が無料で2話目が無料チケットがあったので、見てみました。以下は少々、その3の感想になってしまうかもしれませんが・・・。
なんと舞台が日本。それは日本ファンのためのサービスなのかも知れませんが、皆韓国の俳優さんで日本語が、悲しいくらいにイントネーションが酷いんです。
お話自体は、このドラマ特有の怖いシリアルキラーのお話で、なかなか面白いんですよ。日本の警察の馬鹿っぽさが悲しかったことはさておいても(^_^;)
韓国の人が見たら、普通に面白いと思うと思うのですが、日本人にとってはせっかくのお話が学芸会のようになってしまっていて、ちょっとだけ「アーア」と思いました。著名な声優さんでなければ、そんなに高額なギャラではないとお聞きしています。出来たら、そこは吹き替えにして欲しかったかなと思ってしまったのでした。(著名な声優さんでもそんなには高額ではないのかも知れませんが、そこのところは不明です。)
さて感想を「2」に戻します。
ガンウは過去のあれこれを抜かして見ると、怯える被害者への説得も上手だし良識ある人にも感じ、本質的には良い刑事にしか思えません。シーズン3の終わりには、良いラストが待っていて欲しいと思わず願ってしまいます。
今回の犯人パン・ジェス役のクォン・ユルは上品な顔立ちで、それで無表情で静かでそれで行動が恐ろしかったりすると、怖さ倍増と言う感じでしたね。
ドラマの始まりに、いろいろな名言のようなものが入ります。
なんか「クリミナル・マインド」みたいだなと思いました。
やはり意識しての作り方なのかなと思ってしまったのでしたが、今回のボイスは、現実の社会での問題に果敢に挑戦していたように感じました。例えば小児性愛の犯罪の量刑や、その被害者の果てしない苦しみとか。
またデートDVと言う、女性への暴行をテーマにしたものなど印象的で心に残りました。
特に
「私は今日花をもらいました」と劇中で紹介されたポーレット・ケリーの詩は心に突き刺されました。
「I got flowers today」で検索して頂けると、諸々と出てくると思いますが、
個人の方のブログで、英語の全文とその方の訳が載っているサイトを見つけたので、ご紹介させていただきます。
この詩を知っただけでも、このドラマは良かったような気がしてしまいました。
ところで、シーズンのラスト、
「えーっ !! どうなっちゃったの ?」と言うところで、シーズンを終わらせてしまうところなど、やっぱり「クリマイ」方式なんじゃないかなと思ってしまいますよね。それで気になり過ぎて、「3」の2話までですが見ちゃったと言うわけなんですね。
だけどその先は言わぬが花と言うところですね。
ジェスは怖いけれど、なんとなく映画の「サイコ」を連想してしまいました。こんな風にあれやこれやと連想させてしまう所が、他の韓国ドラマよりも、若干の星の数が低い理由の一つなのかなと、思ってしまいました。
しかしそうであっても、ガンウの本当の秘密を知らないままにしておくわけにはいきません。
シーズン3をAmazonprimeで見る事が出来る日を、ひたすら待ちたいと思います。
「ボイス2」はAmazonprime他GYAOでも配信中です。
次は何を見ようかな。なかなかラブコメには戻れない私です。
「1」は日本でもリメイクされて、衝撃的な内容でしたね。「2」はまた、斬新なアイデアで、途中で終わってしまってもガンウの真実を知るまでは、止められません(笑)
私は最近韓国ドラマを見始めたので、「3」がララテレビなどで放映されていた事も知らなかったので、今だとレンタルの有料になってしまうのですよ。録画があるなんて羨ましいです^^
美味しそうなお料理が並ぶchocolatさんのブログ。たびたび訪問して影響を受けたいなと思いました。
あまりコメントなんかを残さない私なので、申し訳なく思います。
それでも、またこれからもよろしくお願いいたします。
「ボイス2」私も観ました。
「3」も録画はしてあるのですが、なかなかゆっくり観られなくて・・・
「1」を観た時とっても衝撃で、でもハマってしまって。
見応えのあるドラマでした。